132 議会改革「開かれた議会」

令2年度は羽島市議会の議会改革特別委員会の委員に指名されました。
議会改革の最大の目標は市民にとっての「開かれた議会」「身近な議会」の実現と言われています。そのための第一歩は「各議員の議会活動を市民へ見える化する」ことだと思われます。羽島市議会では、本会議の議案内容やその議案に対する各議員の賛否、さらには議会運営委員会、常任委員会、特別委員会、全員協議会、会派代表者会議等における各議員の発言内容(会議録)を、市民が容易に知ることは困難です。私は、市議会における全ての議論(政策形成過程の議論は政策決定後に公開)について、市民への「議会活動の見える化」をネット等を活用して実現すべきと考えています。市民の皆様から選挙で選ばれ、市民の負託を受けて発言しているのですから、羽島市議会基本条例第4条を持ち出すまでもなく市民への説明責任があります。今後も「議会活動の見える化」実現に向けて努力してまいりますのでご理解ご支援をお願いします。
羽島市内では、羽島商工会議所から市議会へ議員定数削減の提言が出されたり、市民の間で議員定数削減の署名活動が行われたりするなど、議会改革への関心が高まっています。署名活動については8/14開催の会派代表者会議で議論されたようです。市民の皆様には、会議録を情報公開請求していただければ各会派の考え方など議論内容を知ることができるかもしれません。
市民のために、わざわざ市役所へ出掛けて会議を傍聴したり、会議録を情報公開請求したりしなくても、ネットや図書館、コミセンなどで容易に議論内容を確認できる羽島市議会にしたいものです
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羽島市議会基本条例

131 羽島市の社会教育

2020/08/05に羽島市社会教育推進審議会を傍聴しました。「地域づくり型生涯学習」の推進に向けて、各団体がコロナ禍のなか工夫しながら取り組んでいらっしゃいます。主な議題は令和元年度実績に対する点検評価でしたが、全国学力調査ではH30より正答率が上がり小中学校とも全国平均を上回ったこと、市民講師の登録制度を発展させた市民講師による講座開設を支援する「はしまシティカレッジ」の開始などが報告され、活発な議論が交わされました。市職員と身近に接する委員の方々からの、市職員の企画力や実行力、頑張りに感謝する言葉が多かったです。
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社会教育推進審議会の会議要旨(羽島市HP)

130 市上下水道経営審議会

2020/8/11開催の羽島市上下水道事業経営審議会を傍聴しました。下水道事業が公営企業会計へ移行した最初の審議会です。上水道料金は県下で一番安かったのですが、現在は見直され安い方から4番目となっています。下水道料金は現在も県下で一番安いままですが、公債費(借金返済)は年間10億円ほどとなっています。このため、財政「安定化対策」の受益者負担適正化の中で、令和4年度の下水道料金見直しに向けて検討を進めるようです。他にも施設設備老朽化への対応もあり、一般会計に依存した上下水道会計の改善に向け、受益者負担適正化は待ったなしの状況のようです。    ( HP表示回数 19, 244 カウント )

会議録(概要)
83 市下水道審議会

128 コロナ禍の学校消毒外部委託

新型コロナウイルス感染症対策の羽島市令和2年7月補正予算が組まれました。この中には6月議会一般質問(6/17)で取り上げた「学校施設における共有箇所(手すり等)の消毒作業補助」が含まれています。「コロナ社会の中で懸命に頑張っている子ども達に、先生方が親身に寄り添う時間を少しでも増やす」という願いからの提案でしたが、市財政当局に早速対応していただきました。ありがとうございました。今後も、議員活動を通して学校教育環境の一層の向上に向けて力を尽くしてまいります。なお、文科省の学校衛生管理に関する指示も変化してきています。   ( HP表示回数 19,055 カウント )

 

コロナ感染症対策第2次補正予算(羽島市HPから)
学校の衛生管理マニュアル(文科省2020.8.6改訂版)
119 学校のコロナ対応と教員多忙化
118 コロナ二次補正予算 学校は?

125 羽島市環境政策の独自性

2020/07/22に羽島市環境審議会を傍聴しました。羽島市環境基本計画などを審議する会です。環境計画の目標の第1が環境意識の向上、第2~5が具体的な環境課題である生活環境、循環型社会、自然との共生、低炭素社会となっています。1番目に「環境意識の向上『環境について考え行動する人づくりを進めるまち』」を挙げていることが羽島市の独自性であり、先見性でもあります。審議会委員の方々の高い見識に感服しました。
しかし、岐阜県職員の委員が、「県では具体的な環境課題が先で、最後に環境意識の向上があり、県と順番が反対になっている」と指摘されました。どちらが望ましいという発言はありませんでしたが、私は県が古い意識で作っていると思いました。
行政から「ここが課題なのでこう行動しなさいと指示され動く市民」より、「自ら課題に気づき、どうすべきか考え、解決に向けて自ら行動する市民」に支えられている羽島市でありたいと思います。教育も同じで、知識を教え込むより、「様々な情報や出来事を受け止め、主体的に判断しながら、自分を社会の中でどのように位置付け、社会をどう描くかを考え、他者と一緒に生き、課題を解決していくための力の育成」へと、教育の目標は大きく変化してきています。
頑張れ羽島。    ( HP表示回数 18,634カウント )

会議要旨・配付資料等 (羽島市HP)
90 環境審議会 (2020/2/12開催)