183 議員研修 生駒市長講演など

(通算HP閲覧回数 38,477回  2021/4/23現在 )
▼コロナ対策を万全にして市町村議会議員特別セミナーに参加し勉強してきました。
▼京都大学教授「人口減少、ポストコロナ社会のデザイン」奈良県生駒市長「コロナ禍のピンチをチャンスに変える自治体になるためには?」北海道大学教授「これからのスマート農業」さぎの湯温泉旅館竹葉女将「女将が地域と共に立ち上がる」の90分4本勝負の講演を拝聴しました。
▼生駒市小紫雅史市長は国の官僚から転身された市長2期目47歳の方です。「自分らしく輝けるステージ・生駒」という地域活動を中心に据えたビジョンで「行政主導、市民=お客様」から「協創、市民と共に汗をかく」へとまちづくりを進めていく手法をしっかりと自ら評価されていたのが印象的でした。羽島市を含め多くの市町村がこのような方向性を持って動いていますが、論理的な説明には説得力がありました。
▼また「議員の皆さんにお願いしたいこと」として、①「〇〇問題と言えば〇〇議員」と言われるような「専門性」を持った議員、②「批判のための批判」「まちづくりにつながらない質問」「ここが不足しているから問題だ」と100点に固執する評論家にような議員でなく「地域愛に溢れた」議員、になることをなどを挙げられました。
▼さらに、(ア)行政のチェック機能は大切、でもそれだけが議員の仕事ではない、(イ)プレイヤーとしての現場経験、専門性を高める自己研鑽、具体的な提案により、議員自らがまちを変えていく、(ウ)一度決まったことについては発信の先頭に立つ、の3点を大切に、令和時代の新しい議員のモデルとして活躍して欲しいと、私達への期待を熱く語られました。
▼私の専門は「教育」ですが、この研修に刺激され、もっと幅広い力を身につけ「ふるさと」のために今まで以上に頑張らねばと決意を新たにしました。ご指導ご支援をよろしくお願いします。
138 災害時議員活動の研修

182 議会改革第3弾 市民の声を市議会意見箱へ

(通算HP閲覧回数 38,161回  2021/4/16現在 )
▼議会改革の目標の一つに「開かれた議会」「身近な議会」があります。そのためには市民の声を議会へ届ける仕組みも必要です。
▼というわけで議会改革第3弾です。まだ公表されていない(公表されました)ようですが「羽島市議会意見箱」の設置が2021/3/2の羽島市議会全員協議会で決定しました。 意見等記入用紙はこちら(PDFファイル) です。議会開会中は議場入口に設置してある意見箱へ、閉会中は市役所4階議会事務局へご提出ください。
▼この仕組みの画期的なところは、回答することを前提としているようにも読み取れることです。しかも、意見と回答が必要に応じて市議会HPで公表されます。なお、市議会に回答を求めるためには氏名、住所、電話番号の記入が必要ですが、これらは個人情報保護条例により守られます。
▼「181 議会改革第2弾 議員定数中間報告公表」に関心をお持ちの方には「市議会へ意見を言いたいがどうしたらよいのか」という疑問がありそうです。その場合には、この「羽島市議会意見箱」を御利用ください。羽島市議会からの回答が期待でき、しかも市議会HPで意見と回答が公表されるかもしれません。
羽島市議会を巡る議論が活性化し、市民に開かれた議会、市民と共に活動する議会を実現するために今後も頑張ってまいります。御支援を賜れば幸いです。


181 議会改革第2弾 議員定数中間報告公表
179 議会改革第1弾 議員賛否結果公表
170 議会改革(羽島市議会)
139 議会から公開質問へ回答
133 議会改革「議員定数削減の署名11,011人」

181 議会改革第2弾 議員定数中間報告公表

(通算HP閲覧回数 37,841回  2021/4/9現在 )
▼私が所属する議会改革特別委員会では議員定数削減を検討してきました。その中間報告が令和3年3月議会で承認され、4/2に議会HPで公表( 議員定数に関する議論について )されました。
▼今までの羽島市議会は、委員会などの審議状況を市民へ公表することはほとんど無かったらしいですが、私の要望が議会改革特別委員会で認められ、また全議員による全員協議会でも認められ、今回の中間報告のHP公表になりました。これはかなり画期的なことだと思っています。私の議会改革第2弾(議会活動の見える化)です。
▼定数削減が実施されるかどうかは、最終的には市議会議員の多数決で決まります。今回は議論の中間報告ですが、文面から現在の議員定数を維持したいという雰囲気を感じる方が多いかもしれません。市民の皆様には、この中間報告を読んでの御意見を是非とも羽島市議会へお寄せください
▼ところで、市長の給料は議会で議員が決めます。しかし、議員の給料や定数は議員が自分たちだけで決めます。自浄作用が働かないと、お手盛りとなりかねません。衆議院議員総選挙と同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査のように、議員以外の判断も仰ぐような仕組みを作ると良さそうです

132 議会改革「開かれた議会」
170 議会改革(羽島市議会)
179 議会改革第1弾 議員賛否結果公表
134 議会改革「自治会から公開質問状」
133 議会改革「議員定数削減の署名11,011人」

179 議会改革第1弾 議員賛否結果公表

(通算HP閲覧回数 37,312 回  2021/3/27現在 )
▼羽島市議会3月定例会が閉会しました。当初予算案、副市長同意案など全議案が可決されました。
▼今年度は、新庁舎工事関連議案、市長不信任案などで議員の賛否が大きく分かれました。しかし、各議員の賛否結果を市民へ知らせることはありませんでした。私達議員でさえ、議場を見回して自分の目で確認しなければ分かりませんでした。
▼そのような状況が改善されました。それは「議案に対する各議員の賛否結果のHP公表」です。私は、議会改革特別委員会に所属して「市民に開かれた議会」の実現に取り組んできました。132 議会改革「開かれた議会」)その第1弾が早速実現して嬉しく思っています。
▼今後は、議運を含めた常任委員会の議事録の公開本議会のライブ中継などの実現に取り組んでいきます。御支援をよろしくお願いします。(170 議会改革(羽島市議会)
▼【こぼれ話】A議員を除いて全員が賛成という本会議での議決結果ですが、予算決算特別委員会では、A議員以外にも当初予算案に対して反対した議員がいました。この議員は本会議では何故か賛成に転じました。委員会の議事録が公開されると、このような「心変わり」の様子も市民に明らかにされます。

141 羽島市長不信任決議案が提出されるも否決
139 議会から公開質問へ回答
116 新庁舎工事契約議案 否決から一転可決

178 「検討します」ってどういうこと?

(通算HP閲覧回数 36,996 回  2021/3/20現在 )
▼2021/3/18から羽島市議会予算決算特別委員会が始まり令和3年度当初予算を審議しています。議員の質問は細かい数値の確認から政策立案方針まで浅く深く多方面に及びます。
▼私が県職員として出席していた岐阜県議会の委員会は事前通告無しでしたが、羽島市議会は事前通告をしてからの質問です。自ら決めたルールを無視して事前通告無しで質問するベテラン議員もいたらしいですが、私を含め若手改革派議員はルールを守っています。
▼議員が要望していた事業を予算化したかどうかを問う場面もあり、その答弁には市側も慎重になります。「実施予定、推進する、検討する、困難である」など言葉を選んだ答弁が返ってきます。
▼私の「働き方改革のための電算システム管理経費」に対する「学校現場こそ働き方改革が必要であるが対応は?」という質問には、「各学校においても利用環境にあったシステム導入の検討を推進していく必要がある」という答弁でした。これは「やります」「やりません」のどちらだと思われますか。「検討、推進、必要」が含まれ分かりにくいですが、私は「実施できるように前向きに検討する」と捉えました。
▼ダンボールコンポスト関係団体への補助金に対する予算措置についても、あるベテラン議員から質問がありました。答弁は「慎重に検討する」でした。議員はこの答弁に対し「慎重に検討して欲しい」という要望で質問を終えられました。

177 議会一般質問よもやま話
170 議会改革(羽島市議会)
141 羽島市長不信任決議案が提出されるも否決
139 議会から公開質問へ回答
116 新庁舎工事契約議案 否決から一転可決