432 おこめ券は配るの? (20251212)

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2025/12/9に羽島市議会12月議会一般質問で、市の財政展望、市内居住外国人児童生徒、不登校支援、小学校修学旅行費用高騰について尋ねました。その中で、政府の物価高騰対策である「重点支援地方交付金」による市民生活の支援についてもお尋ねしました。
▼ところが翌日の新聞を見てビックリ。私が質問したのに、なぜか他の議員が質問したという記事になっていました。こんなこともあるのですね。同じ会派の同じ名字の議員と間違えたのでしょうけど、市民に名前を知ってもらってなんぼの議員としては、ちょっと残念な新聞記事でした。
430 令7年12月議会 日程・一般質問 (20251128)
▼市長の答弁内容は、①羽島市への配分額は数億円規模を想定、②おこめ券は市が発行業者へ支払う販売価格500円に対して市民が利用できる価格は440円にすぎず経費率が高いことや使途が限定されてしまう課題がある、③このような課題からおこめ券の発行には消極的、④広く家庭にメリットをもたらす施策を導入したい、⑤制度の詳細が不明なため年度内に効果が行き渡らない場合も想定される、⑤しかしながら早期に実施できるよう予算措置を講じたい、というものでした。
▼今までは「国の方針に地方が従う」という構図が多かったような気がしますが、今回のおこめ券については「国の勧めを横目に見ながら、地方が自ら最も適した方法を選択する」という流れになっているようです。このような流れが更に加速すると、日本も良い方向へ変わっていくのかなと期待しています。羽島市はこの流れにしっかりと乗っているようで嬉しいです。

431 イモ掘り体験お手伝い (20251206)

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2025/10/28に私の妻が会長を務める地元老人会の方々と一緒に小学校の体験学習(サツマイモ栽培と収穫)を応援しました。11/2にも地域行事のサツマイモ堀りに参加しました。
私が一人で手伝っている特別支援学級の畑のサツマイモも同じでしたが、芋が小振りで数も少なかったです。猛暑の影響でしょうか。それとも連作の影響でしょうか。
▼そんなことには関係なく、子供たちはみんな元気いっぱいに頑張って堀り、収穫したサツマイモを自慢げに見せてくれました。教員だった頃を思い出せる楽しい、嬉しい時間でした。
▼地域行事の時には、近くの老人ホームの方々も車椅子で参観にいらっしゃって、懐かしそうに見ていらっしゃいました。初めてのことです。これも嬉しい出来事でした。
▼来年も土作りから頑張るぞー!

430 令7年12月議会 日程・一般質問 (20251128)

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2025/11/28に羽島市議会12月議会が開会しました。12月議会では来年度の予算編成に向けて、新たな事業の実施について提案したり、既存事業について効果、経費、課題などを確認したりする議論が多く交わされます。
▼一般質問では、我が会派の代表質問において羽島市民病院の経営課題が取り上げられます。他にも4議員が質問されます。全国の国公私立病院の約73%が赤字経営(11/27岐阜新聞朝刊)という状況を踏まえて、羽島市民病院の今後についての議論が深まりそうです。
▼私は、羽島市民病院の経営を支える羽島市自身の財政状況がそもそも厳しいことについて、市の貯金に当たる財政調整基金の残高の将来見込みをどのように推定しているのか、その推定根拠について質問します。9月議会に続いて市財政の将来見通しに関する議論をしたいと思っています。
▼また、市内に居住する外国人の子供たちの学校生活、不登校の子供たちの様子、小中学校の修学旅行の状況などについても質問し、より子供たちのためになる方策について議論したいと思います。
▼私の一般質問は、一般質問3日目の12月9日(火)午後1時からの予定です。もしお時間がおりでしたらスマホ等でネット中継をご覧いただけると幸いです。
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429 政策提言を市長へ提出 (20251121)

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▼2025/11/14に、私が代表を務める清風クラブは、清和クラブと一緒に松井羽島市長へ来年度に向けての政策提言を申し入れました。公園や道路の整備などの個別案件を除く市政全体への提言は28項目あり、防災、財政、自治会、障がい者、子育て、高齢者、病院、教育など内容は多岐にわたります。
▼私からは、市と懇談をする中で市長へ特に2点についてお話をしました。
▼1点目は、『DXの推進には、「市政の効率化・デジタル化による生産性・透明化の向上」と「市民と市との情報交換の在り方の改善」という2つの目的がある。どうしても前半の職員自身に関わる目的の実現に力が入りがちである。しかし、後半の市民に直接関わる目的の実現も重要である。例えば、市役所へ行かなくてもどんな手続きでも完了できるようになる、どんな情報でも自宅から容易に入手できるようになる、というような羽島市の未来の姿(到達目標)を市民へ具体的に示し、その実現に向けて今はこの段階まで進んでいる、次はこれに取り組むというような広報ができると、羽島市の魅力を宣伝できるしDXの取り組みも進めやすいし、市民の理解も得やすい。』という内容でした。
▼2点目は、『不登校が増えていて大きな課題となっている。市内には不登校に向けたフリースクールが幾つかあるが、学習塾と同じようなスクールから不登校の子供たちの成長全般にじっくりと寄り添っているスクールもある。そのことは選択肢の多様性確保ということで問題は無いと考えるが、不登校に向けたフリースクールへは多くの子供が通っていて保護者の経済的負担も大きいという話が聞こえてきたりする。一方、市内には公設の「こどもサポートルーム(旧適応指導教室)」が3カ所あるが、そこへ通っている子供はフリースクールに比較してそれほど増えていないという話も聞く。その理由は分からないが、何か不登校の子供や保護者が「こどもサポーツルーム」を選択しにくい構造的な理由があるのかもしれない。折角の公設の不登校支援の仕組みなので、民間のフリースクールのように学校との情報のやり取りををできるだけ減らすなど、学校や子供たち、保護者の負担やプレッシャーを減らす工夫が必要なのかもしれない。』という内容でした。
▼提言を出しっぱなしではいけないので、来年度予算が決まったら政策提言した内容の幾つかについて、市から予算化の状況や政策の方向性について説明を受ける予定です。

428 小中学校の統廃合 (20251114)

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426427の投稿のように2025/10/21に東京で国の官僚の方々と意見交換をしてきました。テーマの一つが「小中学校の統廃合に対する国の考え方や支援について」でした。
▼文科省の説明は「小中学校の適正規模・適正配置に関する基本的な考え方」、「公立の小中学校の適正規模・適正配置関連の文部科学省の取組」、「都道府県の指導・助言・援助の在り方」などについてでした。
▼私は県教委勤務のときに、現文科省初中局長の望月氏を含め、文科省から出向してきたキャリア官僚の方々と一緒に、県立高校の統廃合「生徒いきいきプラン」を担当し約5年間にわたってその趣旨を県内全域を回って県民の方々へ説明してきました。行政マンとしてとても厳しく大変な仕事でしたが、県民の声を聞いて勉強になったことも確かです。そのため、統廃合のあれこれは概ね把握しているつもりですが、改めて国の説明を伺うことで古い記憶を最新の知識で上書きすることができました。
▼最近では、望ましい教育環境の構築と教育の質の充実を図るための、恵那市の旧岩村町・山岡町・明智町・串原町・上矢作町にある5中学校を1校へ統廃合する話題や、各務原市の小中学校統廃合の話題などが聞こえてきます。
▼羽島市でも少子化が進展する中で小中学校の児童生徒数の減少が見込まれます。将来を見据えて、子供たちの教育環境を守るための方策を今から考え始める必要があります。今回は、そのための知識を整理する良い機会となりました。
▼なお、担当は「文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室義務教育改革係」という長い名称の部署です。ご説明いただいたのはこれまた長い肩書きの「文部科学省大臣官房教育改革調整官(初等中等教育企画課教育制度改革室)」の小倉さんです。私が想像するに課長級のキャリア官僚の方です。係の正式名称や説明者の肩書きには興味のない方が多いと思いますが、余りに長いのでご紹介してみました。
▼意見交換終了後の雑談では、GIGAスクール構想で小中学校の児童生徒へ無償配備されているタブレットパソコンについて、「教材等提示装置としての役割を越える新たな役割を、普段の授業の中で見ることができるようになると良いですね」で小倉さんと意気投合しました。