118 コロナ二次補正予算 学校は?

2020/06/12に国会で新型コロナ感染症対策第二次補正予算が成立しました。内容を詳しくは承知していませんが、感染症患者、経済、生活困窮者などに加え、学校再開支援として、学習支援のために教員3100人の加配、学習指導員6万1200人、スクール・サポート・スタッフ2万600人の追加配置に318億円(全国の公立小中高特は約3万4000校)、感染症対策や学習教材整備のために小中高などへ1校当たり100万~300万円程度の支給で421億円「110学校再開への文科省の動き」が聞こえたかな?)を計上しているらしいです。学校では、臨時休業の影響で更なる教育格差が生じている中、専門家として学びの保障に取り組むべき先生方が、新型コロナ感染症予防の消毒など定型的で単純な作業に追われています。このような現状を聞くにつけ、「あれをやれ、これもやれ」と感染防止ガイドラインを示すだけではなく、学びの保障のための取り組みを支援することが、教員や子ども達のために、もっともっと必要だと思います。羽島市も6月定例議会が開会中です。私の6/17一般質問では「コロナ社会の学校運営と教員の働き方改革」について、このコロナ社会の中で学校の先生方がその専門性を活かして最重要視して取り組むべき職務などについて取り上げるつもりです。参考に、文部科学省の6/5付け通知の学校運営ガイドライン概要と事務次官通知本文をご紹介します。  ( HP表示回数 17,425カウント )

文部科学事務次官通知「コロナ感染症に対応した学校運営ガイドライン及び学びの保障総合対策パッケージについて」R2.6.5付け

117 コロナ療養施設(ホテル)立入の再発防止策

2020/6/1羽島市議会HPに下記報告が掲載されました。この再発防止策については事前に議長から意見照会があり私も意見を提出しましたが、議会運営委員会(委員長 堀隆和市議)で取り上げていただけなかったようです。私が提出した意見は再発防止策は「視察見学は施設管理者の許可を得る」ですが、市民の常識である「人の家に勝手に入って中を見てはいけない」と同じようなことを議会の再発防止策とすることは、議会に対する不信感をより一層大きくさせる心配があります。市民からの信頼を取り戻すためには、「なるほど、さすが羽島市議会」と思っていただけるような再発防止策が求められると思います。なお、SNSへの写真投稿に対する再発防止策についての記述が見当たらないようです。でした。ともかくも一件落着かな。  ( HP表示回数 17,133カウント )

【羽島市議会HPから転記】

今回、テレビ、新聞等で報道されました県指定のコロナウイルス感染症軽症者のための宿泊施設に、8人の市議がホテルの案内で県の許可なしに住民に正確な情報を伝える目的として立ち入り、施設内部を撮影しSNSに投稿したことで県当局・関係各位にご迷惑をおかけし、全員協議会でお詫びした件につきまして、議会として議会改革特別委員会において再発防止策を協議いたしました。その結果を、「議員活動に関する申し合わせ事項」に加えましたのでご報告申し上げます。     羽島市議会

<議員活動申し合わせ事項>
(議員、会派の視察見学等に関する事項)
第27 議員又は会派の視察見学等に関しては、施設管理者等の許可を得るものとする。

 

116 新庁舎工事契約議案 否決から一転可決

2020/05/27羽島市臨時議会で、5/13臨時議会で否決された市役所新庁舎工事契約変更3議案がそのまま再度提案され審議しました。この議案は、5/13臨時議会で豊島保夫副議長、堀隆和議運委員長が、委員会へ付託しないことを全員一致で議決した直後に「委員会のない臨時議会ではなく、6月定例議会において委員会へ付託して慎重審議すべき」などの反対討論を行い、賛成8人・反対9人で否決となった議案です。今回も同様に臨時議会でしたが委員会へ付託され全議員が賛成し、否決から一転して可決となりました。「だったら5/13臨時議会で委員会付託すれば良かったのに」と思うのは私だけでしょうか。市政を混乱させ、市民や建設業者からの議会への信頼を低下させただけ、と市民に思わせてしまいかねない5/13臨時議会3議案審議でした。ひとまず一件落着。

私は念のため、①議案提出時期、②同一議案再提出理由、③6月定例会審議の場合の工期・工事費への影響、について質問しました。答弁は、①一刻も早い完成に向けて4月仮契約後の直近の議会へ提案することが慣例、②工期は建設業者にとって基本的で重要な契約事項なので変更し難い、③6月定例議会議決までには仮契約から2ヶ月以上あり、仮契約内容を見直して工期が伸び工費も増大する可能性大、などでした。臨時議会でも委員会へ付託することは可能であることも含め、議員には5/13臨時議会の時点で理解できているであろう内容ですが、慎重審議すべきという反対討論により否決された議案なので敢えて質問した次第です。

ベテランの豊島保夫副議長や堀隆和議運委員長は、なぜ臨時議会ではなく定例議会での審議を主張されたのでしょうか。地方自治法第102条では「議会は定例会及び臨時会とする」「定例会は、毎年、条例で定める回数これを招集」「臨時会は、必要がある場合において、その事件に限りこれを招集」と定めてあるだけです。臨時会招集に「特に必要がある場合」とか「急を要する場合に」とかいう条件はありません。地方自治法上は臨時会も定例会も対等で、どちらも委員会へ付託して何日でも慎重審議が出来ます。なのに、なぜ殊更に定例議会でなければと主張されたのでしょうか。議会は偉いぞという権威主義的発想なのでしょうか。不思議です。なお、地方自治法第101条には「議会は市長が招集する」と定められおり、「必要なときに臨時会を招集する」は市長の責任と権限で行われることです。議員は、市長から求められたら集まって審議することが当然で、それが議員の最も重要な仕事です。   ( HP表示回数 16,682カウント )

114 市庁舎工事契約議案を否決
115 否決新庁舎契約議案を再提案

ところで、感染症対策後方施設のホテルへ立ち入った8人の市議会議員のほとんどが、庁舎工事契約変更3議案にも反対されたようです。各議員が所属する議会会派の政治信条による行動なのかな。どうなのだろうか。