258 江吉良の田中さんがぎふ美術展最優秀賞

[通算HP閲覧回数 56,874回 (2022/8/19現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/8/14の新聞で、江吉良町の田中茂さんが、「第4回ぎふ美術展」で最優秀賞にあたる「ぎふ美術展賞」を受賞された記事を見つけました。最優秀賞、凄いですね。田中さんは我が家のペンキ塗り直し工事をしていただいたペン・テックの社長さんです。
▼「ぎふ美術展」は第4回とあるので歴史が浅そうに見えますが、実際には1946年から2015年まで69回の歴史を刻んだ「岐阜県美術展」(いわゆる県展)が、時代の変遷や表現の多様化に合わせて2018年から「ぎふ美術展」へと衣替えしたもので、岐阜県で最も歴史と権威がある美術展です。(私も県教委教育次長として衣替えの議論に参加しました。)
▼審査員の方々は、田中さんの作品を「大作であり大変な力作である。作品として描き切ったという感があり、宇宙観がある。秀作である。」「子供たちと動物たちの見つめる空の彼方にはなにがあるのか。夢のようでいて冷徹なリアリズムに写実とも超現実とも異なる新時代の息吹を感じた。」と講評されています。
▼伝え聞くところによると、田中さんは「どこか貰ってくれるところに寄贈したいな。市役所とか、文化センターとか、総合病院とか。幼児でも、誰が見ても、足を止めたくなるように描いてあるから」と仰っているようです。市内各小中学校に数ヶ月毎に巡回展示するのも素敵ですね。
▼受賞された作品「唐草黎明期」(写真中央の手を広げているのが田中さんのように見えます)は下の写真。なお、今回のHPやSNSへの掲載について、田中さんにはお話できていません。申し訳ありません。

 

第4回ぎふ美術展 のホームページはこちら

257 水泳でインターハイ出場を激励

[通算HP閲覧回数 56,511回 (2022/8/12現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/8/9に、大垣商業高校山田陽月さん(中島中学校卒)が、羽島市長へ水泳でインターハイへ出場することを報告しました。私は、岐阜県水泳連盟副会長として同行しました。共に羽島市民であり県予選会で山田さんに賞状を渡したご縁です。
▼出場種目は400mメドレーリレーで山田さんは第一泳者の背泳ぎです。水泳は県大会で優勝してもインターハイへ行くことはできず、ブロック大会(岐阜県の場合は岐阜・愛知・静岡・三重が参加する東海大会)で全国共通のインターハイ参加標準記録を突破しなければなりません。山田さんのチームは、7/22の東海大会で、参加標準記録が4分26秒16のところを、4分24秒99と1秒17早く泳いでインターハイ出場権を獲得しました。
▼リレーでは第一泳者の頑張りが次のメンバーに伝わります。次に泳ぐリレーメンバーは電光掲示板に表示されるタイムを見て「いける!」と思って飛び込んでいきます。きっと、キャプテンの山田さんの力泳がチームの力を引き出し、インターハイを引き寄せたことと思います。アッパレ!!!
▼私も水泳部顧問として選手を連れてインターハイへ行ったことがありますが、インターハイは高校生の夢舞台、晴舞台です。チームメイトと一緒に高知で良い想い出を作ってきてください。頑張れー!

221 岐阜県にも屋内50mプールを
187 岐阜県水泳連盟の副会長へ

255 自治体自立塾(片山善博著)

[通算HP閲覧回数 56,093回 (2022/7/29現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼後輩の先生から勧められて「自治体自立塾」(日本経済新聞出版社)を読みました。著者は総務省のキャリア官僚から鳥取県知事、民主党政権で総務大臣を歴任し、現在は慶応大学教授の片山善博氏(1951年生)です。2015年出版でちょっと古いですが、内容は現在も通用します。というか、地方自治の現在の問題点を鋭く指摘しています。
▼著書では『(1)首長を筆頭とする地方自治体は国から自立していない、地方議会は首長から自立していない、教育委員の合議制の会(教育委員会)も国の指示待ちではなく自らが経営する学校現場の課題の解決にもっと主体的に取り組むべき、(2)自治体も地方議会も教育委員の合議制の会(教育委員会)も、決めた結果を丁寧に説明するばかりで、住民や保護者、現場の声をよく聴こうとしない。地方の自立には支えてくれる住民の力が必要。』が基本理念のようです。そして、その具体的な対策として、地方議会の運営や地方議会と首長との関係のあり方、住民参加の方法などが、詳しく提案されています。
▼私が議員になって思ったことと同じ内容もありましたが、新しい視点に気付かされた内容もありました。改めて、私の議会活動の方向性を整理・確認することができました。この本を紹介してくれた後輩に感謝です。ありがとうございます。
▼このような本を著す人、そして大学の研究者、学校の教員など地方行政や学校現場に精通した学識経験者・有識者が、もっともっと地方議会の議員になっていただけると、地方の議会や政治は大きく進化しそうです。後輩よ、議員へ立候補しよう。

250 部活動の地域移行-議会一般質問 (20220624)

[通算HP閲覧回数 54,582回 (2022/6/24現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼ロシアのウクライナ侵略・民間人無差別殺人に厳重抗議し即時撤退を求める。私の心はウクライナの市民や子どもたちと共に。233 ロシアがウクライナを侵略 )
▼2022/6/16の6月議会一般質問で中学校部活動の地域移行について質問しました。( 一般質問の中継録画はこちらへどうぞ )   6月6日にスポーツ庁有識者会議から提出された提言を受けて、羽島市の中学校運動部活動や中学生年代のスポーツ環境の今後について市の方針を尋ねました。( 提言内容のNHK報道はこちらへ )
▼羽島市立竹鼻中学校では、休日の部活動を総合型地域スポーツクラブである「はしまなごみスポーツクラブ」の中学校クラブへ移行し、地域で面倒を見ていただいています。この取組は全国の先進事例であり、メデイアで幾度も報道されています。この取組の成果と課題も質問しました。( 朝日放送テレビの報道はこちらへ )
▼また、提言によると部活動の地域移行は、第一段階は可能な学校から休日の学校部活動を地域部活動へ移行、第二段階は令和7年度末までに全ての中学校で休日の学校部活動を地域部活動へ移行、第三段階は平日も含めて学校部活動と地域部活動が共存、のように進むようです。この第二,第三段階に向けた羽島市の取組についても質問しました。( スポーツ庁有識者会議提言の本文(PDF)はこちらへ ) ( 同じく参考資料(PDF)はこちらへ )
▼さらに、全国中学校体育大会(いわゆる全中)の参加資格が緩和され、令和5年度の大会から、学校部活動単位だけではなく地域スポーツ団体単位(地域部活動)でも参加できるようになります。そうなると、学校部活動と地域部活動が共存する第三段階では、学校部活動はレギュラーや補欠の区別なく部員全員がスポーツを楽しむ活動へと変化し、進路なども踏まえた競技力向上志向・勝利志向の活動は地域部活動が中心となって担うようになりそうです。このことによる中学生年代のスポーツ環境の変化や、羽島市の競技力向上の取組などについても質問しました。( 「全国中学校体育大会への地域スポーツ団体等の参加資格について」(日本中学校体育連盟)(PDF)はこちらへ )
▼なお、一般質問の項目は、①休日部活動地域移行の成果、②同じく課題、③同じく教員の勤務条件、④同じく教育委員の所感、⑤中学校体育連盟主催大会の参加資格緩和、⑥中学生年代のスポーツ環境の整備の6項目ですが、質問と答弁の詳細はこちら(PDF) でご確認ください。

 

南谷清司の今までの議会一般質問はこちらへ
NHK WEB特集 職員室で見る朝焼けに涙して~教員と家族から500件のSOS~

247 令4年6月議会一般質問 部活動の地域移行

[通算HP閲覧回数 53,713回 (2022/6/4現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼ロシアのウクライナ侵略・民間人無差別殺人に厳重抗議し即時撤退を求める。私の心はウクライナの市民や子どもたちと共に。233 ロシアがウクライナを侵略 )
▼2022/6/3に羽島市議会6月定例会が開会し、各議員の一般質問項目が発表されました。
私の質問は6月16日(木)午後1時からです。「中学校部活動の地域移行」について、持続可能な学校部活動や中学生年代のスポーツ環境を実現する方策などを提案をする予定です。( 私の今までの一般質問はこちらへ
▼また、議員定数削減を求める請願が羽島商工会議所会頭から提出されているので、6月20日(月)10時から総務委員会(私が委員長)で審議し、議会最終日の6月28日(火)10時から本会議で討論・採決される見込みです。3月16日の全員協議会では、自民清和会6人・市政自民クラブ2人の若手議会改革派の削減賛成により、定数削減8票、現状維持9票でした。市民からの声を聞いて各議員の投票行動は変わるでしょうか。賛否を投じない議長が、公明党から自民清和会に交代したことがどのように影響するのかも含め注目です。
▼今回の一般質問では、公共施設の今後のあり方に関する質問が多いようです。財政や人口減少の点から持続可能な市政運営を求める立場特定施設の利便性維持を求める立場の違いや、それらが絡み合った総論賛成、各論反対という立場もあり、議論の盛り上がりが期待されます。
▼私は持続可能な市政運営を求めていますが、総論賛成各論反対に対応するには、個別の案件について議論を深める前に、全体計画に対する議論を優先するという方法もあります。私が20年ほど前に担当した、県立高校を11校減らすという高校統廃合( 県立高校統廃合はこちらへ )では、その手法で、他県の多くでは個別案件毎に議論したために順調には進まなかったのですが、岐阜県ではなんとかゴールに辿り着くことができました。当時、県内全域を説明して回りましたが、いずれにしても、撤退戦が非常に難しいことを痛感しました。羽島市職員の皆様には、持続可能な市政運営を目指して是非とも頑張っていただきたいと思います。

運動部活動の地域移行に関する検討会議提言について(スポーツ庁HPへ)

234 令和4年3月議会一般質問一覧
218 令3年12月議会の一般質問
203 9月議会の各議員一般質問項目