359 市教委広報戦略 働き方改革 (20240719)

[通算HP閲覧回数 83,590回 (2024/07/19現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/6/12に「羽島市 教職員働き方改革 2024」が公表されました。教職員働き方改革の昨年度までの成果と今年度取り組む内容について、広く市民の方々に理解を深めていただくために、羽島市教委が作成したリーフレットです。前回御紹介した「教育委員会だより」と同様に、学校と保護者間の連絡で使われているアプリ「すぐーる」でも紹介され、地域の方々も含め多くの方に読まれていると思います。
▼教職員の働き方改革は、学校の先生方が、①その勤務時間を、真に子ども達の学びや成長のために使うことができるように、また、②勤務時間を守ることにより心や体力をリフレッシュして、子ども達に心を込めて丁寧に寄り添えるようにするための取り組みです。
▼そしてこの取り組みは、保護者や地域、そして市財政当局の理解や支持、そして協力や支援があってこそ成果に結びつきます。そのような側面からも、このようなリーフレットを作成して保護者や地域の方、市財政当局に理解を深めていただくことは、とても大切なことと思います。
▼部活動の地域移行も、教員の仕事を減らすことは表面的な目的に過ぎず、本質的な目的は、子ども達の学びや成長を支援する環境や教員が子ども達に心を込めて寄り添える環境、さらに子ども達がスポーツや文化芸術に容易に親しめる環境を整えることです。
どんな未来の姿を目指しているのかを市民の皆様に理解していただくためにも、市教委の広報戦略は重要です。頑張れー、羽島市教委。応援しています

「羽島市 教職員の働き方改革 2023」 はこちらから


358 市教委広報戦略 学校教育紹介 (20240713)

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▼2024/7/9に羽島市「教育委員会だより」No12が発行されました。令和4年5月にNo1が発行されてから、令和6年度はほぼ毎月発行(No10No11)されています。学校と保護者が欠席や学校行事などの連絡で使っているアプリ「すぐーる」でも紹介され、地域の方々も含め多くの方に読まれていると思います。
▼私は、高齢化や少子化による地域の活力低下が心配される現状を改善するためには、「子育て環境の充実、特に小中学校の充実により、子ども達や子育て世代が、現在も未来も住みたいと思うような羽島市にしよう」を目標に、羽島市議会議員として活動しています。
▼そのためには、具体的な政策提案は当然ですが、広く皆様に羽島市の学校教育の素晴らしさを知っていただくための広報活動にも取り組んでいます。
▼高校には、中学生や保護者に進学先として選んでもらわないと在校生がいなくなるという厳しい競争があります。そして、少しでも多くの中学生に選択してもらえるよう広報活動に力を入れています。
▼一方、公立の小中学校では、原則として地域の子ども達は地域の小中学校へ入学します。そのため公立小中学校間の入学者獲得競争はなく、広報活動の動機も小さくなります。
▼このような背景があるためか、公立小中学校しか所管しない市町村教育委員会には、広報活動が苦手な場合が多いようです。しかし、羽島市教育委員会は広報活動を頑張っています。多忙な中、成果が直接目に見えない活動に時間を割くことはとても大変と思いますが、これからも未来の羽島のために広報活動に力を注いでいただきたいと思います。
▼ところで、教員の働き方改革が叫ばれている中ですので、「笑顔で対話 教育長と児童生徒のスクールミーティング」の記事の次には、「教育長と若手教員のスクールミーティング」「教育長と中堅教員のスクールミーティング」の記事も期待しています。児童生徒の活動紹介だけでなく、先生方の率直な思いの紹介も、市民や保護者、地域の方々に学校への理解を深めていただくのにとても効果的だと思います。

羽島市「教育委員会だより」の一覧はこちらへ(市HP)


357 園児から小学生への架け橋 (20240705)

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▼2024/7/3に「第5回羽島市幼保小連携推進協議会」を傍聴しました。この協議会では、令和5年1月から、幼稚園・保育園と小学校の学びの連続性に配慮した連携の在り方幼児教育の在り方について議論しています。検討結果は今年度中に発表される見込みです。
▼幼稚園・保育園と小学校では、年齢の差による発達の違いだけでなく、一日の流れや先生方の指導方法にも違いがあります。大きな違いとしては、幼稚園・保育園では方向目標(~を感じる、~を味わう、~を楽しむ)を実現するために、遊びを通して学びの根っこをつくりますが、小学校では、その根っこを土台にして、到達目標(~ができる、~が分かる)を達成するために教室で一斉に学ぶことがあります。
▼このように幼稚園・保育園と小学校では様子が異なることから、そのギャップを乗り越えるのに、小さな子ども達が不安を感じています。このような状況を改善するために、幼稚園・保育園と小学校がお互いを理解し合い、子ども達の苦労をもっと減らすためにお互い協力することが「幼保小連携」です。
▼また、このような違いを、保育園・幼稚園と小学校の先生、保護者、そして地域が理解することが、保育園・幼稚園における幼児教育の在り方を考える第一歩のようです。そして、保育園・幼稚園で、教育の名の下に小学校で学ぶことを先取りしたり、躾の名の下にみんな一斉に同じように行動する練習をしたりすることは、ひょっとすると子ども達のためにならないことも、私たちは理解する必要がありそうです。

文科省「幼児教育と小学校教育がつながるってどういうこと?」から抜粋

332 幼保小連携推進協議会 (20240119)
【会議要旨】羽島市幼保小連携推進協議会(羽島市HP)