[通算HP閲覧回数 84,773回 (2024/08/23現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/8/21に江崎よしひで氏が県知事選出馬を表明されました。江崎氏は山県市の旧美山町出身、加納高校卒業の元経済産業省キャリア官僚です。岐阜県では元商工労働部長として勤務もされました。私が県庁勤務の時には会議などでご一緒させていただきました。
▼江崎よしひで氏は、前回知事選からの4年間、県内をくまなく回り多くの県民と直接意見交換をしてこられました。この意見交換を通して岐阜県の本当の姿を把握し、今の課題や向かうべき将来像に思いを巡らし、岐阜県にとって真に必要な政策を練り上げてこられました。重点政策としては「安心とワクワク」をキーワードに、特に人口減少対策や子育て支援策に取り組まれるようです。
▼私は、県商工労働部長だったときの、アイデアマンでありそのアイデアを着実に実行し成果を上げてこられた、リーダーシップ溢れる辣腕行政マンである江崎よしひで氏の姿を知っているので、岐阜県の未来のために、江崎氏が考え抜かれた政策を、是非とも岐阜県で実行していただきたいと思っています。
▼ところで新聞に、記者の「自民の推薦が得られなくても出馬するのか?」という問いに対して江崎氏が「推薦がない場合でも120%出馬する!」と答えた一問一答が載っていました。「ずいぶん失礼な質問をわざわざ記事にしたもんだな」と思ったのですが、記者の真意は、「県選出国会議員が立候補するので江崎は出ないらしい」というニセ情報が私の所までも聞こえてくるような状況に対する配慮なのかもしれません。
▼また報道によると、東濃地区の瑞浪市長がとりまとめ役となって、県内市町村長40人が署名した出馬要請書を渡辺参議院議員へ渡されたようです。「県知事へ推薦」(県知事になって欲しい)ではなく「県知事選へ出馬要請」(当選に向けて応援するかどうかは別)ということですが、「なぜ今なの?」「なぜ推薦でないの?」「なぜほぼ全市町村長なの?」という疑問は拭えません。
▼自民党岐阜県連の選挙対策委員会が開催される前に、ある種の「流れ」を作ろうとしているかのような情報に接すると、4年前の県知事選で感じたような県議会議員と国会議員との主導権争いが頭に浮かんできます。報道によると、国会議員の方々は党員投票で決めることを要求しているらしいですが、前回の自民県連分裂の知事選でもそのように要求していれば説得力があるのかもしれません。「時代は誰を求めるか」「未来は誰を求めるか」。果たして自民党岐阜県連はどのような決定を下されるのでしょうか。
▼いずれにしても次期県知事を決めるのは、国会・県議会・市町村議会の議員や市町村長、経済団体の意向ではなく県民が投ずる票の積み重ねです。候補者の政策や人柄をよく見極めて投票する候補者を決めましょう。
「市政」カテゴリーアーカイブ
361 空き家対策研修会 (20240803)
[通算HP閲覧回数 84,001回 (2024/08/03現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/7/11に、市政与党の議員仲間と一緒にNPO法人岐阜空き家・相続共生ネットの方々を招いて「羽島市の街づくりと空き家対策 課題と今後」をテーマに研修会を開催しました。NPO法人理事長の方が羽島市内在住というご縁です。私の近隣集落の方です。
⇨ 「NPO法人 岐阜空き家・相続共生ネット」のHPはこちらからどうぞ
▼私有財産の土地や家屋は、憲法第29条「財産権はこれを侵してはならない。」の規定から、行政は正当な補償と引き替えに公共のために用いる以外には、私有財産を勝手にどうこうすることはできません。さらに、行政には「職務上知り得た秘密を守る義務」「個人情報保護義務」なども課されているため、民間が私有財産である土地や家屋を管理している方の住所氏名等を知ることは困難になっています。
▼さらに、少子化や核家族化、都会への人口集中などにより、相続で土地や家屋の管理を引き継いでいくことも難しい状況があります。また、都市計画による市街化調整区域(?市街化させない地域)指定などの法規制もあります。
▼今回の研修会では、現状と課題への理解を深めることができましたが、その対策については困難さを再認識する機会にもなりました。しかし、その道の専門家の方々と信頼関係を築けたことは今後に向けた大きな成果でした。
355 羽島旧本庁舎アーカイブ保存 (20240621)
[通算HP閲覧回数 82,847回 (2024/06/21現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/5/21の岐阜新聞に、解体予定の羽島市役所旧本庁舎のアーカイブ保存が公開されたという記事が載りました。
▼羽島市役所旧本庁舎は羽島市出身の著名建築家の設計ということで、保存か解体か数年にわたって検討してきました。市民の多くは「未来を背負う子ども達に多大な経済的負担を残すことはやめ、跡地を有効活用してほしい」という意見と思われます。一方、市外の建築関係者や一部の市民と数人の市議会議員は、文化財としての保存を求めていました。そして、今年3月議会で、議員多数の賛成により最終的に解体が決定しました。
▼現在解体工事が始まっていますが、反対の市民数人が、5月21日に解体工事差し止めを求める訴訟を起こされたようです。しかし、私が想像するに、判決が出る前に解体工事は終わってしまいそうなので、訴訟の効果はあまりなさそうな気がします。いずれにしても、羽島市民がハッピーになるような判決を期待しています。
▼とはいうものの、郷土が誇る建築家設計の価値ある建物であることは確かなので、その価値を後世に残すためにアーカイブ保存されました。皆様、市役所にて、あるいはネット上にて、是非とも羽島市役所旧本庁舎とその内部をご鑑賞ください。
▼岐阜市司町にある岐阜県庁旧庁舎のように、文化財保存という名目のもとに、一人寂しく柵に囲まれて孤立し、朽ちていくだけの姿を晒し続けるよりは、羽島市ははるかに良い対応ができていると思っています。
羽島市旧本庁舎デジタルアーカイブ (羽島市HP) はこちらから
353 令6年6月議会 日程・一般質問一覧 (20240607)
[通算HP閲覧回数 82,499回 (2024/06/07現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/6/4に、羽島市議会6月議会が開会しました。初日には市柔剣道場へスポット冷房機器を設置する予算が可決されました。初日に可決したことにより、今年の夏に間に合いそうです。冷房使用料徴収は後日検討することになりそうです。
▼私の一般質問は、6月18日火曜日の午後1番目(午後1時)です。どうぞネットでご視聴ください。真に子育て支援に役立てるために「こども家庭センター」を出産・発達・障がい・貧困・ネグレクト・虐待・引きこもり・保育・教育などに関する子育て支援総合窓口にしてはどうかということと、他議員が低いと指摘していた羽島市職員の給与水準の真実の姿はどのようかということについて質問する予定です。
347 地元で防災安否確認訓練 (20240504)
[通算HP閲覧回数 81,586回 (2024/05/04現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/4/28に、小熊新生防災会のリーダーシップにより、私の地元で防災訓練が実施されました。新年度になって自治会役員が交代したことを踏まえた、春季の安否確認訓練です。
▼朝7時の市広報スピーカー(防災無線)からの訓練開始合図で、まずは各家庭でシェイクアウト訓練を行い、その後、無事であった確認のために、タオルを門扉等の外部から見やすい場所に掲げる「無事です!タオル運動」を実施しました。
▼タオルを掲げた家庭は、小熊町新生町約1300世帯の6~7割だったようです。繰り返し何回も実施されている訓練のため、住民の方々には慣れやうっかりが想定されますが、多くの住民の自主参加が得られました。本当の災害時には慣れもうっかりもないでしょうから、安否確認の有効な手段となりそうです。
▼避難所に指定されている小学校体育館では、新しい自治会役員の方々による避難所設営訓練が行われました。毎年春の役員交代の度に実施することにより、開設手順が小熊町新生町の住民へ順々に伝わっていくようです。
▼大勢が集まっての大々的な防災訓練も大切ですが、無理のない地道な訓練の繰り返しにより、地域全体の理解を深めていく取り組みも重要ですね。小熊新生防災会の皆様、そして小熊コミュニティーセンター、小熊町新生町自治委員会の皆様には、日頃からの地区防災に向けてのご尽力ありがとうございます。
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