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▼2023/9/22の岐阜新聞に、下呂市内全6中学校の休日に行うすべての部活動を地域移行するという記事がありました。
▼下呂市では来年度から、教員の負担軽減を図りながら、どの中学校の生徒でも、生徒が平等にスポーツ、文化活動ができる環境の整備を目指して、希望した教員や地域住民を行政が「地域クラブ指導員」に任命し、「地域クラブ活動」として運営するようです。羽島市と同様に、全国の先頭を走っています。頑張れー、下呂市と羽島市。
▼2022/5/1の岐阜新聞によると、下呂市では、放課後の午後6時頃まで部活動を行っていましたが、2022年4月から市内全6中学校で、放課後部活動は授業時間を充てて週2回とし、下校時刻を原則午後4時半としました。一つずつ段階を踏みながら、しかし将来の目指す姿を明確にして施策を進めていく手腕は素晴らしいですね。 ( 4時半下校の新聞記事はこちらから )
▼下呂市は山間地域ですので、スクールバスやコミュニティーバスで遠距離通学している中学生が多く、また小規模校も多いという地域事情があります。なので、羽島市がそのまま真似をすることはできません。しかし、希望した教員が地域クラブ指導員となる部分には興味があります。私は、教育的見識やスポーツや文化芸術に関する指導力を持ち、継続的に同じ子ども達と触れ合いながらチームを育てたいと願っている教員が、たとえ学校を異動しても同じチームを指導し続けることできるようになると良いと思います。その方が、中学生にとっても教員にとっても Win Win だと思うのです。
▼そして、放課後の部活動は、学習指導要領のルールを守って、希望する中学生が自主的自発的に活動し、教員は指導者ではなく名実とも顧問になって部員の相談相手をするだけ。大会などに出場する場合は、ベンチやステージに入るのは部員だけで、監督やコーチ、指揮者、伴奏者は部員の中学生に限る。そして、そんな放課後部活動の中学生だけが参加できる大会を創設し、中学生が自分たちで運営する。こんなことは無謀な夢かな。実現してほしいな。実現に向けて頑張るぞー。
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