【通算HP閲覧回数 46,459回 (2021/12/1現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
▼令和3年12月議会からインターネットでの一般質問LIVE中継が始まります。
羽島市議会一般質問LIVE中継はこちら(羽島市HP)
▼私はくじ引きの結果、12/10(金)13時から①スポーツ・生涯学習・文化を市長部局へ移管後の教育委員会の運営方針、②部活動大会等における顧問教員の引率交通費負担、③市役所旧本庁舎の塔(望楼)の倒壊危険性の3点について質問する予定です。
南谷清司の今までの議会一般質問一覧はこちら
▼ところで、一般質問は事前に質問項目を議長へ通告し、議長の確認を経て質問することが許可されます。しかし、議長確認の前提として、羽島市議会会議規則第61条「議員は、市の一般事務について、議長の許可を得て質問することができる。」により、市の一般事務以外に関する質問はできません。
▼しかし、「市の一般事務ではないから議員はその質問はできないので答弁もできない」、「市議会議員だから市に関わることならば何でも質問できるし、市側は答弁すべき」という議論が起きることがあります。市民の皆様にはLIVE中継を御覧いただき、この議論について理解を深めていただけると幸いです。( 143 議会で質問できる「市の一般事務」とは )
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217 国立大附属小中学校で労基法違反
「国立大附属学校が17年以上残業代未払い、なぜ違法状態が放置されてきたのか」(中教審委員妹尾氏意見)
[通算HP閲覧回数 46,219回 (2021/11/26現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2021/11/23の中日新聞朝刊に「国立大学附属小中学校で教員の残業代を払っておらず労働基準監督署の調査を受けている」という記事がありました。今回は三重大ですが、過去には高知大や北海道教育大でも同じような事案がありました。
▼私は県教委教育次長の時、当時の北海道教育大の労基法違反報道を踏まえて、岐阜大学との人事交流を担当する県教委職員へ「派遣している教員について、勤務条件に関する法令を遵守することと、教員が給与面で不利にならないようにすること」を岐阜大学に対して要請するよう指示しました。
▼今回の報道では、岐阜大学が「教員の時間外労働には労基法に基づいて割増賃金を支払っている」と回答したとあります。もしそうであれば問題は無いのですが、残念ながら私のところへは、真実か否かは不明ですが「36協定を結んだだけで、公立小中学校と同じように何時間残業しても月額給与の4%という定額のみを支払っている」と伝わってきます。もしそうならば「労基法に基づいて(割増賃金を支払っている)」というのは全くの誤りである可能性があります。岐大附属に勤務している教員は全員が真実を知っているはずですが、私も是非とも真実を知りたいです。
▼岐阜大学教育学部は岐阜県の学校教員を養成する要であり、併設されている教職大学院では中堅教員のスクールリーダー養成にも取り組んでいます。であれば尚更のこと、岐大附属には勤務条件に関しても岐阜県公立学校のお手本となっていただきたいものです。
高知大教育学部附属小中学校(2019年12月労基署是正勧告)
209 先生の残業手当不支給に判決 20211008
216 老人会で「羽島のあれこれ」を報告
[通算HP閲覧回数 45,991回 (2021/11/19現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2021/11/18に地元老人会にお招きいただき「羽島のあれこれ」と題して1時間ほどお話をしました。話題は羽島市議会の状況、羽島市民病院の将来、羽島市役所新庁舎の紹介などです。40人ほどの人生の大先輩の方々に熱心に耳を傾けていただきました。
▼パソコンで作成したスライドをプロジェクターをお借りして大画面に映しながら話をしたので、多少は分かり易かったのではないかと期待しています。しかし、テーマが皆さんの興味関心にマッチしていたかどうかはやや不安でもあります。
▼もし来年もお招きいただけたら何の話をさせていただこうかな。小熊町や東小熊の歴史が面白いかなと思ったら私より詳しい人が何人もいらっしゃいました。いずれにしても、教壇に立っていた頃を思い出しながら、皆様に「清司君の話を聞いて良かった」と仰っていただけるようしっかり準備しようと思います。
215 教員を諦める若者達
[通算HP閲覧回数 45,852回 (2021/11/15現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2021/過労死と背中合わせの学校 あこがれた教員をあきらめる若者たち《いま先生は》」が配信されました。今後3回シリーズで配信されるようです。
▼第1回目の今回は教員志望学生の生の声が取り上げられています。「教員の仕事は幼い頃からあこがれ、なおひかれる自分がいる。でも、家族との時間を犠牲にする一生は嫌だと思う自分もいる。『教師になる前に、現実を知ってよかったんだ』。そう自分に言い聞かせている。」という教員志望者の言葉はとても重いです。
▼「母校に教育実習に行ったことで、疑問は確信に変わった。運動部の顧問は部活が終わると、事務仕事で午後10時過ぎまで職員室にいた。自分も指導計画をつくるために遅くまでいたため、何人もが残っていることがわかった。『こうしないと仕事、終わらないでしょ』と顧問。」という「教員定額働かせ放題法(給特法)」に影響された教員の勤務状況が確かにあります。
▼子ども達の未来、日本の未来を考えると、このまま学校教育を崩壊させてはいけないという思いが一層強くなります。教員の働き方改革を頑張らなくては。
208 教員採用試験 ついに2倍割る
209 先生の残業手当不支給に判決
180 #教師のバトン
173 小学校教科担任制と臨時教員数
172 小学校教科担任制と教員採用
214 「気候変動と経済」三菱電機元社長講演
[通算HP閲覧回数 45,696回 (2021/11/12現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2021/11/9に、母校であり校長として勤務もした岐阜高校で生徒と一緒に同窓会主催講演会を拝聴しました。講師は私の1学年下の元三菱電機社長杉山武史氏(S50年卒)です。演題は「『気候変動と経済』-今から始めること」でした。
▼「未来を変えるエンジニア」になりたくて工学部から三菱電機へ進まれたそうです。社会に役立つ「形のあるモノ」を造る喜び、造ってきた誇りが講演から伝わってきました。
▼講演では、時代を約10年毎に区切って、各時代の特徴を、高度成長、オイルショック、家電全盛とパソコン黎明、バブル隆盛と崩壊、失われた20年、と整理され、今後は気候変動を踏まえてどのように進むべきかについて話されました。
▼これからの日本産業の進路としては、今までの加工産業に代わる基幹産業を興さなければならないとされ、その基幹産業として食に関する事業を候補に挙げられました。気候変動に対応できるように、二酸化炭素排出を減らしたスマート農業や野菜工場、養殖漁業など、改善や改良ではなく本質的な変革を伴った新たな基幹産業の育成です。
▼最後には座右の銘として「人心一身」「利他の心」を説明され講演会は終了しました。
▼放課後には希望生徒約40人との座談会が開かれ、生徒からの途切れる間もない質問に対して、後輩達への熱い思いを込めて答えていただきました。杉山氏のこれまでの人生に裏打ちされた真摯な助言や示唆は、生徒にとってとても貴重な宝になったと思います。
▼杉山様、お忙しい中、本当にありがとうございました。私も、とても刺激を受け勉強になりました。
印象に残った杉山氏の言葉の幾つかを御紹介します。
〇【生徒の「人間はAIとどのように関わっていくべきか」の問に答えて】現在のAIの限界は、単一命題に対する対応(分析→結果)しかできない、複合的なことはできない(優先順位やトレードオフを考えることはできない)、こうなりたいという展望に基づいて判断することができないの3点。なので、単純作業はなくなるかもしれないが、人間が活躍する場は多くある。
〇【生徒の「社長になれた理由は何か」の問に答えて】与えられた仕事をしっかりやった。そのために専門外の分野も含め必死に勉強し努力した。学ぶことが大事だし自分の土台にもなる。勉強したり努力したりした時に仲間に助けられ周りとの関係性が築かれた。勉強する、人を大切にする、役割を果たす、この3点が大切。
〇【生徒の「十分便利になったけれどまだ成長を目指すべきか」の問に答えて】成長を目指すことは必要。成長を目指すことによって新しいものが生まれる。しかし、これからは成長とはいっても、人の富を増やすことから、不安の解消や楽しみの機会など生活の充実へと、成長の意味づけは変わっていくだろう。
〇1つの側面だけを見ていてはいけない(トレードオフとトレードオン)。
〇社長は偉い人ではない。経営判断を最終的に決定する役割を担う立場に過ぎない。〇創造の根本にあるものは興味や疑問。なぜかということをその背景から考える習慣を持って欲しい。
〇何事も人がベース。チームとして人の集まりが力を持つ。
別件ですが『岐阜高校の校歌と空撮動画』です。(音が出ます)
校舎はすっかり新しくなりましたが懐かしいですね。
私が校長の時に昭和49年卒の方々にお願いして作成しました。
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