297 羽島市議2期目スタート (20230513)

[通算HP閲覧回数 69,971回 (2023/5/13現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
南谷清司をより深くご理解いただけるよう「プロフィール」を修正しました。

▼2023/5/12に臨時議会が開催され、4/23市議選の初当選4人と再選14人の議員が集まりました。
▼私は2期目になるのですが、4年前に一緒に初当選した4人が2人に減ってしまいました。2回目の選挙は厳しいとか鬼が出るとか言われますが、再選が叶った2人も得票数を減らすなど、2回目の選挙に挑戦した4人には厳しい結果でした。
▼臨時議会では議会構成も決定しました。議長は藤川議員(4期・自民清和会・41歳)、副議長は安井議員(3期・自民清和会・69歳)。私は、議会改革特別委員会の委員長、民生文教委員会の副委員長、予算決算特別委員会の副委員長に指名されました。議会改革特別委員会については、市民の皆様の関心や期待が大きい分野ですので、市民の目に見えるような成果を目指して頑張ります。
▼なお、議員の年齢分布は前回の選挙時と比較すると次のようになりました。
39歳未満 3人→2人
40~49歳 0人→2人
50~59歳 3人→3人
60~69歳 10人→6人
70~79歳 2人→4人
80歳以上 0人→1人
女性議員は前回2人→今回1人と1人減でした。

 

295 市議選を振り返って (20230426)

[通算HP閲覧回数 69,341回 (2023/4/26現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]

市議選の反省を踏まえて、私という人物をより深く理解していただくため、「プロフィール」ページを修正しました。

▼羽島市議会議員選挙が終わって、御支援いただいた方々への御礼、SNS等で頂いたお祝いへの御礼返信、選挙事務所の整理撤収、選挙運動公費負担関係の書類渡し、選挙運動費用の支払い、各種書類の整理、収支報告書の作成、そして今後の議会活動の同志(議会会派)の確認や勧誘など、バタバタと動き回っています。
▼前回に続き今回も、トップ当選が2268票で、真ん中が私の1000票~1200票でトップの約1/2、当落ラインが587票でトップの約1/4と、各候補者の得票数に大きな差がありました。そこで各投票区の推定投票者数とその地区の候補者の得票数の関係を調べてみました。
▼私の住んでいる小熊投票区は有権者数2993人、期日前、当日、不在者の合計投票者数は1672人。候補者は3人でその得票数の合計は3083票。小熊投票区の票数の1.8倍の得票となっています。(新生町・小熊町島・足近町南之川は竹鼻投票区で小熊投票区ではないため、小熊町島の候補者は含みません)
▼トップ、2位、5位の得票数の候補者が住んでいる正木投票区は、有権者数12276人、合計投票者数は5645人。候補者は4人でその得票数の合計は6070票。正木投票区の票数の1.1倍の得票となっています。
▼3位の得票数の候補者が住んでいる竹鼻投票区は、有権者数14151人、合計投票者数は5986人。候補者は3人でその得票数の合計は2881票。竹鼻投票区の票数の0.5倍の得票となっています。(竹鼻投票区の候補者は7人でしたが、市内全域から組織的支援を受けられた方や最近竹鼻投票区へ住み始められた方は除外し、竹鼻投票区に以前から居住していらっしゃると考えられる方3人を対象としました)
▼各候補者の得票数に大きな差がつく理由の一端は、このデータ分析結果からある程度は推定できるようです。また、私を含めた小熊投票区の候補者は、小熊投票区以外の方から多くの支援を受けないと当選できないことも確かなようです。
▼とは言うものの、各候補者の得票数は、その候補者の普段の取組や人柄、そして今後の取組への期待を反映したものであることは間違いありません。私も、これからの任期4年間を精一杯頑張りますので、より一層の御指導御支援をお願いいたします。

294 感謝! 当選! 感謝! (20230424)

[通算HP閲覧回数 69,049回 (2023/4/24現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼4/16告示、4/23投開票の羽島市議会議員選挙が終わりました。多くの皆様のご支援をいただき当選させていただきました。ありがとうございました。
わざわざ投票所までお出掛けいただき、私の名前を書いていただいた方が1000人以上もいらっしゃることに、責任の重さを痛感しています。精一杯頑張りますので、変わらぬ御指導、御支援をよろしくお願いします。
▼なお、争点だった議員定数削減は、賛成と反対が拮抗しそうな気配です。今回の選挙では、議員定数削減に賛成議員の合計得票数が反対議員の合計を圧倒的に上回りました。しかし、今回の選挙で何票で当選していようと、議会の議決では各議員平等に1票ずつとなります。議会での審議に注目です。
▼市議会議員選挙での御支援、ありがとうございました。そして、これからの2期目4年間よろしくお願いします。

279 市民と議員の意見交換会(公共交通) (20230106)

[通算HP閲覧回数 63,162回 (2023/1/6現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/11/19に羽島市民と羽島市議会議員との意見交換会が開催され参加しました。昨年度はコロナ感染対応で、私が委員長でオンラインでの開催でしたが、今年度は一堂に会しての意見交換となりました。18人の議員と約20人の市民が、羽島市内の公共交通の未来について意見交換しました。
▼様々な意見がありましたが、●市内の電車・新幹線・公共バス・コミュニティーバスの結節点の利便性向上が重要である(名鉄との接続、近隣市町のコミュニティーバスとの連携や相互乗り入れ、複数結節点を相互に結ぶシャトルバスの運行)、●利用自由度の向上が必要である(スマホ等情報機器の活用、乗車人数は少ないのだからせめて降車場所は自由化、気軽にいつでもどこでも乗降できるシステムが目標、コスト負担とのバランスを考えることが必要)、●マイカーの維持費に年間30万円程度は必要なので、その相当分を会費とした高齢者が市内でマイカーを利用するのと同じ程度の利便性を提供できる会費制システムを検討してはどうか、などに集約されるような気がします。
▼自家用車による移動が自らできないような、特に若年者と高齢者の移動の自由をどのように保障するのかが課題で、情報通信技術などを活用した移動手段の開発が求められます。また、その費用負担をどうするかという社会的コンセンサスも必要です。公共施設の老朽化、社会保障費の増大など厳しい市財政運営の中で、市議会議員が、利益誘導ではなく、どのような提言をするかが問われています。

223 オンライン市議会意見交換会

278 令和5年の教育動向など (20230101)

[通算HP閲覧回数 62,933回 (2023/1/1現在) 、 62,802回 (2022/12/29現在) 、 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
明けましておめでとうございます。旧年中は格別な御高配を賜り、誠に有り難く厚く御礼申し上げます。本年もより一層の御支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。新しい年が夢と希望が溢れ光り輝く年となるよう微力ながら頑張る所存です。
▼令和5年スタートにあたって、国・県・羽島市の教育関係の話題を取り上げました。長くなってしまいましたが、年始のお時間があるときにでもお読みいただけると幸いです。

▼まずは岐阜県について
▼注目は、産育休補充講師を年度当初から任用できる ( 新聞記事はこちらへ ) という県教委と県財政当局の大英断です。運用がどうなるかは不明ですが、学校現場の教員の厳しい勤務状況の改善に向けて期待大です。また、教員志望者で残念ながら採用試験合格に至らなかった方々に1年間安定した教職の仕事を提供できるという点でも、教員志願者増につながります。堀教育長ありがとう。さすがですね。羽島市においても令和5年度当初からの実施を期待しています。

▼次は羽島市、私の市議会一般質問から
▼教育に関して羽島市議会一般質問で多くの提案をしてきました。行政の対応結果はどうだったでしょうか。代表的なものを幾つか御紹介します。( すべての一般質問の詳細についてはこちらへ )
令和4年12月議会。不登校の子ども達への対応を一層充実させるため、適応指導教室「こだま」の増設を提案しました。結果は、令和5年度予算でどうなるかですが、実現に向けた感触はgoodです。4月の市議会議員選挙の頃にははっきりしているかな。 ( 276 不登校支援の適応指導教室を増設 (12月議会一般質問) )
令和4年9月議会。近隣市町村では最も短い夏休みの延長を提案しました。結果は、教育委員の11月の会議で、教委事務局から3日間程の学校休業日増が可能という説明があったようです。その3日間増が10月のキッズウイーク増になるのか、夏休み増になるのか、どちらになるかは現時点では分かりません。どちらの増を選択するかは、子どもの意見も大切ですが、保護者の意見がもっとも重要だと思います。最終的には今年度中に教育委員の皆様の多数決により決定されます。いわゆるレイマンコントロールです。夏休みが周辺市町村と同じ程度の長さになることを期待しています。( 263 来年の夏休みは長くなるかな? ) ( 262 10月平日の休みを無くして夏休みを長く)
令和4年6月議会中学校部活動の地域移行について取り上げました。結果、11月の総合教育会議でスポーツ振興を所管する市長から「義務教育の一環の中でスポーツ文化活動を行うときに、保護者負担をさらに求めるという点については十分な検討が必要だと
思います。」という発言 ( 会議要旨はこちらへ ) があったり、新設された「新しい時代の学校構想検討委員会」 ( 新聞記事はこちらへ ) の検討事項に挙げらたりするなど、市内には前向きな機運が盛り上がっています。しかし、ここにきて令和5年度文科省予算案を含め国が腰砕け気味なこと ( 新聞記事はこちらへ ) が不安です。( 250 部活動の地域移行(議会一般質問) )
令和3年12月議会。市役所旧本庁舎の望楼(旧火の見櫓)の危険性を取り上げました。結果、望楼の竹鼻中学校生徒への危険性も重視され、市役所旧本庁舎は解体の方針となりました。( 226 旧市役所望楼の倒壊危険性 (12月議会一般質問その3) )
令和3年9月議会。GIGAスクール構想を推進するために授業支援アプリ「ロイロノート」、学校と保護者の情報共有アプリの予算措置を求めました。結果、令和4年度から全面的に予算措置され「ロイロノート」を安定的に利用できるようになり、学校と保護者の情報共有アプリ「すぐメール」も導入されました。( 205 議会でオンライン授業などを質問 )
令和2年6月議会。学校のコロナ対応により教員が疲弊して子供たちへのきめ細かな対応の時間が減ってしまうことがないよう、消毒作業などの外部発注を提案しました。結果、市長には早速実現していただきました。( 119 学校のコロナ対応と教員多忙化 )
令和元年12月議会。地域の絆づくりを重視すべきとの立場から、スポーツ・文化・社会教育を教育委員会から市長部局へ移管し、市長が将来構想に基づく施策を総合的・横断的に立案し、効率よく実行することを提案しました。結果、令和4年4月から市民協働部が設置され移管が実現しました。同時に、教育長が学校教育の発展充実にもっともっと集中して力を注ぐことができるようになりました。( 84 議会一般質問(12月) )

▼では国の動きはどうでしょうか。
▼12/23に文部科学省が来年度予算案文部科学省令和5年度予算案はこちらへ )  ( 予算案のポイントはこちらへ ) を発表しました。また、同じく12/23に文部科学省初等中等教育局財務課⾧ 村尾 崇氏が「教員勤務実態調査を踏まえた教師を取り巻く環境の在り方の検討」と題するレポート ( レポート本文はこちらへ ) を発表しました。ともに、来年度の文部科学省の政策の方向を示しています。
▼教員志願者を増やして質の高い持続可能性を確保するために魅力ある教員の勤務環境の実現を目指す「質の高い教師の確保のための教職の魅力向上に向けた環境の在り方等に関する調査研究会」 ( 調査研究会の議事要旨はこちらへ ) ( 配付資料はこちらへ )  の議論が注目されます。
▼学校現場に直接関係することでは、教員が生徒に接するときのバイブルである「生徒指導提要」 ( 関係するNHKの記事はこちらへ ) ( 「生徒指導提要」本文はこちらへ ) が改訂されました。行き過ぎた内容があると問題視されていた校則について「学校ホームページで公開するのが適切」とされていることなどが話題になっています。この改訂もこれからの教育が大きく変わっていく切っ掛けになりそうです。
▼学者や評論家の議論を私はあまり参考にしないのですが、学者のこんなメッセージ 「教員も子供も追い詰められる 長時間労働、校則、いじめ… 2022年の教育問題」 を見つけました。

▼最後に議会改革について
議員定数削減などの議会改革を、70歳以上で当選回数3回以上のベテラン現状維持派の議員に負けることなく進めるべきと考えています。( 251 議会改革第6弾 議員定数削減 )
▼2022年の新語・流行語にノミネートされたOBNをご存知でしょうか。Old Boy’s Network の頭文字です。男性中心の組織や人間関係を表す言葉で、男性中心の閉ざされた場での話し合いによって重要な方針・人事が決まるケースが多く、その仕組みが部外者を排除し組織の硬直性に繋がりやすい事実を指摘した言葉です。民主主義の殿堂である羽島市議会がそのような場所にならないように精一杯努めてまいります。もちろん、「選挙で選ばれた議員の駐車場は市役所出入口の近くが当然だ」、「選挙で選ばれたのだから市議会の議員控室は広くゆったりできる場所にすべきだ」というような、いわゆる議員の特権意識の排除にも努めます。