405 令7年6月議会 日程・一般質問一覧 (20250606)

[通算HP閲覧回数 104,555回 (2025/6/6現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2025/6/5に令和7年6月議会が開会しました。年度当初の予算に盛り込めなかった事業については、この議会で補正予算を審議し対応します。今回は羽島市役所旧本庁舎跡地整備に関する予算などを審議します。跡地活用方法をしっかり検討するまでの繋ぎとしての仮設駐車場整備などの予算です。他には羽島市民病院の将来像についても議論がありそうです。全国ほぼすべての国立・公立病院が赤字経営という状況では、誰が羽島市民病院を経営しても結果は同じとも思われ、議会で経営責任を追求することはあまり意味がないような気がします。国や県の医療政策をしっかり理解した上で、羽島市民病院の将来像について建設的な議論が交わされることを期待しています。
6/13(金)~6/17(火)の一般質問では議長を除く17人中14人の議員が質問します。羽島市議会では1人~2人の会派が多く9会派もあるので、14人中9人が所属会派の代表質問として優先的に質問します。残り5人は代表質問終了後に質問します。なお、私は清風クラブの代表ですが代表質問は交代で務める予定です。今回は、ダブル南谷の先輩が代表質問を行います。私の質問は順調ならば最終日6/17(火)13時からになります。
▼1項目目は、発達障がいなどの障がいを持つ年少から年長の幼児への支援について議論する予定です。羽島市内には、特別な支援を必要とする幼児は何人いるのでしょうか。私独自のデータ分析による人数と羽島市福祉担当部局が把握している人数との間に差はあるのでしょうか。もしもあるとしたら、何故そのような差が生じるのでしょうか。そんなことから、どのように支援していくかの議論をスタートさせたいと思っています。
▼2項目目は、教育行政に関する計画策定の生産性・効率性を向上させて、もっと学校現場への具体的な支援に時間をかけましょう、という議論です。
▼それぞれどのような議論になるのか分かりませんが、興味関心のある方には議場まで来ていただいて傍聴していただくか、あるいはネットで議会中継を視聴してください。そして、応援していただけると嬉しいです。

市議会ライブ中継・録画中継(羽島市HP)


397 市議会議員は何してるの? (20250411)

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▼「市議会議員は何してるの?」という質問をよく頂きます。昨年5月に議会見学に来た小学6年生へ議会の説明をしたときにも子ども達から尋ねられました。教え子から同窓会に呼ばれたときにも尋ねられました。元同僚の先生方と酒を酌み交わしたときにも尋ねられました。
▼確かに、議会が開会されているのは6月、9月、12月、3月の年4回なので、「議会がないときには何してるの?」と不思議に思われるのはもっともです。
市議会議員の仕事は、市長との二元代表制とか市政のチェック機能とか言われますが、「市民の生活をより良くする施策を実現する」が一番基本的な仕事だと私は思っています。私が様々な行事に参加するのは市民の活動や意見をできるだけ多く知るためです。そして、そのようにして集めた市民の活動や意見を踏まえて施策を練り、その施策を実現する方法を見つけ、実現に向けて体を動かす、これが市議会議員が年4回の議会の間に行うことだと、私は考えています。そしてこのHPはそのような私の考えや活動状況を表現する場と考えています。
▼3月議会が終了した区切りで、昨年4月から今年3月までの1年間の「羽島市議会常任委員会活動計画書・報告書」が議会HPに掲載されました。私が議会改革特別委員会委員長だったときに、議会活性化・常任委員会活性化を目指して全議員の意見をまとめた取り組みです。活動報告書には各議員自身の活動報告も載せています。この活動報告書から、市議会議員それぞれが議会閉会中にどのような目的でどのような活動をしてきたのか、その一端を知ることができます。なお、私が委員長を務めていたのは総務委員会です。

常任委員会活動計画書・報告書(羽島市議会HPへ)
行政視察報告書・政策提言(羽島市議会HPへ)

 

396 市議会会派「清和・清風・清流」結成 (20250404)

[通算HP閲覧回数 102,182回 (2025/4/4現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼令和7年度スタートにあたって、私たち8人の議員で結成していた羽島市議会会派「自民清和会」の在り方を見直し、3人、3人、2人の3グループに分けて会派届を提出しました。3グループに分けると言っても、各議員の政治的志や市政与党という立場に変化はなく、今までと同様に8人が同志として活動することに変化はありません。そのため、3グループの名前も、解散とか分裂とかではないことを明確にするため「自民清和会」から一文字とって「清」を冠する「清和」「清風」「清流」としています。
▼では、なぜ3グループに分かれることにしたのでしょうか。その理由を一言で説明すると「より効果的に、より効率的に議員活動できるよう改善する」なのですが、具体的には主に2点あります。
▼1点目。議会の一般質問では、最初に各会派の代表者が質問する「代表質問」があり、その後に各議員が質問します。代表質問は、8人会派でも1人会派でも代表者1人だけが質問します。これでは、1人会派の議員が代表質問により他の議員の前に優先的に質問できることになり、議員間の公平性の観点から大きな不均衡が生じます。この不均衡を是正するためには、「例えば2人以上の会派しか代表質問ができないようにする」、又は「各会派の人数をある程度揃えて代表質問する機会が全議員に公平に回ってくるようにする」というのが1点目の理由です。
▼2点目。今まで私たち8人が最大会派で、他には3人、2人、1人の少人数会派が6つありました。市議会には各会派の代表者1人が出席する会派代表者会議が設置されおり、この会議には、私たち8人会派の代表者1人、他の少人数6会派の各代表者6人が出席します。議員数は私たち8人と他会派10人の計18人であるのに対し、会派代表者会議出席者は、私たち8人会派から1人と他の少人数会派からの6人の計7人となり、著しく不均衡になっています。その不均衡を是正するためには、「例えば2人以上の会派からしか会派代表者会議に出席できないようにする」、又は「各会派の人数をある程度揃えて会派代表者会議出席者数が議員数を反映し易くする」というのが2点目の理由です。
▼今回の、私たち8人会派が、清和3人、清風3人、清流2人の「清」を冠する3グループへ分かれることが、ある意味では議会改革の一環であることをご理解いただけると幸いです。

 

383 江崎よしひで氏講演会 (20250103)

[通算HP閲覧回数 98,386回 (2025/1/3現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2024/12/24に、私と私の仲間の市議会議員や県議会議員などが中心になって、「羽島市の未来を考える会(江崎よしひで氏講演会)」を開催しました。講演会後は、参加された方々の岐阜県と羽島市の未来についての確かな展望と希望を得たワクワクとした笑顔がとても印象的でした。
▼話の内容を詳しくご紹介することは避けさせていただきます。なぜなら、ここでネタばらしをしてしまうと、「江崎さんの話を聞きに来ていただけないかも」と心配だからです。江崎さんの話に興味がある方は、2025年1月16日(木)午後7時に羽島市文化センターへお越しください。江崎さんのワクワクする話が聞けますよ。
▼講演会では「羽島市から選挙運動をスタートしたとき、頭の上に雪が積もった」と前回知事選のときの思い出を話されました。私は前回も江崎さんを一生懸命支援していて、羽島での出陣式・街頭演説・個人演説会もお手伝いしました。「確かその時の写真があったぞ」と探したところ出てきました。残念ながら雪は写っていませんが、本当に雪が舞う日で、途中からは吹雪みたいでした。緑色のマスクはコロナ禍だっただからです。前回は残念な結果でしたが、今回は良い結果になるよう一生懸命頑張ります。

382 議会での妙なできごと_市民病院 (20241228)

[通算HP閲覧回数 98,100回 (2024/12/28現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/12/26に12月議会が閉会しました。閉会日には議案の採決が行われます。そこで妙なことが起きました。羽島市民病院の経営は、コロナ禍後の患者数減少が想定以上となり、また光熱費や材料費の値上がり、人件費増などもあって、とても厳しくなっています。そこで、市民病院が年度末まで安定した病院経営をするための運転資金を確保する予算として、市一般会計から病院会計へ約1.6億円支出する市会計予算案(議67号)と、病院会計が市一般会計から約1.6億円を受け取る病院会計予算案(議68号)の2本の議案が議会で審議されていました。妙なことというのは、この2本の議案の採決の際の議員の賛否結果のことです。
▼常識的には、そして論理的にも、支出する市会計予算案と受け取る病院会計予算案は表裏一体の関係なので、両方の予算案に賛成するか、あるいは両方に反対するかのどちらかだと思われます。しかし、先月の市長選で川瀬候補を積極的に支援されていたあるベテラン議員は市会計予算案に賛成して病院会計予算案には反対されました。要するに、市が病院へお金を出すのはOKだけど病院がそのお金を受け取るのはダメというわけです。

▼予算案のある部分についてだけ反対する場合には、予算案全体に反対するのではなく、全体の整合性をとりながら反対する部分のみ削除などした修正予算案を議案として提出し、議会での審議にかけます。ベテラン議員として、他の議員への模範となるような議員活動をしていただきたかったところです。修正予算案といっても、もし「経営診断業務は市民病院の経営改善に役立たない」ので反対ならば、病院会計予算案の第4条債務負担行為を削除するだけのことと思われます。また、もし「しばらくの間の運転資金に充てるための10億円の借入は不要」なので反対ならば、病院会計予算案の第3条の「なお」以下約40文字と市会計予算案の病院事業会計貸付金を削除するだけと思われます。そのような修正案を提案することなく、ただ反対をするだけでは、市民から「口先だけ」とか「市長への嫌がらせ」とか「スタンドプレー」とか言われないかと心配になります。
▼今回の妙な出来事には、このような手続き上のことよりもっと重要なことがあります。それは、今回の病院会計予算案に反対ということは、年度末まで安定して病院経営するための運転資金約1.6億円を確保する案に反対ということであり、年度末に向けて病院の運転資金がショートしてもやむを得ないということであり、そして資金ショートした結果、職員や医師の給料が払えない、電気代や水道代が払えないなど羽島市民病院閉鎖の可能性が高くなっても仕方がない、と思っているということです。今回の病院会計予算案に反対することは「羽島市民病院を閉鎖することになっても良い」と主張したこととほぼ同じなのです。
「年度末まで市民病院の医療行為を続ける」ことと「市民病院の経営を改善する」ことは別次元のことです。それをゴッチャにして、こっそりと羽島市民病院を閉鎖へ誘導するような行為は絶対に許されません。病院運転資金確保の予算案に反対されたベテラン議員は、本音では市民病院を閉鎖へ追い込みたかったのでしょうか。まさかそんなはずはないと思いたいのですが、約1.6億円の病院運転資金確保予算案に反対された事実はとても重いものだとも思います。
▼今年1年間お世話になりました。ありがとうございました。来年も相変わらぬご厚意を頂けますようお願い申し上げます。皆様良いお年をお迎えください。