131 羽島市の社会教育

2020/08/05に羽島市社会教育推進審議会を傍聴しました。「地域づくり型生涯学習」の推進に向けて、各団体がコロナ禍のなか工夫しながら取り組んでいらっしゃいます。主な議題は令和元年度実績に対する点検評価でしたが、全国学力調査ではH30より正答率が上がり小中学校とも全国平均を上回ったこと、市民講師の登録制度を発展させた市民講師による講座開設を支援する「はしまシティカレッジ」の開始などが報告され、活発な議論が交わされました。市職員と身近に接する委員の方々からの、市職員の企画力や実行力、頑張りに感謝する言葉が多かったです。
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社会教育推進審議会の会議要旨(羽島市HP)

130 市上下水道経営審議会

2020/8/11開催の羽島市上下水道事業経営審議会を傍聴しました。下水道事業が公営企業会計へ移行した最初の審議会です。上水道料金は県下で一番安かったのですが、現在は見直され安い方から4番目となっています。下水道料金は現在も県下で一番安いままですが、公債費(借金返済)は年間10億円ほどとなっています。このため、財政「安定化対策」の受益者負担適正化の中で、令和4年度の下水道料金見直しに向けて検討を進めるようです。他にも施設設備老朽化への対応もあり、一般会計に依存した上下水道会計の改善に向け、受益者負担適正化は待ったなしの状況のようです。    ( HP表示回数 19, 244 カウント )

会議録(概要)
83 市下水道審議会

128 コロナ禍の学校消毒外部委託

新型コロナウイルス感染症対策の羽島市令和2年7月補正予算が組まれました。この中には6月議会一般質問(6/17)で取り上げた「学校施設における共有箇所(手すり等)の消毒作業補助」が含まれています。「コロナ社会の中で懸命に頑張っている子ども達に、先生方が親身に寄り添う時間を少しでも増やす」という願いからの提案でしたが、市財政当局に早速対応していただきました。ありがとうございました。今後も、議員活動を通して学校教育環境の一層の向上に向けて力を尽くしてまいります。なお、文科省の学校衛生管理に関する指示も変化してきています。   ( HP表示回数 19,055 カウント )

 

コロナ感染症対策第2次補正予算(羽島市HPから)
学校の衛生管理マニュアル(文科省2020.8.6改訂版)
119 学校のコロナ対応と教員多忙化
118 コロナ二次補正予算 学校は?

125 羽島市環境政策の独自性

2020/07/22に羽島市環境審議会を傍聴しました。羽島市環境基本計画などを審議する会です。環境計画の目標の第1が環境意識の向上、第2~5が具体的な環境課題である生活環境、循環型社会、自然との共生、低炭素社会となっています。1番目に「環境意識の向上『環境について考え行動する人づくりを進めるまち』」を挙げていることが羽島市の独自性であり、先見性でもあります。審議会委員の方々の高い見識に感服しました。
しかし、岐阜県職員の委員が、「県では具体的な環境課題が先で、最後に環境意識の向上があり、県と順番が反対になっている」と指摘されました。どちらが望ましいという発言はありませんでしたが、私は県が古い意識で作っていると思いました。
行政から「ここが課題なのでこう行動しなさいと指示され動く市民」より、「自ら課題に気づき、どうすべきか考え、解決に向けて自ら行動する市民」に支えられている羽島市でありたいと思います。教育も同じで、知識を教え込むより、「様々な情報や出来事を受け止め、主体的に判断しながら、自分を社会の中でどのように位置付け、社会をどう描くかを考え、他者と一緒に生き、課題を解決していくための力の育成」へと、教育の目標は大きく変化してきています。
頑張れ羽島。    ( HP表示回数 18,634カウント )

会議要旨・配付資料等 (羽島市HP)
90 環境審議会 (2020/2/12開催)

 

123 羽島市総合教育会議withコロナ

2020/7/9に羽島市総合教育会議を傍聴しました。教育行政の責任者である5人の教育委員と一般行政の責任者である羽島市長が、羽島市の教育施策についてお互いに意見をぶつけながら協議調整等を行う会議です。多忙な中でもきめ細かな感染症対策を実施をしている学校の先生方への、市長からの敬意と感謝の言葉から会議は始まりました。そして、やはりテーマは「コロナ感染症対策下における学校教育活動」でした。学校や勉強が苦手な子ども達への配慮、ICTを活用した教育や教員の生産性の向上、保護者へのアンケート結果などが議論されました。特にアンケート結果は現実を反映したデータなので関心を引きました。  ( HP表示回数 18,196カウント )

会議要旨、配付資料等(羽島市HP)
36 総合教育会議
40 教育委員会とは

アンケートメール送信数4814人なのでほとんど全ての保護者へ送られています。回答率約62%は、学校が保護者に実施するアンケートとしてはちょっと低いかなと思ったりします。コロナ対応やずーっと家にいる子どもの世話で保護者の皆さんはそれどころでは無かったのかもしれません。
それはそれとして、心配事では学習や生活のことが多いのは予想通りですが、子どもとの関係でストレスや不安を感じている保護者が10%(約320人)、教育相談やカウンセリングを受けたい方が5%(約160人)というのはちょっと多い印象です。回答していただいた保護者の10%、5%ということなので全体ではもっと多いはずで、なかなかに重い数値です。経済的にも時間的にも精神的にも切羽詰まって、回答することさえ出来なかった保護者もいることを思うと、コロナ禍とはいえ切ない思いがあります