375 羽島市長選(3) 候補者情報比較 (20241108)

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▼岐阜県知事選挙に立候補を表明している江崎よしひで氏11/13(水)19:30からJAぎふ北羽島支店講演されます。ワクワクする未来の岐阜、ワクワクする未来の羽島を感じることできます。どなたでも講演を聴くことができます。皆さんのご来場をお待ちしています。
▼羽島市長選に立候補表明されている3人のチラシと新聞記事が揃いました。見かけ上の「安定のベテランvs未知のフレッシュ」「伝統や文化を守る自民公明vs革新の立憲共産維新」とは別の面もあるようです。聞こえてくる情報も含め、現状を私なりに整理してみました。なお、牧氏の情報はお届けできるものを持っていませんので、残念ながらご紹介できません。また、どうしても私の思いが入ってしまいますので客観性・公平性を保証することはでません。
「なぜ市長になりたいのか?」
●松井氏⇒「『現在の正常ではない政治土壌を改められるのは松井しかいない』という声を市民から多くいただいた」【岐阜新聞】
●川瀬氏⇒「市長と議会の一部との信頼関係が欠如している」【中日新聞】、「公共の施設(市役所旧本庁舎?)がその後の見通しもないまま安易に解体される」など行政が役割を十分果たせていない。民主政治を取り戻す。【新聞折込チラシ】
●私のコメント⇒両候補者とも市長と一部議員との対立を指摘。確かに議会は多数派の市政与党と少数派の市政野党に分かれ対立している。市民としては、松井氏と川瀬氏が、市長と市政野党との対立の根本的な原因をどのように理解しているのか、そこが一番知りたいところだろう。私は、対立の原因は旧本庁舎解体、病院経営、次期ごみ処理施設、幹線道路、花火大会などではないと思っている。
「これまでの実績は?」
●松井氏岐阜羽島駅周辺の活性化(駅西の飲食店街など)、インター周辺の企業誘致(コストコなど)、次期ごみ処理施設建設(建設地選定で混乱した市最大の行政課題の解決)など【街頭配布チラシ】
●川瀬氏⇒JICAの派遣専門家及び職員としてザンビア・マダガスカル・タイの3ヶ国に15年間駐在、宿泊施設経営(高山市) 【新聞折込チラシ】
●私のコメント⇒現職の実績は、岐阜羽島駅やインター周辺のこの12年間の変化を見れば市民には明確に分かる。新人の実績は市外や国外での活動ばかりで分かりにくいので、発展途上国に15年駐在や高山市での宿泊施設経営の実績が、羽島市の市政運営にどのように活かされるかが知りたいところ。
「市長としての取り組みは?」
●松井氏⇒「市民病院の改革や少子化を見据えた教育環境の整備」「財政論なくして政策はない。『何にでも反対』という政治土壌を変える」【岐阜新聞】、「厳しい財政状況を念頭に『選択と集中を行い、市民のニーズに応えながら有効な事業を進めたい』」【中日新聞】
●川瀬氏⇒「若い世代への施策を充実させる」「若い世代の声を聞く」「給食の無償化実現(:松井氏も給食費無償化を公約にしているので争点にはならない)」【岐阜新聞】、「子育て支援や観光振興」【中日新聞】
●私のコメント⇒羽島市は市職員の給料を削減して市財政を立て直したばかり。財源の見込みがない取り組みは、今までの市職員の努力や協力を無駄にしかねない。4年前の岡崎市長選での「ある候補が5万円給付公約で当選したが直ぐに頓挫し残ったのは市政混乱、そして今回選挙で落選」というようなバラマキ公約の選挙は羽島では御免被りたい。ハコモノ・バラマキではなく論理的な政策論争を期待。
「生まれ育った場所や今までの生活本拠地は?」
●松井氏⇒羽島市(加納高校卒)、今までの生活本拠地も羽島市
●川瀬氏⇒大垣市(大垣東高校卒)、今までの生活本拠地は発展途上国(主にタイ国)
●私のコメント⇒どこで生まれ育っていようとも、羽島のことをよく知っていて、羽島を心から愛している方に羽島市長になってほしいのは、羽島市民の当然の願いだろう。
「政治的立場や支援している市議と県議は?」(私の得た情報ですので間違っている可能性があります)
●松井氏⇒自民推薦、市議会の支援会派は自民清和会(藤川、南谷佳寛、野口、後藤、安井、南谷清司、安藤、河﨑)、公明党(原、後藤)、そして羽島市選出藤本県議も支援
●川瀬氏⇒川瀬氏自身のFacebookによると野党系統一戦線候補で「れいわ新選組」とも連携、市議会の支援会派は共産(花村)、立憲(川柳)、維新(佐藤)、自民クラブ(近藤、山田、粟津)【敬称略】
●私のコメント⇒市議の支援が分かれるのは政治の世界の当然。自民公明系と共産立憲系が戦うのも当然。
しかし、そこには道義的責任もあるはず。自民党所属議員が自民推薦候補ではなく共産が支援する候補を一緒に支援するのは極めて珍しい(今回も党紀違反か?、前回は役職停止処分だったらしいが今回は?)。
もう一つ、藤本県議に対する嘘のビラ配布で名誉毀損罪20万円罰金刑になったばかりのある方
が、ある候補者と共に駅前でビラを配布していたらしいことも、自民クラブのある議員と罰金刑となったある方とが緊密な関係にあるからかもしれないが、これもまた珍しい。
候補者自身がどうこうではなく、川瀬氏の言う「市長と議会の一部との信頼関係が欠如」、松井氏の言う「正常ではない政治土壌」を垣間見たような気がする。
私が気になっていること一つ
●私のコメント⇒ある候補は「公共の施設(市役所旧本庁舎?)がその後の見通しもないまま安易に解体される」を、「行政が役割を果たしていない」ことや「民主政治を取り戻す」ことの根拠の一つとされているような。
しか
し、市民9人からなる「羽島市旧庁舎あり方検討委員会」が、令和3年7月から令和4年2月まで5回にわたって委員会を開き、慎重な審議を積み重ねた結果「市役所旧本庁舎は解体することが最良」という結論を出されたのを、「安易に解体」と言ってしまっては羽島のためにご努力いただいた市民委員9人が気の毒
またその結論を受けて、市民から選挙で選ばれた議員が、議会で繰り返し旧本庁舎の今後について議論し、最終的に多数決で解体を議決したのに、この議会の議決に対して「民主政治を取り戻す」と言ってしまっては、市長の議会に対する姿勢としては大きな不安を感じざるを得ない。
検討委員会の会議要旨市議会の議論(会議録)を一度読まれ、「安易に解体」「民主政治を取り戻す」という表現を、今からでも遅くはないので修正されることを提案します。事実を正しく知ることと、市役所旧本庁舎解体に反対することとは、市長になろうとする政治家ならば明確に区別しなければならないと私は思います。

江崎よしひで氏(岐阜県知事選挙立候補予定者)が支援する候補は誰か?
374 羽島市長選(2) 羽島の未来を語る会 (20241103)
373 羽島市長選(1) 今の状況 (20241027)

松井氏は給食無償化を先に公約として発表しています。

松井氏も給食無償化を公約として先に発表しています。

374 羽島市長選(2) 羽島の未来を語る会 (20241103)

[通算HP閲覧回数 88,489回 (2024/11/3現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/11/2に、私の住んでいる集落で「羽島の未来を語る会」を開催しました。雨模様でしたが、100軒余の集落にもかかわらず30人以上の方に熱心に聴いていただきました。
▼私と松井さとし市長の2人で、①羽島市の政治状況、②3期12年の松井市長の実績から見える改革の継続性、③これからの羽島に必要な取り組みなどについて語り合い、最後に私が考える羽島市長に相応しい人物像をお話ししました。
▼ 私は、①羽島市の政治状況では、市議会が市政与党(若手中心で議会過半数を占める)と市政野党(年配議員・立憲・維新・共産)に分かれていることや、県議に対する名誉毀損罪で罰金20万円となった男性が、野党系といわれている市長選立候補予定者と一緒に駅前でビラを配っていたらしいことなどをお話ししました。
②3期12年の松井市長の実績では、岐阜羽島駅北西の飲食店街やインター南のコストコなど最近の発展ぶり、そしてなにより、私の行政経験からは極めて解決困難と思われた、ゴミ処理施設の建設場所選定を巡る地元の強い反対による混乱を、新しい候補地の選定により解決されたことなどをお話ししました。
③これからの羽島に必要な取り組みでは、少子高齢化により、18歳から65歳までの生産人口が急激に減っていく羽島、いわゆる社会が縮小していく羽島では、財源を考慮しないで夢物語を語るような無責任な取り組みより、未来の子ども達に負担を先送りしないよう財政規律を守りながら堅実に市政を前へ進めることが必要などとお話ししました。
羽島市長に相応しい人物像としては、(ア)財政規律を守りながら施策を展開する確かな行政手腕、(イ)羽島の豊かな未来を実現できる卓越した企画力・実行力、(ウ)特定勢力になびかない公正無私で真面目な人間性、(エ)羽島を隅々まで知り羽島を心から愛する羽島人の4点をお話ししました。
▼11/24の羽島市長選挙投票日まであと3週間。羽島市民が選ぶのはどなたでしょうか。羽島の未来のために真に羽島市に貢献してくださる方に市長になっていただきたいものです。よく分からない方を選んで後から後悔することのないようにしましょう。

373 羽島市長選の状況 (20241027)
152 羽島市長選挙は松井市長3選 (20201129)

373 羽島市長選(1) 今の状況 (20241027)

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▼2024/10/24の岐阜新聞と中日新聞に川瀬氏が羽島市長選立候補の記事がありました。新人の牧氏、現職の松井さとし市長に続く3人目の立候補報道です。
松井さとし市長は、羽島をよく知り羽島を心から愛する方で、行政手腕、企画力、実行力に優れ、そして公正無私なリーダーです。そのような方ですから、私は松井さとし氏を全面的に信頼し応援しています。
▼一方、川瀬氏、牧氏のお名前を
、私は約6年間の議員生活の中で一度も聞いたことがないと思います。なので、私にはどのような経歴の持ち主で、どのような理由で羽島市長を目指そうと思われたのか全く分かりません。
川瀬氏は、私が得た情報によると大垣東高校・上智大卒の48歳、海外でJICAの派遣専門家、高山市で宿泊業の合同会社社長などを経験されたようですが、確かなことは分かりません。どうも羽島市に住んだことがない(羽島市と無縁?)、いわゆる落下傘候補のようです。私としては、「羽島をよく知り羽島を心から愛する方」に「羽島をこのようにしたいという強い思い」で羽島市長選挙に立候補してほしいと考えています。羽島市民ならば当然ですよね。
牧氏は、報道などによると羽島市立中島中卒・各務原東高校中退の48歳、建設会社や人材派遣会社勤務で団体顧問の方のようです。この方のことも、私には分かりません。
▼このお二人の候補者が「行政手腕、企画力、実行力、リーダーシップをお持ちかどうか?」は私には全く判断できません。市民の皆様もお知りになりたいと思いますが、議員仲間や市内企業経営者に尋ねても「知らない、分からない」という返答ばかりでした。
▼前回の令和2年市長選挙では、現在の市議会議員では近藤・山田・粟津・掘・豊島・川柳の6議員が沢井幸子氏(7,315票で落選)を支援し、私と仲間の議員が松井さとし氏(14,716票で当選)を支援しました。今回は私と仲間の計10人の議員が松井さとし氏を支援しますが、他の共産を除く7人の議員(近藤・山田・粟津・掘・豊島・川柳・佐藤の各議員)はどうされるでしょうか。7人全員が川瀬議員を支援されるのでしょうか。それとも7人全員ではなく、もっと少ない議員のみが川瀬氏を支援されるのでしょうか。その点にも私は興味津々です。

152 羽島市長選挙は松井市長3選 (20201129)

 

 

 

372 羽島市の財政状況 [令5決算] (20241018)

[通算HP閲覧回数 87,355回 (2024/10/18現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/10/3の岐阜新聞に、県内42市町村の令和5年度健全化判断比率(速報)が掲載されました。質公債費比率の県内21市平均は5.2%、羽島市は7.0%で21市中14番目でした。やや厳しいといったところでしょうか。
質公債費比率は、借入金返済等(家計のローン返済のようなもの)の厳しさを示す数値です。今後は、新庁舎建設費用や次期ごみ処理施設建設費用の返済などより、厳しい傾向がしばらく続くと思われます。他市も、現時点では良好でも、新庁舎等公共施設建設を予定している場合には今後厳しくなることが予想されます。
▼ところで、この令和5年度決算は9月議会で審議し認定しました。羽島市の一般会計決算は、収入が約261.2億円、支出が約249.6億円、残額が約11.6億円でした。この残額は令和6年度予算への繰越金となります。市の貯金である財政調整基金の令和5年度末残高は約32.9億円でした。一般的には標準財政規模の10%~20%が適切といわれています。この残高は羽島市の標準財政規模約140億円の約23%に相当するので良好と言えそうで、大規模災害など不測の事態が発生しても大丈夫そうです。一時は10%を下回るかと心配しましたが、20%超を確保できたことは、補助金削減や市職員の給料削減など「財政の安定化対策」を着実に進めてこられた市長及び市職員の御努力の賜物です。ありがとうございます。
▼地方自治体の財政状況を表す主な指標には、財政調整基金残高に加えて財政力指数経常収支比率、実質公債費比率などがあります。私の羽島市財政状況に関する感想は、財政調整基金残高約32.9億円は良好財政力指数0.74は良好経常収支比率95.2%はやや厳しい実質公債費比率7.0%はやや厳しいというものです。
▼9月議会の予算決算特別委員会では羽島市民病院の質問もしました。私の「市民病院へは市一般会計から出資金を除くと負担金補助金として約6.5億円支出している。その支出を支える収入として国から地方交付税が交付されている。市が市民病院を経営していることにより、この交付税はどの程度増額されているのか」という質問に対して、市から「国から市民病院にかかる費用として地方交付税約2.7億円が交付されたと推計している」という答弁がありました。

318 羽島市の財政状況 [令4決算] (20231006)
県内市町村財政の状況はこちらへ (岐阜県HP)
全国公立病院決算経営状況はこちらへ (総務省HP)

 

371 羽島市長選へ松井市長が立候補表明 (20241013)

[通算HP閲覧回数 87,100回 (2024/10/13現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/10/9の岐阜新聞が「松井羽島市長4選出馬表明」と報道しました。記事中の「正常ではない(羽島市議会の)政治土壌を改められるのは松井しかいない、という声を市民から多く頂いた」には、私も「その通り」とうなずきました。
▼私が得た情報では、1期目「羽島の今を変える」、2期目「羽島の未来を創る」、3期目「羽島の躍進につなげる」でしたが、今回の4期目は「羽島の改革を推し進める」のようです。
▼重点施策は①市民病院の経営改善②公共施設の老朽化に伴う維持・更新のようです。また、③先進的な行政改革の継続④出かける行政・市民協働の推進⑤岐阜羽島駅周辺の更なる活性化⑥近隣市町と連携した長大橋架橋促進や県道整備要望の継続⑦インター周辺の企業誘致の促進なども公約としていらっしゃるようです。
▼私は、(a)経験に裏打ちされた行政手腕を持ち、(b)その手腕を発揮するための土台である企画力・実行力に優れ、(c)市民のリーダーに相応しい公正無私な人柄の方に羽島市長になってほしいと思っています。そして、羽島市議会議員として松井市長の3期12年間の市政運営を知れば知るほど、松井さとし氏がこれら3つの資質を持っていらっしゃる方だと確信しています。
▼某国大統領選挙の◯ラ◯◯候補のように、政策ではなく批判や中傷で支持を集めようとする方々に惑わされることなく、羽島市の未来にとって最も相応しい、そして羽島の子ども達の将来に禍根を残さないような方を市長に選んでいただきますよう、羽島市民の皆様に伏してお願いします

152 羽島市長選挙は松井市長3選 (20201129)