205 議会でオンライン授業などを質問

【通算HP閲覧回数 43,658回 (2021/9/17現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
羽島市議会9月議会(2021/9/13)で「情報通信技術を活用できる学校について」の一般質問をしました。コロナ感染症非常事態宣言下なので、持ち時間は従来の半分の25分間でした。そうなると質問が短いので実際の質問文と答弁を下方のpdfファイルで御紹介します。
▼質問は、
(1)GIGAスクール構想で子供達に配付された一人一台端末(iPad)が壊れた場合の修理のあり方(教育長答弁内容)、
(2)一人一台端末を家庭へ持ち帰って学習に活用できるようになるまでの今後の見通し(教育長答弁内容)、
(3)一人一台端末を活用した教育が学校やICT担当教員任せになることなく市内のどの学校でも一定水準以上になるための取り組み(教育長答弁内容)、
(4)各学校で使用している授業支援アプリ「ロイロノート」を来年度も継続使用できるのかという先生の不安への対応(教育長答弁内容)、
(5)市全体でDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するための教育委員会等も含めて市長部局で一括して担当する体制(総務部長答弁内容)、
(6)各学校の情報ネットワーク等の整備や管理運用の担当職員を市長部局との併任で配置する体制(総務部長答弁内容
についてです。答弁内容については( )内の青文字リンクをクリックして御確認ください。
▼質問の中では、子供たちの発達段階を考慮すべきであり、その上でオンラインで行うことの理由や目的とそれを達成するための最適の方法を明確にすべきという、オンライン授業に対する私の考えにも触れています。また、羽島市の小中学校の情報インフラ整備の課題と解決策にも触れています。

9月議会「情報通信技術を活用できる学校について」の質問文と答弁(pdfファイル)

201 陣痛タクシー (令和3年6月議会一般質問)
185 総合教育会議 (令和3年3月議会一般質問)
174 GIGAスクール構想 (令和2年12月議会一般質問)

204 小中学校の机椅子を更新

【通算HP閲覧回数 43,412回 (2021/9/10現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
▼昨年度「子ども達の基本的な学習環境の充実:児童生徒の毎日の学習を充実させ、自ら学ぶ態度を伸ばすとともに学力向上を図るために、基本的な学習環境を整備」として「旧JIS規格の机椅子(机の天板60×40)を新JIS規格(机の天板65×45以上)へ計画的に交換」を要望しました。
▼そうしたところ、早速昨年度中に、企業様から頂いた寄付等を活用して中学3年生分を交換していただきました。( 136 教室の机を新規格と交換
▼さらに、現在開会中の市議会9月議会に上程され令和3年度補正予算案「市立学校における感染症対策として、小学校5年生から中学校2年生の使用する机・椅子(抗菌・抗ウイルス対応)を整備 56,287千円」が盛り込まれ、9月2日に可決されました。
▼これで、小学校1年生から中学校3年生まで9学年中の5学年分が新しい机・椅子に交換されることになります。御努力いただいた市長並びに市教育委員会、市財政当局の皆様に感謝申し上げます。私は、教育行政に永年携わった経験を生かして、学校教育環境を充実させたい思いで議員に立候補したのですが、それが少しずつ実現しとても嬉しく思っています。今後も力を尽くしたいと思いますので御指導御支援をよろしくお願いします。
▼なお、残りの4学年分については、少子化進展や残った机の傷み具合などを踏まえて交換の判断をされるかと思います。今回は、財源として国の新型コロナウイスル感染症対応地方創生臨時交付金を活用することができましたが、今後は財源との相談にもなります。厳しい市財政環境の中ですが、計画的に少しずつでも交換できることを願っています。

 

199 小学校と特別支援学校を訪問

(通算HP閲覧回数 42,301回  2021/8/13現在  連絡先:info@minatani-kiyoshi.com)
▼コロナ感染に配慮して、児童生徒が夏休みで不在の間に地元の学校を訪問しました。
▼2021/8/2には羽島市立福寿小学校を見学しました。横山校長の案内で、昭和48年建築の体育館や代々使い継がれてきた学習机、児童数増に対応する新校舎建設現場などを見せていただきました。また、GIGAスクール構想で整備された一人一台端末(iPad)を使った模擬授業も体験させていただきました。学習支援アプリ「ロイロノート・スクール」を使った授業はとても興味深く面白かったです。施設設備を改善したり「ロイロノート」を安定的に使用したりする予算を確保するためには、私たち議員の一層の理解と努力が必要なようです。
▼8/11には岐阜県立羽島支援特別支援学校を見学しました。この学校は、私にとって地元というだけでなく、県教委勤務時に計画から開校まで関わったり初代校長や現校長と同僚だったりするので、とても思い入れのある学校です。奥村校長からは、学校の様子や地域の小中学校・住民との交流の様子、地域支援センターの役割などの説明をしていただきました。県立の学校で羽島市在住のこども達は半分にも満たないのですが、地元を大切にしていただきありがたいことです。
▼8/10には私一人で羽島高校にもお邪魔しました。私の親類や多くの友人の大切な母校で、現在新校舎を建設中です。生徒にとってより適切な教育課程や創立100周年に向けた取り組みなどについて、後藤校長と意見交換をしました。
▼久し振りの学校訪問でしたが、初心を振り返る良い機会になりました。今後も、羽島市の学校教育の充実発展に向けて一層頑張る決意を新たにしました。ありがとうございました。

羽島市立福寿小学校のHP
岐阜県立羽島特別支援学校のHP

198 こども庁創設に期待

(通算HP閲覧回数 42,095回  2021/8/6現在  連絡先:info@minatani-kiyoshi.com)
▼2021/7/13「こども庁創設に向けた勉強会」にオンライン参加しました。講師は山田太郎参議院議員と小児科専門医でもある自見はなこ参議院議員です。
▼原則として、保育園は保育士が保育をするところ、幼稚園は幼稚園教諭が教育をするところです。しかし、少子化による幼稚園の経営難、待機児童問題、共働き家庭の増加等家庭環境の多様化などから、保育園と幼稚園という2元的な制度ではニーズに対応しにくくなり、2003年頃から幼保一元化の議論が始まりました。そして10年間ほどの議論を経て、保育園、幼稚園は存続させたまま認定こども園を創設・拡充するという方向になりました。
▼そのため、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省、認定こども園は内閣府の所管であり、保育園は保育士、幼稚園は幼稚園教諭、認定こども園は保育士と幼稚園教諭の資格が必要であるままとなり、縦割り行政の弊害が残ったようにも思えます。幼保一元化への取り組みの最終的な局面で、各省庁間の予算や権限の調整がつかなかったという印象です。よくある総論賛成各論反対ですね。
▼今回のこども庁創設は、幼保一元化だけでなく「⼦どもを産みやすく育てやすい国づくり」という視点からの政策です。不妊治療・母子手帳・乳幼児検診と学校検診・母子生活支援・児童養護施設・児童虐待・子どもの事故・子ども食堂などを、妊娠期から新生児期、小児期を経て成人になるまでの期間、一元的に⽀援する体制を創ろうという政策です。縦割り行政に対抗できる中身のある議論が進むことを期待しています。
国が縦割り行政であっても、羽島市もそれに準ずる必要はありません。私は、スポーツ・文化・社会教育の担当を教育委員会から市長部局へ移して、地域づくりの観点から一元的に政策展開するべきと議会で主張してきており、現在令和4年度実施に向けて検討が進んでいます。ありがとうございます。同様に、子どもの健やかな成長に向けた政策を、こども庁創設を待たずに一元的に展開することも、羽島市では十分に可能なことと思っています。私の次のテーマです。

【こども庁創設に向けた特設ページ】

196 いきいき元気館の今後

(通算HP閲覧回数 41,716回  2021/7/23現在  連絡先:info@minatani-kiyoshi.com)
▼2021/7/21開催の「第2回羽島市公共施設等検討委員会」を傍聴しました。50年ともいわれるコンクリート建築の耐用年数が近づいてきたいきいき元気館(S48年建築)・老人福祉センター(S49年建築)のあり方を検討する委員会です。
▼「いきいき元気館」は、障がい者のための地域活動支援センター「のぞみ舎」、学校に馴染めない児童生徒のための適応指導教室「こだま」の活動場所になっています。また、余剰スペースをライオンズクラブ、ロータリークラブ、青年会議所、口腔保健協議会へ事務所として貸しています。
▼「老人福祉センター」は高齢者向けの生活相談・健康相談・教養講座・サークル活動で使用されています。また、老人クラブ連合会の事務所もあります。
▼委員会では、障がい者の支援、学校に馴染めない児童生徒の支援、老人福祉は、今後も継続すべき事業であることが確認されました。その結果、論点は、このような事業は、①この2施設でなければ実施できないのか、他にも実施可能な施設があるのではないか、ということと、②他の施設で実施する場合に、この2施設を多額の費用を使って修繕し、今後も維持していく必要があるのか、という2点のようです。
▼私が思うに、市役所新庁舎完成に伴って北庁舎、中庁舎が空くので、そこへ、これらの機能を集約し、更に他の公共的な福祉関係外郭団体も集約して、北庁舎や中庁舎を羽島市の教育・福祉関係事業の中心地にしてはどうでしょうか。市役所・保健センター・教育委員会も近くにあって行政への相談や手続きがしやすいし、コミュニティバスも利用しやすいし、そしてなにより、羽島市が教育や老人福祉、障がい者福祉などに力を入れている、住みやすく子育てしやすい街だということをPRできます。(こんな発想は単純すぎるかな? 市議会で一般質問してみようかな? そんなことをすると検討委員会の議論の邪魔になりそう。円滑な市政運営を意識すべきですね。)
▼ところで、羽島市の学校教育施設の60%(延床面積比)は築40年以上経過(耐震補強は完了)しています。私の記憶では中央小学校体育館はS43年建築、福寿小学校体育館はS48年建築で、「いきいき元気館」と同じかもっと古い建築物。当然同じように老朽化していることでしょう。
羽島市全体のグランドデザインを踏まえた上で、選択と集中の理念のもと個々の施設のあり方を議論すべきなのでしょうが、実際には困難な作業になりそうです。委員の皆様、よろしくお願いします。

第1回委員会の資料(PDFファイル)

羽島市公共施設等総合管理計画【第4次改訂版 令和3年3月】(PDFファイル)

195 羽島市役所旧庁舎の今後