282 学校構想検討委員会 (20230127)

[通算HP閲覧回数 64,009回 (2023/1/27現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/12/26に第1回羽島市新しい時代の学校構想検討委員会を傍聴しました。この委員会は、私の令和4年6月議会一般質問 ( 250 部活動の地域移行(議会一般質問)) で、設置する旨を答弁された委員会です。
▼委員会では、令和6年9月頃の答申に向けて9回の開催が予定されています。今回は初回ということもあり、委員長選出、諮問、スケジュール、現状報告などでした。今後は、第2回~第3回で不登校児童生徒・休日文化部活動地域移行、第4回~第6回で学校の教育実践・学校教育の方向性や理念・学校運営や配置など新たな学校像、第7回~第9回で審議整理・答申案作成のようです。アンケート調査や個人・団体からの意見聴取も予定されており、審議が楽しみです。
▼教育委員会が設置する審議会などは、岐大や岐聖大の教育学部教授で岐阜県教員OBの方が委員長になられることが多いのですが、今回は岐大教育学部教授ではありましたが関西弁の方でした。経歴をネットで調べてみると、もともとは兵庫県立高校教員の方のようです。県外出身で高校教員OBの方が委員長ということで、岐阜県の教育風土、小中学校風土とはちょっと違う環境にいらっしゃった立場からの意見が期待できそうで、益々楽しみです。
▼また、羽島市教育委員会の教育委員の方も傍聴していらっしゃいました。学校構想検討委員会を傍聴して、教育に対する見識を一層高めようとされる教育委員の姿勢に、羽島市教育の未来は明るいと確信しました。
▼今後も、教育委員の方と一緒に傍聴し、羽島市教育の発展に努めたいと思います。

「羽島市新しい時代の学校構想検討委員会」 の会議資料等はこちらへ

 

 

281 消防出初式 (20230120)

[通算HP閲覧回数 63,787回 (2023/1/20現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2023/1/15に令和5年羽島市消防出初式に出席しました。屋内式典では、永年に渡って羽島市民の安全安心のために御努力いただいた消防団員の表彰がありました。中には30年表彰の方もいらっしゃいました。長い間、誠にありがとうございました。
▼後半は屋外行事でした。消防部隊行進では女性団員の凜々しい行進が頼もしかったです。また、消防署レスキュー部隊の訓練披露では、救出が成功した折に応援していた子供たちから大きな拍手が沸き起こりました。これもまた頼もしかったです。
▼私も若かりし頃に地元の消防団員として参加していましたが、昔を思い出して応援しました。みなさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

280 総合教育会議 – 部活動地域移行 (20230113)

[通算HP閲覧回数 63,393回 (2023/1/13現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/11/16に羽島市総合教育会議を傍聴しました。総合教育会議は、羽島市の教育の課題やあるべき姿について、市長と教育長及び4人の教育委員が協議や調整をする場です。今回の協議題は「中学校における運動部活動の地域移行について」でした。
▼スポーツを所管する市長部局から、生徒や教員の満足度は非常に高いこと、保護者の「見守り当番や練習付き添いが継続していて負担軽減につながっていない」という意見、スポーツクラブの指導者の「生徒の成長を見届けることができるので満足」「ハード面の整備が不十分」という意見などが紹介されました。
▼また、教育委員からの「スポーツクラブでのいじめの発生やその対応が不安」という指摘には、教委事務局から「生徒たちは、学校という枠の外での主体的な活動であるクラブにおいても、助け合って生き生きと活動していることがアンケート結果からも分かる」という説明がありました。
▼竹鼻中学校休日部活動の地域スポーツクラブへの移行の目的は、当初は保護者の負担軽減や教員の働き方改革とされていました。しかし、今回の説明では、少子化の進展で学校規模が小さくなり学校部活動が縮小せざるを得ない状況下、中学生年代のスポーツ環境をどのように維持・発展させていくのか、それとともに、中学生の多様な活動の場を確保するために、生徒の活動の場を学校という集団の枠組みの中から学校の外へどのように広げていくのかという、部活動地域移行の本質的な目的についても触れられていました。
▼前回同様に、教育委員が事務担当者へ現状に関する質問を投げかけ、教育委員の理解を深めるための時間が長かったのはちょっと残念でした。総合教育会議の本来の目的である、部活動の地域移行の課題やあるべき姿に関する市長と4人の教育委員の間での協議や調整の時間は短かったようです。しかし、協議の結果、部活動が移行される地域のスポーツクラブに対して、行政からの支援も必要であるという方向性が共通理解された場面もありました。
▼教育委員と市長との間の協議や調整を充実させるためには、市長が事前に事務担当者から説明を受けているように、教育委員も総合教育会議開催前に教委事務局から詳細な事前説明を受けて、自らの疑問を解決し現状に関する理解を深め自分の考えを整理しておいて、それらを踏まえて総合教育会議での市長との協議や調整に臨む必要がありそうです。
総合教育会議が、事務担当者への質問により課題を審議するような場ではなく、市長と教育委員4人の間の率直な協議や調整の場になることを願っています

総合教育会議の会議要旨・会議資料等はこちらへ (羽島市HP)
185 総合教育会議 (令和3年3月議会一般質問)