[通算HP閲覧回数 76,190回 (2023/12/1現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2023/11/29に羽島市議会12月議会が開会しました。12/22の閉会まで24日間の議会です。市提出議案は人事院勧告に基づく市職員等の給与・期末手当の改定、旧本庁舎解体工事費等の補正予算などです。
▼一般質問は12月8日(金)、11日(月)、12日(火)の3日間です。私は12/11(月)午後です。質問内容は、議員2期目のテーマである農業(水田稲作)と教育についてです。農業と教育は、6月議会、9月議会に引き続き3回連続の質問になります。農業については、今までの答弁を踏まえて深掘りしていきます。
▼具体的な項目は、①農地の集約集積について「人・農地プラン」と「地域計画の目標地図」、②登下校の安全確保について「教員が担う範囲と集団登校の課題」、③学校備品整備について「ウォータークーラー整備・修理による熱中症対策」の大きく3項目です。
▼各議員の一般質問の様子はネットで視聴( 市議会ネット中継 )できます。一般質問では、正面から大局的な政策論争を展開する質問や、どんな答弁が返ってきても自分の考えをひたすら主張し続けるような質問など、見応え聞き応えがある質問もあります。是非ともご視聴いただき、羽島市議会の現状について理解を深めていただけると幸いです。百聞は一見にしかずとも言いますので。
投稿者「南谷清司」のアーカイブ
325 老人会でトーク (20231124)
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▼2023/11/16に地元老人会でお話をさせていただきました。「羽島の話題 あれこれ」と題して、①羽島市の政治風土、②新岐阜県庁、③小熊小150周年と羽島高100周年、④東小熊公園防災備品整備の4項目についてお話しさせていただきました。
▼動画4本を含めて50分間の話でしたが、会員の皆様には楽しんでもらえたでしょうか。拍手があったり、笑いがあったりで、私としては、若かりし頃の数学の授業よりも上手にできたと思うのですが、本当のところはどうかな?
324 「ごきげん」に生きよう (20231117)
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▼2023/11/15に、独身時代に勤務していた懐かしい郡上高校の町で「中濃十市議会議長会議員研修会」に参加しました。
▼研修内容は「議員のごきげん力 ~まちの Quality of Life~」と題した辻秀一氏の講演です。辻氏は、応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを最適・最大化する自然体な心の状態「Flow」、すなわち「ご機嫌な心」を生みだすためのメンタルトレーニングを展開しているお医者さんです。
▼人間の脳には「認知脳」と「非認知脳」があり、結果・行動の内容・外界を中心にする「認知脳」に対して、自然体の自分の心の状態を中心にする「非認知能」を重視すると、「心の状態を整えご機嫌になる」、そして「心豊かで充実した人生を送ることができる」のだそうです。この「ご機嫌に生きるための思考」を「ライフスキルの思考」と名付けていらっしゃいました。
▼また「ライフスキルの思考」と「認知の思考」を次のように比較されました。①感情に気づく vs 出来事を考える、②ご機嫌の価値を考える vs 不機嫌の理由を考える、③今に生きる vs 過去未来を考える、④一生懸命は楽しいと考える vs 結果が楽しいと考える、⑤ありがたいと考える vs 文句愚痴言い訳を考える、⑥好きなことを考える vs 得意を考える、⑦目的を考える vs 目標を考える、など。もちろん、前者がライフスキルの思考でご機嫌になるための思考です。
▼私が思うに、「結果や他との比較ではなく嬉しいや好きという自分の素直な感情や、目標ではなくそれを目指す理由を、心の中心に置いて、それを感じ意識しながら生活しよう」ということのようです。とても参考になる講演でした。聴いて良かったです。
▼往復のマイクロバス車内で、ある方の批判をひたすら繰り返していらっしゃった数人の議員には、「ライフスタイルの思考」「ご機嫌な心」はどのように聞こえたのでしょうか?
323 小学校さつまいも掘り学習 (20231110)
[通算HP閲覧回数 75,570回 (2023/11/10現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2023/11/1に地元老人会の一員として、小学校のさつまいも掘り学習のお手伝いをしました。小学校の1年生・2年生が学校から約1Km歩いて来ましたが、みんな元気溌剌「頑張るぞー」という顔をしていました。
▼2023/5/23に自分たちで植え付けた苗が、5ヶ月ちょっとの間に大きくなって、今度は自分たちの手で掘って収穫します。今年のさつまいもは出来が良く、とても大きくなっていて、大人にとっては大きすぎて調理しにくいなと思うのですが、小学生たちは大きさに目を丸くして大喜びです。
▼一人2個ずつ持ち帰りました。大きなものを選んだ子と手頃な大きさのものを選んだ子がいましたが、家へ帰ってからの家族の反応はどんなだったでしょうか。これも経験、学習ですね。
▼春の植え付け時に、(1)黒いマルチシートはなぜ敷くのでしょうか?、(2)サツマイモの苗はなぜ寝かして植えたのでしょうか?、の2つの質問をしたので、今回は答えを説明しようと思っていましたが、時間がなくてできませんでした。残念!
322 母校岐高が創立150周年 (20231103)
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▼2023/10/29に母校岐阜高校の創立150周年記念式典・講演会・祝賀会が長良川国際会議場・都ホテル岐阜長良川で開催されました。私は昭和49年卒同窓生として、また岐阜高校元校長として出席しました。
▼記念式典は、挨拶や表彰が中心の格式張った形式ではなく、挨拶は実行委員長と校長と来賓代表の県知事の3人のみで短く、表彰は無しで功労者のスライドによる紹介だけ、一方岐阜高校の活躍などの映像を使った紹介は多く、参加した方々が楽しめる同窓生ファーストの式典でした。また、校訓「百折不撓・自彊不息」が、会の最初から最後まで繰り返し語られ、集まった同窓生に母校愛、岐高魂を思い出させてくれました。さすがは岐阜高校同窓会の演出です。
▼なお、校歌にも歌われている校訓「百折不撓(ひゃくせつふとう)」は「幾度失敗しても志をまげないこと」を、そして「自彊不息(じきょうふそく)」は「自ら努め励んでやまないこと」を意味しています。 ( 岐高校歌の動画はこちらからどうぞ (私が校長の時に友人の協力を得て作成しました))
▼長良川国際会議場の記念式典・講演には約1800人が集まったそうで満席でした。記念祝賀会も約700人の参加で、都ホテルのボールルームだけでは入りきれず、幹事学年の一部約80人が別室でモニター参加になりました。幹事とはいえ可哀想でした。
▼私は第49代校長(H28/4~H30/3)として功労者の感謝状を頂きました。校長当時の、「科学の甲子園」の全国優勝、単位制の導入、県内どこからでも岐高へ入学できるよう全県一学区の実現など、様々なことを懐かしく思い出しました。また、記念祝賀会では河合副知事や村瀬元十六銀行頭取と同じテーブルになり、男子クラスの話や羽島市議会の話などで盛り上がりました。
▼記念講演会は大栗博司博士(昭和55年卒)の「人生で大切なことは岐阜高校で学んだ」と題した講演でした。大栗博士は、私が校長の時には、ノーベル賞の時期になると受賞候補ということでメディアから事前取材があったほどの、世界的な科学者です。
▼講演で、教育関係の特に印象に残ったことは、学ぶ理由は「①自分の頭で考える力を伸ばす」「②必要な知識や技術を身につける」「③言葉で伝える力を伸ばす」であるという指摘です。大栗博士ほどの世界的科学者が、このようなシンプルなことを繰り返し岐高生に語りかけられるのに触れ、改めて私自身もこの3点を子ども達に分かりやすく伝える重要さを学び直しました。
▼また、理系の元教員として興味を持ったのは、「私たちの地球では夜空はなぜ暗いのか」という命題と思考実験です。解は「遠くの銀河ほど地球から早く遠ざかっているから」、つまりは「宇宙に始まりがあったから」のようです。詳しくは「オルバースのパラドックス」をご覧ください。
▼もう一点、人生の中で選択を迫られたときには「迷ったら楽しそうな方を選ぶ」という大栗博士の姿勢にも感銘を受けました。ひょっとすると「楽しそうな方が良いに決まってるじゃん」「当たり前じゃん」と思われる方が多いかもしれません。しかし、私の経験上、選択を迫られた場合の楽しそうな方はリスクの大きそうな方であることが多いです。そして、楽しそうでもリスクの大きそうな方を選択するには、大きな勇気が必要ですす。安全とか安定とかが頭をよぎるわけです。楽な方と楽しそうな方、同じ「楽」の字でもかなり違いますね。
▼終了後は、私たち昭和49年卒が集まって卒後50年記念同窓会を開きました。私たちは創立100周年の卒業生なので、今回の150周年は卒後50周年に当たるのです。関東や関西から集まってきた同級生たちと大いに盛り上がりました。次は古希の会かな。
▼まったく関係のない話ですが、ネットにはこんなニュースが流れています。
「周回遅れの対応」「イベント会社へのバラマキやな」…政府「教員不足対策に5億円」に現場は呆然
記念講演会で特に印象に残ったスライド
講師は昭和55年卒の大栗博司博士
大栗博司博士の現在の職(専門は理論物理学、特に素粒子論)
米国 カリフォルニア工科大学 フレッド・カブリ 冠教授
理論物理学研究所 所長
東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 教授(今月まで機構長)
米国 コロラド州 アスペン物理学センター 理事長
米国 サイモンズ財団 サイモンズ・インベスティゲーター
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