[通算HP閲覧回数 81,586回 (2024/05/04現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/4/28に、小熊新生防災会のリーダーシップにより、私の地元で防災訓練が実施されました。新年度になって自治会役員が交代したことを踏まえた、春季の安否確認訓練です。
▼朝7時の市広報スピーカー(防災無線)からの訓練開始合図で、まずは各家庭でシェイクアウト訓練を行い、その後、無事であった確認のために、タオルを門扉等の外部から見やすい場所に掲げる「無事です!タオル運動」を実施しました。
▼タオルを掲げた家庭は、小熊町新生町約1300世帯の6~7割だったようです。繰り返し何回も実施されている訓練のため、住民の方々には慣れやうっかりが想定されますが、多くの住民の自主参加が得られました。本当の災害時には慣れもうっかりもないでしょうから、安否確認の有効な手段となりそうです。
▼避難所に指定されている小学校体育館では、新しい自治会役員の方々による避難所設営訓練が行われました。毎年春の役員交代の度に実施することにより、開設手順が小熊町新生町の住民へ順々に伝わっていくようです。
▼大勢が集まっての大々的な防災訓練も大切ですが、無理のない地道な訓練の繰り返しにより、地域全体の理解を深めていく取り組みも重要ですね。小熊新生防災会の皆様、そして小熊コミュニティーセンター、小熊町新生町自治委員会の皆様には、日頃からの地区防災に向けてのご尽力ありがとうございます。
「市政」カテゴリーアーカイブ
345 議会改革委員会 委員長 報告 (20240419)
[通算HP閲覧回数 81,098回 (2024/4/19現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼昨年度(R5年度)は議会改革特別委員会の委員長として、議会改革推進に向けて努力してきました。そのまとめが議会HPに公表されましたので御報告します。十分な議会改革が実現できたかというと、議員定数などもう一歩という項目もありますが、私が議員に初当選した5年前と比較すると隔世の感があります(ちょっと言いすぎかな)。
▼私が最初に取り組んだ議会改革は、 [179議会改革第1弾] 各議員の議案賛否の議会HPへの公表 です(各議会での議案等賛否結果はこちらへ) 。その後も多くの改革に取り組んできましたが、特に重要な成果と思われるのは [253議会改革第7弾] 常任委員会や全員協議会の議事録の議会HPへの公表 です。市民の皆様には、是非とも全議員が参加する全員協議会の議事録をご覧いただきたいと思います。本会議や常任委員会と違って全員協議会では、「そんなこと言って大丈夫なの?」と思わずつぶやいてしまいそうな、丁々発止のやり取りの中に、各議員の市政に対する姿勢がとてもよく現れています。
342 羽島市次期総合計画案 (20240329)
[通算HP閲覧回数 80,554回 (2024/3/29現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/3/28に「第3回羽島市総合計画審議会」を傍聴しました。2025年から2044年までの20年間において、長期的な視点から目指す羽島市の姿を定め、その実現に向けて展開する施策や目標を審議する会です。今回は基本構想案が提案され、審議会へ諮問されました。
▼他の市町では、「◯◯を造ります、◯◯を整備します」という、いわゆるハコモノ・インフラ整備が中心の総合計画がありがちでした。しかし羽島市では、「羽島市みらい共創プラン」という、「ともに」をキーワードに、自治会や各種団体などとの連携推進を打ち出した総合計画を立案しています。時代の変化をしっかりと汲み取った動きで、市長の行政手腕が感じられます。
▼対して、数人の議員から、ハコモノ・インフラ整備についての行政批判が繰り広げられる今の議会を振り返ると、私たち議員も、時代の変化をもっと敏感に感じ取る必要がありそうです。
▼私の市議2期目のテーマである「持続可能な水田稲作」は、市街化調整区域エリアの土地利用方針として「農地の集約化や生産基盤の強化を進めるとともに、次世代型農業への転換等により、活力を生み出す場としての土地利用を進めます。」と記載されています。
▼市議としてのライフワークである教育・子育てについては、私が願う政策と若干の相違があるので、6月議会の一般質問で取り上げようかと検討しています。
▼いずれにしても、今回の諮問に対する審議を、今後も傍聴し勉強したいと思います。
338 3月議会始まる[日程等] (20240301)
[通算HP閲覧回数 79,430回 (2024/3/1現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/2/28に羽島市議会令和6年3月議会が開会しました。一般質問は3/11(月)~3/13(水)で18人中14人が質問します。能登半島地震を受けて、私も含め7人が災害関連を取り上げます。私の一般質問は3月12日(火)午後2人目です。( 一般質問のライブ中継はこちらから )
▼興味を引くのは、ある方々から郵送されてきた文書を受けてなのか、自民クラブ(所属議員は3人)代表質問の「公共工事において談合が発生している可能性について」など談合関係の質問が幾つかあることです。「談合可能性」について、どのような根拠により、どのような論理を展開され、市に何を問い、何を提言されるのか、市民にとっては関心があるところと思われます。
▼私にも、ある方々から、2024年2月8日付の「羽島市発注の公共工事において談合が発生している可能性について」というA4版5枚からなる文書が郵送されてきました。その文書を精読しましたが、世間の注目を集めるような表題にも関わらず、その内容は、私にはとても納得できるものではありませんでした。談合が疑われる入札案件を具体的に指摘することなく、可能性という言葉を使いながらも、談合があったかのように市民に思わせてしまう文書を広く郵送するという手法は、私には世間の注目を引こうとしているようにも感じられ、母校の名が入っているだけに残念な思いがしました。
▼議会では、根拠に基づく科学的、論理的な議論が展開されることを願っています。学校教育で重視されてきた科学的な見方や考え方(ロジカルシンキング)が大切です。「◯◯大学の教授が言っているのだからきっと・・・・・・・・」というのはちょっとね。
334 一般質問-農地集約 [R5/12議会] (20240202)
[通算HP閲覧回数 78,689回 (2024/2/2現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼令和5年12月議会一般質問(2023/12/11)の御報告です。今回は農地の集約・集積に向けた「地域計画」「目標地図」策定状況についての質問の御報告です。
▼「地域計画」は、高齢化や人口減による農業者減少や耕作放棄地拡大に対応するため、農作業がしやすく、手間や時間、生産コストを減らすことができる農地の集約化等を、それぞれの地域で実現するための計画です。計画策定者は市です。 ( 「地域計画策定マニュアル」 (農水省 R05/12) PDFファイル )
▼「目標地図」は、「地域計画」で作成される「将来、地域の農地を誰が利用し、農地をどうまとめていくか」の案を、地図上に具体的にマッピングしたものです。
▼これらの策定状況を問い質したところ、法令で定められた令和7年3月末までの発表に向けて農業の担い手と協議を進めており、令和6年度中に市が策定・発表予定という答弁でした。 ( 農林水産省 「人・農地プランから地域計画へ」 のHPはこちらへ )
▼農地の集約化は地域の強い願いと思われますが、農業の将来に向けた危機感は強いにもかかわらず、集約化実現に向けた盛り上がりはあまり感じられません。その理由は様々あるのでしょうが、このような「地域計画」「目標地図」という市の取組を、地域の農地所有者の多くが御存知ないことも理由の一つかもしれません。一般質問では、農業の担い手だけでなく農地所有者へも広く周知する広報活動の必要性についても議論しました。
▼市へ要望するばかりではいけないので、私としても、地元の方々と一緒に「持続可能な水田稲作についての意見交換会(がやがや会議)」を2月に開催する予定でいます。市の農政担当者にお越しいただいて、地元農地に関する「地域計画」「目標地図」の策定状況など御説明いただくとともに、意見交換の御指導御助言をお願いする予定です。
▼なお、登下校時の安全確保における教員が担う範囲と集団登校の課題、学校備品であるウォータークーラーの管理と熱中症対策の一般質問については、次回以降に御報告します。
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