229 市役所旧本庁舎の今後

[通算HP閲覧回数 48,881回 (2022/1/28現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/1/25に「第4回羽島市旧庁舎あり方検討委員会」を傍聴しました。2月開催予定の次回委員会で答申案が審議されその後に市長へ答申が提出されるようです。(今までの会議要旨・資料はこちらを参照
▼委員から「ある団体の要望書に「委員会は解体の方向で審議している」というような記述があったがそのようなことはないので対応を」という意見が出されました。この意見に関連して、複数の委員から「旧本庁舎は羽島市民にとって想い出のある建物。可能であれば残したいが、そのためには多額の費用がかかる。現在、そして未来の羽島市民にとっての最良の選択をするために議論している(議論したい)。」というような意見が出されました。
▼また、「旧本庁舎を残す方法には物理的に現物を残す方法デジタル遺産(VR・仮想現実、こちらを参照)として残す方法がある。デジタル遺産として残せば解体によって無に帰すわけではない。」という意見や、「現物を残したものの有効に活用することができず、結果的に朽ちていくだけとなっては悲しい。」という意見もありました。
▼ところで新聞報道の見出しに解体費用1億7600万円とありました。しかし、どんな建物でもいつかは解体しなければなりません。であれば、保存したとしてもいつかは必要となる解体費用を、「解体か保存か」の議論の重要な論点として捉えることは、やや無理があるような気がします。一方、保存し活用するための耐震工事など数十億円の一時的な費用とその後の維持管理のための毎年の必要経費は、未来に向けた費用対効果や優先順位(学校の建て替え等との比較)の観点から、「あり方検討委員会」でしっかりと検討すべき重要な論点となります。
▼なお、私のところへ届く市民の声は「VRで旧本庁舎見学を模擬体験できるようにした方が永久的な文化財保存になる」「旧本庁舎の敷地を駐車場やイベント広場、防災広場として有効活用して欲しい」「保存のための耐震工事や維持管理の費用を羽島市民病院や学校の修繕や建て替えの費用に充てるべき」という内容が多いです。

226 旧市役所望楼の倒壊危険性 (12月議会一般質問その3)
195 羽島市役所旧庁舎の今後

 

228 同居家族がコロナ陽性になると?

[通算HP閲覧回数 48,593回 (2022/1/21現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/1/21から2/13まで岐阜県全体が新型コロナ感染症のまん延防止等重点措置の適用地域になりました。報道によると1/21には県内では過去最多となる577人の感染が確認されたようです。
▼幼児や児童の感染者もいて保育園休園や小学校学級閉鎖等の報道も多いです。また、そのような事態になれば無症状でありながら濃厚接触者としてPCR検査を受けた幼児や児童も多いことと思います。そして、保護者の方々にとっては、子ども達の健康は当然のこと、ご自身や家族の健康、今後の生活、さらには仕事などへの影響もさぞかしご心配のことと思います。
▼(記事削除)
▼1/28に「濃厚接触者の待機期間を現在の10日間から7日間に短縮」と報道されました。(1/29追記)
▼2/3に「感染者家族の待機7日」と報道されましたので記事内容や紹介資料を変更しました。(2/3追記・変更)
【厚生労働省】新型コロナウイルス感染症について
【厚生労働省】新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

 

227 市議会ペーパーレス化

[通算HP閲覧回数 48,316回 (2022/1/14現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼昨年末2021/12/20に、コロナ感染症が収まっている時期を選んで感染防止対策をしながら同僚議員と飛騨市を訪問し、都竹市長、澤市議会議長から予算決算資料のペーパーレス化( 飛騨市HP(予算決算資料など) )とその資料を活用した議会のペーパーレス化についてお話をお聞きし勉強してきました。飛騨市の皆様ありがとうございました。
▼メリットは、①印刷製本費などの経費が節減できること、②原稿作成、校正などの事務作業が削減できること、③原稿出稿から予算書納入までの期間を予算の最終調整に充てることができるのでより充実した予算編成が可能になること、④資料配付における人的作業がほとんどないので多くの資料を議会へ提供できることにより、議会において「この事業の内容は?」「この事業の必要経費は?」「この数値の根拠は?」「昨年度との増減の理由は?」などといった質問はその答がすでに資料に記載されているため減り、将来に向けた政策的な議論が多くなったこと、などだそうです。
▼一方デメリットは、⑤情報機器に不慣れな数人の議員が決意するのに一定のハードルがあること、⑥情報機器整備の初期投資が必要なこと、などだそうです。
▼羽島市も、市執行部から議会へ提出される資料はすべて市HP( 飛騨市HP(議会提出議案など) )に公開し、議員は市HPから各自が情報機器へダウンロードして議会に出席するような仕組みになると良いですね。そうなれば、市民と議員が同じ資料を見ることになり議員と市民の情報格差が無くなります。市執行部と議員の緊張感が増すとともに市民に開かれた議会の実現が進むことにつながりそうです。( 飛騨市HP(議会議事録など)




寒波来襲で飛騨は雪模様。東海北陸道ひるがの高原SAは大雪でした。

183 議員研修 生駒市長講演など    20210423
138 災害時議員活動の研修   20200912