204 小中学校の机椅子を更新

【通算HP閲覧回数 43,412回 (2021/9/10現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
▼昨年度「子ども達の基本的な学習環境の充実:児童生徒の毎日の学習を充実させ、自ら学ぶ態度を伸ばすとともに学力向上を図るために、基本的な学習環境を整備」として「旧JIS規格の机椅子(机の天板60×40)を新JIS規格(机の天板65×45以上)へ計画的に交換」を要望しました。
▼そうしたところ、早速昨年度中に、企業様から頂いた寄付等を活用して中学3年生分を交換していただきました。( 136 教室の机を新規格と交換
▼さらに、現在開会中の市議会9月議会に上程され令和3年度補正予算案「市立学校における感染症対策として、小学校5年生から中学校2年生の使用する机・椅子(抗菌・抗ウイルス対応)を整備 56,287千円」が盛り込まれ、9月2日に可決されました。
▼これで、小学校1年生から中学校3年生まで9学年中の5学年分が新しい机・椅子に交換されることになります。御努力いただいた市長並びに市教育委員会、市財政当局の皆様に感謝申し上げます。私は、教育行政に永年携わった経験を生かして、学校教育環境を充実させたい思いで議員に立候補したのですが、それが少しずつ実現しとても嬉しく思っています。今後も力を尽くしたいと思いますので御指導御支援をよろしくお願いします。
▼なお、残りの4学年分については、少子化進展や残った机の傷み具合などを踏まえて交換の判断をされるかと思います。今回は、財源として国の新型コロナウイスル感染症対応地方創生臨時交付金を活用することができましたが、今後は財源との相談にもなります。厳しい市財政環境の中ですが、計画的に少しずつでも交換できることを願っています。

 

202 下水道料金の適正化

【通算HP閲覧回数 42,886回 (2021/8/27現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
▼2021/7/30に羽島市上下水道事業経営審議会を傍聴しました。「下水道使用料等の適正水準の確保」が議題だったからです。
▼羽島市の下水道使用料は、聞くところによると過去20年間値上げしていないため、岐阜県内21市中最も安いらしいです。一方「財政の安定化対策」の中で市職員の給料は削減中です。このような状況は「バランスが悪いな」と思うのは私だけではないと思います。その疑問から傍聴して勉強してきました。
▼国は、下水道使用料で賄うべき経費(維持管理費等)を使用料だけで賄えず税金等で補填している場合には、早急に使用料の適正化(全国平均の3,000円/20㎥を推奨)に取り組むよう通知しているようです。
▼羽島市の令3~7年の5年間の見込みでは、使用料で賄うべき経費約20億円に対し、使用料収入が約15億円、一般会計からの税金等による補填が約5億円(税金から年間約1億円の補填)と、会議資料から読み取りました。
▼この税金からの年約1億円補填は下水道使用料の幾らぐらいに相当するのでしょうか。私の計算では、令和2年度の下水道の年間有収水量は257万㎥なので1億円÷257万㎥=39円/㎥。20㎥では約780円に相当しそうです。
羽島市の下水道使用料は20㎥あたり2150円なので、780円を加算すると2930円になり、国が推奨する3000円、県21市平均の2930円と同程度になります。
▼勿論、机上の計算だけではダメなことは当然で、値上げの市民生活への影響、下水道を利用していない者の負担、教育や福祉等を総合的に見渡した上での選択と集中などなど、考慮すべき事は多くあります。次回の審議会では具体的な議論が交わされるようですが、委員の皆様よろしくお願いします。

令和3年度第1回羽島市上下水道事業経営審議会の会議要旨等【令和3年7月30日開催】
130 市上下水道経営審議会
83 市下水道審議会

各務原市前渡西町に平成3年4月から「岐阜県各務原浄化センター」が稼働しています。木曽川右岸流域下水道で県内4市6町が関係しています。近隣では、笠松町、岐南町、岐阜市、各務原市などです。汚水といえども水は高いところから低いところへ流れます。なのに、各務原市に処理場があるため、長森、岐南、川島などでポンプアップして低いところから高いところへ汚水を送っています。
▼だったら「羽島市も加入して羽島市の木曽川河川敷に浄化センターを作れば良かったのでは?」と誰でも疑問に思いそうです。どうも、県当局もそのように考え、羽島市に木曽川右岸流域下水道への加入や浄化センター建設を打診したらしいです。
▼しかし、羽島市に浄化センターが作られる事はありませんでした。その結果、羽島市単独の下水道となり、現在では、その建設、維持管理の財政負担が重くのしかかっています。
▼当時の状況は私には分かりませんが、目の前の問題にとらわれることなく、未来を見通して判断することは難しいものですね。

木曽川右岸流域下水道「岐阜県各務原浄化センター」のパンフレット(PDFファイル)

201 陣痛タクシー (令和3年6月議会一般質問)

【通算HP閲覧回数 42,584回 (2021/8/20現在) , 連絡先:info@minatani-kiyoshi.com】
▼2021/6/16に羽島市議会6月定例会で「陣痛タクシー」について一般質問をしました。
▼昨年度「羽島市民が安心して出産に臨めるよう、市内における環境構築に向けた取り組み」を要望したところ、令和3年度新規事業として「妊婦等タクシー料金補助事業」が開始されました。ありがとうございます。
▼しかしながら、「車を運転してくれる家族などが不在での時に陣痛が始まったらどうしよう」「タクシーを呼んで直ぐに来てくれるだろうか」「陣痛に耐えながら自宅や病院の場所を上手く案内できるだろうか」「破水してタクシーの車内を汚してしまったらどうしよう」「上の子はどうしよう」などの妊婦特有の不安を少しでも軽くするためには、陣痛が始まったときに、金銭面以外でも安心してタクシーを利用できるための環境整備も重要です。
事前に自宅や病院を登録しておけば、詳しく説明しなくても自宅から病院へ運んでくれる「陣痛タクシー」への対応もそのような環境整備の一つです。私は、このような提言により子どもを産み育てやすい羽島市にしたいと思っています。

191 羽島市民病院 (6月議会一般質問)
185 令和3年3月議会 一般質問 「総合教育会議」
174 市議会一般質問 令和2年12月議会