2020/02/12開催の市環境審議会を傍聴しました。主に令和3年度から12年度の10年間を対象とする「羽島市環境基本計画」を審議する会です。「心安らぐ環境にやさしい はしま ~一人ひとりが行動し、みんなで協力して未来の世代へ引き継ごう~」を望ましい環境像として、基本目標や基本方針が検討されました。どうしても総花的になりやすい基本計画にあって、羽島の将来像、それは恐らくは福祉や教育を強みとする姿だと思われますが、そのような羽島の未来の姿を意識した羽島らしさをどのように表現するかが大きな話題となりました。なお、家庭系ごみの有料化についても、令和3年度以降の実施に向けてこの環境審議会で審議することになりました。ところで、この審議会の会長は年数回会食する私の古くからの友人でした。「羽島市のために頑張れ!」と声を掛けさせていただきました。 ( HP表示回数 13,632 カウント )
「南谷清司」カテゴリーアーカイブ
89 道徳教育「議論する道徳」
2020/02/19岐阜新聞朝刊24面の「岐阜の教育が変わる②『考える道徳を追求』」に私の「議論する道徳」の観点についてのコメントが取り上げられました。学校で扱われる「道徳」が話題になることがよくあります。戦前の「修身」との関連で議論されることも多いようです。しかし、学校の先生方は戦後生まれで戦前の教育については伝聞で知るだけです。当然のことですが、学校現場では法的拘束力のある学習指導要領に従って「道徳」の授業が展開されます。私は、まずは、学習指導要領に何が書かれているのか、今の「道徳」は何を目指しているのか、このことを知ることから議論が始まるべきと思っています。そして最も必要なことは、学校で子どもたちの成長に向けて努力している先生方に、学習指導要領に沿った学校教育を実施するために自ら学ぶ時間を与えることだと思います。現在の学校は、授業の研究をする時間も準備する時間もなく、学習指導要領に沿って授業を充実させたくてもできない勤務環境なのです。 ( HP表示回数 13,425 カウント )
88 人権教室「デートDV」
87 総合教育会議
2020/1/27開催の「市総合教育会議」を傍聴しました。市長と教育委員会教育委員・教育長が教育行政の方向性等について協議調整する会議です。R2~R6を対象期間とする「第二次教育大綱」「令和2年度教育の基本方針」などが協議されました。羽島市の教育の基本理念として、羽島市が目指す姿として①「市民として「ふるさと羽島」に愛着を持ち、地域社会においてともに分かち合う意識と常に地域のまちづくり・人づくりの主体者であるという意識を持つことで、地域力の向上を目指す」、②「市民として新しい文化や価値観を創造しようとする意欲を抱き、挑戦や試みができる行動力を持ち、よりよい地域コミュニティ、持続可能な社会を創り出すことを目指す」を位置づけることが協議されました。他には、特別支援学級、幼保小連係、小学校の英語教育などが話題になりました。それぞれ喫緊の課題で積極的な対応が望まれる分野です。 ( HP表示回数 13,270 カウント )
36 総合教育会議 20190828
86 教員多忙化解消と研修校
2020/01/30岐阜新聞朝刊に、松川元岐阜県教育長の「研修校という制度が現代社会に合っていない。教師の自信と公教育の信頼回復のためには、教師の働き方改革が欠かせない」というコメントが掲載されました。恐らくは、岐阜市の研修校いじめ自殺事案を念頭においた発言なのでしょう。元岐阜県教育次長も全く同じ意見です。2020/01/30中日新聞朝刊(岐阜近郊14面)でも、28日開催第4回岐阜市公教育検討会議における妹尾昌俊委員の指摘として「市内の教育実習校・研修校では、時間外勤務時間が過労死ラインの月80時間を超える教員が小学校で半数近く、中学校で約6割に上る」が紹介されていました。県教委が、全県から将来を嘱望される教員を岐阜市内の研修校に派遣することにより、県内各地域の中堅教員を養成する県教委の研修派遣制度について、その課題を指摘する声が多いようです。
また、妹尾氏は会議で「先生方は視野を広げる時間も無く、疲れてしまっている」「教育的に異議のある活動も、聖域なく見直していく必要がある」とも話されたようですが、仰るとおりです。「子どものためにやってあげよう」という魔法の言葉から「このままで本当に子どものためになるの?」という教育のプロの言葉へ変わらなければ、学校教育の未来は無いような気がします。 ( HP表示回数 13,143 カウント )
70 いじめと実習校 20191226
45 小中教員の研修校 20190923
妹尾氏講演ビデオ「先生が忙しすぎる」 (教職員支援機構)
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