311 リオ五輪金メダリスト金藤さんを招いて (20230818)

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▼2023/7/30に長良川スイミングプラザで2016年リオオリンピック200m平泳ぎ金メダリスト金藤理絵さんのお名前を冠した水泳競技大会「第1回 RIE KANETO Memorial Cup 2023」を開催しました。私は岐阜県水泳連盟副会長という立場から大会副会長を務めました。
▼参加賞の「うちわ」へサインしていただき、金メダルの写真も撮らせていただき、さらには金メダルを首から掛けて金藤さんとツーショットも撮らせてもらうという、なんともミーハーな私ですが、金藤さんは参加選手との写真やサインに、猛暑の中でもニコニコと快く応じてくださるとっても素敵な女性です。
▼また、県主催で7/31には水泳教室が、8/1には講演会が開催されたので、私は講演会へも参加しました。演題は「這い上がる力」。2008年北京オリンピックで女子200m平泳ぎ7位、北島康介選手の2冠2連覇を見て次は金メダルと決意、しかし2012年ロンドンは椎間板ヘルニアに苦しみ代表から落選、そして2016年リオで復活し金メダル。まさに挫折から這い上がって得た金メダルでした。金藤さんは2011年から岐阜県水泳チームの一員でしたので、私はこの間の経緯を承知しています。なので、何度講演を聴いても感激してしまいます。そして今日も大感激でした。強さも弱さも、その時々の心の動きも、すべてを隠さずお話してくださる金藤さんは本当に素晴らしい。 ( 講演の動画(YouTube 岐阜新聞)はこちらからどうぞ )
▼講演会には7/30に終了した世界水泳選手権に出場していた今井月さんも参加されました。この世界選手権では、日本はメダル10個でしたが、残念ながら競泳はメダル2個でした。この結果について様々な報道が為されていますが、そんな報道に接すると私は1996年アトランタ五輪と千葉すず選手を思い出してしまいます。水泳はオリンピックで多くのメダルを取ることを期待していただける数少ない種目の一つですので、1年後のパリ五輪へ向けて良い準備をされ、日本代表チームが一丸となって持てる力のすべてを発揮されるよう、水泳界の一員として心から応援します。


187 岐阜県水泳連盟の副会長へ (20210522)
257 水泳でインターハイ出場を激励 (20220812)
277 屋内50mプール整備を要望 (20221223)

310 農業と教員の働き方改革 [6月議会一般質問] (2023/8/11)

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▼2023/6/20に6月議会一般質問をしました。質問内容は「羽島市の今後の農業」「羽島市の教員の働き方改革」です。4月の選挙で公約に掲げた「経験を生かして 子育てと教育」「本気で 議会改革」「新たな挑戦 持続可能な農業」から、選挙後最初の一般質問として、まずは教育と農業を取り上げました。
▼農業については、羽島市の稲作の現状と課題、稲作の担い手の高齢化への対応など、基本的なことを質問しました。今後、今回の答弁内容や地域の稲作の担い手さんのご意見などを踏まえながら、質問を深めていくつもりです。
▼教育については、岐阜県公立小学校の採用倍率が2年連続で2倍を割っている現状から、今は学校崩壊の瀬戸際にあること、そして国はいよいよその対策に本気で取り組む気配を見せていることなどに触れながら、羽島市の教育改革の進め方について質問しました。
▼質問内容と答弁内容はこちらのPDFファイルからご確認ください。(令5年6月議会の一般質問文と答弁 (PDFファイル) はこちらからどうぞ

南谷きよし の議会一般質問

 

309 地域のお祭り復活 (20230804)

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▼2023/7/29にコロナ禍で中断・縮小していた地域の「夏祭り」がフルバージョンで復活しました。
▼当日朝7時から地域の皆さんと一緒に準備をしました。皆さんの「さあやるぞ」という気合いが満ち溢れたテキパキとした準備作業でした。
▼夕方5時から「夏祭り」が始まり、小中学生の小熊ソーラン(鳴子を使った踊り)、そして地域の方々の太鼓、オカリナ、さらにはベトナムから来ているお嬢さんたちの歌や踊りなど、盛り沢山の催し物でヤグラの周囲は大盛りあがり。ヤグラ周りのテントでも、中学生主体の焼きそばや団子、スイカの販売、そして金魚すくいや射的などのゲームで子ども達も大盛り上がり。
▼最後は、花火の後にヤグラの周りで盆踊り、そしてお楽しみ抽選会でハラハラドキドキして解散となりました。
地域の絆を感じながら「やっぱり地元はいいなー」と思えるとっても良い時間を過ごすことができました。関係者の皆様の御努力のお陰様です。本当にありがとうございました。


308 山県市方式 小規模校守る (20230728)

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▼2023/7/20の岐阜新聞に、山県市の「統廃合せずに学校間連携」という記事がありました。少子化が進む中、多くの市町村では学校を統廃合して学校規模を維持し教育水準を保とうとしていますが、山県市ではあえて統廃合せずに合同授業などの連携を深めることにより現在の教育水準を維持しようとしています。
▼記事にある伊自良中と美山中の間の移動には、片道でバス乗降を含めて授業1コマ分弱の時間が必要と思われますが、移動しないですむ情報通信技術を活用した両校合同授業なども実施するのでしょう。 ( 山県市立小学校及び中学校適正規模等検討委員会の答申はこちらからどうぞ )
▼一方、恵那市南部(岩村、山岡、明智、串原、上矢作の五地域)では、各地域にある五中学校を統合する計画が進んでいます。2023/2/12の中日新聞によると、恵那市教委の教育長は「子どもたちを多くの考えに触れさせ、社会性を育んでほしいため、大きい学校で生活させたい。一学年に複数の学級がある学校を早くつくりたい」と説明されているようです。 ( 恵那市教委の恵那南地区中学校の再編に関する考えはこちらからどうぞ )
▼少子化が学校教育へ及ぼす影響への対応方法は、それぞれの地域の状況によって変わるのは当然です。どのような対応が最善だったかは、未来から現在を振り返った時にしか分からないのかもしれませんが、その地域、地域で英知を集めてその時に最善と思われる方法を選択したいものです。

 

307 かくれ校則と不登校 (20230721)

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▼2023/7/19にテレビを眺めていたら「かくれ校則」「不登校」という言葉が耳に飛び込んできました。早速ネットで検索したら美濃市教育委員会の不登校対策の紹介だったようです。
▼一言でいうと「小児科医師と学校との連携を深める」なのですが、私が知っているパターンと比較すると、美濃市の取組は一歩も二歩も深い連携の実現を目指すものでした。
▼この取組そのものも素晴らしいのですが、テレビを見ていて私が「そうだ、そうだ、その通り」と思ったことは、「加藤医師は、約1000例の不登校の子どもたちを診てきた経験から、不登校=“だいじょうぶ感”の低下だと捉えている。主な要因は、起立性調節障害や発達特性、知的アンバランスなどの「内的環境」や、家庭や学校などの「外的環境」にあると考えている。とくに外的環境の影響は大きく、例えば、授業中の「全員挙手」の強制や、授業が始まる3分前に勉強を始める「3分前学習」など、学校の中にあるさまざまな非公式のルールを、加藤氏は「かくれ校則」と呼び、これが不登校の最大の要因だと指摘する。」というコメントです。
▼美濃市教委教育長は「現場によっては、自主的な活動でも子どもたちが互いを管理し合うような姿が見られる」「学力を身に付けさせるために、教員が子どもをコントロールする方法を取っていた」「確かに子どもたちの息苦しさにつながっているのではないか」「よかれと思ってやってきた指導が、子どもだけでなく教職員自身も苦しめていることに気づいた」ともコメントされています。
▼詳しくは、東洋経済ONLINEの「美濃市が「医療者と連携」し、市を挙げて不登校対策に取り組み始めた訳 学校の非公式ルール「かくれ校則」も見直す方針」をご覧ください。 ( 記事はこちらからどうぞ )。