226 旧市役所望楼の倒壊危険性 (12月議会一般質問その3)

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▼羽島市議会12月議会(2021/12/13)で、市役所旧本庁舎にそびえ立つ塔(望楼)の地震による倒壊危険性と、塔が倒壊した場合の竹鼻中学校への影響について一般質問しました。
▼議場がある新庁舎4階から旧本庁舎スロープ東側にそびえ立つ塔(望楼)を眺めていたときに、塔の最上部の窓枠上側にコンクリートが剥がれ落ちて錆びた鉄筋が覗いている部分があることに気付いたのが質問の切っ掛けです。
▼旧本庁舎では、地震があったときには市職員も市民も外へ避難していました。つまりは地震で倒壊する可能性が高いということです。しかし、新庁舎が完成した今は、旧本庁舎周囲へ近づかなければ危険が及ぶことは無いだろうと思っていました。
▼しかし塔(望楼)は高さがあるので、倒壊すると危険が及ぶ範囲は周囲だけでは収まりません。そして、塔最上部の窓枠上部の老朽化の様子は、新庁舎4階から見たところまさに倒壊、崩壊の危険性が高そうでした。
▼質問に対する市の答弁は「望楼が倒壊又は崩壊した場合や、望楼の一部やコンクリート片が落下した場合には、東側道路又は竹鼻中学校まで到達する危険は避けられない」というものでした。
▼3年ほど前、大阪府高槻市の小学校のブロック塀が地震で倒れ、たまたま地震が発生した瞬間にブロック塀横を登校していた小学校4年生が、倒壊したブロック塀の下敷きになって亡くなるという不幸な事件が起きました。質問では、竹鼻中学校でそのような事態を決して起こさないために、市の迅速な対応を求めました。

12月議会一般質問と教育長答弁の該当部分(市役所旧庁舎望楼の倒壊危険性)    PDFファイル



195 羽島市役所旧庁舎の今後    2021/7/16

225 部活動引率教員の交通費負担 (12月議会一般質問その2)

【通算HP閲覧回数 47,726回 (2021/12/30現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
▼羽島市議会12月議会(2021/12/13)で、休日に、中学校教員が部活動大会等へ生徒引率した場合の交通費を自腹を切って支払っている問題について一般質問しました。
▼たとえ教員であっても「労働者が仕事に必要な経費を自腹を切って支払うのはおかしいのではないか」という疑問があるからです。また、市議会議員や市長、市の職員、市民の皆様に、この疑問を広く知っていただきたいという思いもあり、市議会で取り上げました。
▼学校の部活動は、法的には生徒の自主的・自発的な活動と位置づけられています。教員の部活動関係業務も教員の自発的・主体的な業務と位置づけられています。しかし、このような位置づけは部活動の実態に合わないため、部活動は多くの課題を抱えています。
▼例えば、部活動の先生は「顧問」と呼ばれています。英語に直せばアドバイザーです。そして「顧問」には意志決定の権限は無く助言することが役割というようなイメージがあります。しかし、実際の部活動顧問は、部員に対して指示・指導する立場であり、活動内容を管理する立場(管理監督責任があります)です。さらに、大会へ参加するチームの全権を持つ監督だったりもします。
▼多くの課題がある部活動ですが、高校教員として東海大会やインターハイ目指して水泳部員と一緒に頑張った経験をいかし、部活動の意義を損なわないようにしながらその課題を少しでも解決できるよう、議員活動を通して努力したいと思います。

12月議会一般質問と教育長答弁の該当部分(部活動引率の交通費支払)   PDFファイル



137 中学校部活動を一部民間へ   2020/9/5

224 市教委改編後の方針 (12月議会一般質問その1)

【通算HP閲覧回数 47,668回 (2021/12/28現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
▼2021/12/13に、羽島市議会12月議会で羽島市教育委員会組織改編後について一般質問しました。
▼議員に初当選後の最初の一般質問でスポーツ、文化、社会教育を市教委から市長部局へ移管することを提案84 議会一般質問(12月)156 生涯学習を市長部局担当へ )したところ、2年後の今議会で、提案通りに移管する条例が上程され、全議員の賛成により成立しました。今年度中に関係規則の改正や関係団体への説明等が行われ、令和4年度当初から移管(市教委組織改編)が実施される予定です。
▼順調に進めば令和4年度からスポーツ、文化、社会教育を市長部局に新設される市民協働部が担当することになり、地域づくりの視点を取り入れた総合的な施策を、市長のリーダーシップのもとスピーディーに立案・実行できるようになります例えば、(1)各種スポーツイベントを今以上に地域の活性化と健康づくりに役立てられるようになったり、(2)文化財や文化施設を観光と結び付けて羽島市をより魅力的にPRできるようになったり、(3)コミュニティセンターが講座等での学びの成果を実践活動や地域づくりに結び付ける「地域づくり型生涯学習」をより一層主体的に実践できるようになったりします。
▼また、(4)教育長が持てる力の全てを学校教育に注ぐことができる体制になるため、子ども達が「笑顔で対話、心豊かに学び会う」ことができる楽しく魅力ある学校へと益々進化すると思います。
▼私の提案の実現に向けて、御努力いただきました市長、教育長をはじめ、市職員の方々、羽島市教育委員会事務局の皆様、そして御協力いただきました羽島市議会議員の皆様、ありがとうございました。

12月議会一般質問と教育長答弁の該当部分(市教委改編後の方針)   PDFファイル

私の今までの議会一般質問一覧

223 オンライン市議会意見交換会

[通算HP閲覧回数 47,552回 (2021/12/24現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
Merry Xmas!!  サンタさんは来てくれるかな?
▼2021/11/21に「オンラインによる羽島市議会意見交換会」を開催しました。市議会広報広聴委員会が準備や運営を担当したので、広報広聴委員会委員長である私が司会進行を務めました。
▼テーマは「未来の羽島市はこんな姿になっていて欲しい」でした。参加者は中学生2人、高校生4人、大学生1人、社会人2人の9人で活発な意見交換が行われました。意見を集約すると「挨拶やごみ拾い、インターンシップなどのボランティア活動等を多くの人が一緒に行うことを通して、地域と生徒、地域と学校、地域の人と人の関係を深め、地域を結ぶ絆がしっかり結ばれているような羽島市になると、若い人をはじめみんなが住みたくなる」ということかと思われます。
▼他には、子供を安心して産める環境の整備、新幹線岐阜羽島駅周辺(特に南側)の活性化、子ども達が身近な場所で運動できるような環境の整備などの意見もありました。社会人の方からは「コロナ禍で心に傷を負ったりしている子ども達に支援が直接届くような施策」を期待する意見もありました。
▼広報広聴委員会以外の市議会議員も傍聴しましたが「普段接することが少ない中学生や高校生の生の意見を多く聞くことができとても勉強になった」という感想が多くありました。
▼御参加いただきました皆様、参加に御協力いただきました先生方、ありがとうございました。

33 市民との意見交換会  20190820

222 下水道料金適正化(2回目)

[通算HP閲覧回数 47,271回 (2021/12/17現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2021/11/16に令和3年度第2回羽島市上下水道事業経営審議会を傍聴しました。下水道使用料等の適正水準確保が主な議題でした。
▼下水道を1ヶ月20㎥使用した場合の下水道料金は、羽島市は県内21市の中で最も安い2150円/月で、県内21市平均2930円/月より780円安いですこの780円と下水道事業への補填額約1億円との関係をどのように捉えるかが最も大きな論点になりそうです。
▼また、下水道未整備地域では、各家庭で合併処理浄化槽を整備し維持管理費約4000円/月を負担しています。そして、下水道事業への補填に使われる税金は全ての市民が負担しています。このような状況も考慮しなければなりません。
▼さらに、下水道料金の値上げは市民生活に影響があるので、値上げ幅によっては激変緩和措置の検討も必要です。
▼今回の審議会では、これらを含め複雑に絡み合った論点から様々な議論がなされました。答申は2月の見込みのようです。
▼汚水処理には、市等が整備する公共下水道と、農村集落等の農業集落排水施設、そして各戸単位等の合併浄化処理槽があるようです。排水の水質は勿論のこと処理施設を稼働させるためのエネルギーや浄化のための薬品製造等も含めた環境負荷、さらには将来を見通した費用負担などはどのようでしょうか。人口密度によっても異なると思われますが、少子化が進む社会では将来を予測して的確に判断することは難しいですね。

202 下水道料金の適正化  20210827
令和3年度第1回羽島市上下水道事業経営審議会会議録(2021年7月30日開催)
130 市上下水道経営審議会  20200814
83 市下水道審議会  20200131
67 羽島市の下水道  20191220