416 地方自治推進のための議会の役割 (20250822)

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2025/8/21にふれあい会館で開催された県市町村研修センター主催市町村議会議員セミナーに参加しました。武庫川女子大教授金﨑健太郎氏の「これからの地方議会への期待~人口減少社会を見据えて~」の講演を拝聴しました。この方は元総務省官僚の方です。
▼講演では、多くの議員にとっては既知である少子高齢化、地方議会、地方分権、地方自治などの今までの経緯、現状、今後の課題などの説明が大部分でしたが、最後の方で、そのような状況の中で地方自治、住民自治を一層推進させ充実発展させるための地方議会の役割や在り方についての指摘がありました。

▼講師が指摘されたことは、
①これまでの地方分権改革では、国から県市町村への上下・主従関係から国と県市町村の対等・協力関係へ移行し、地方公共団体の自治に力点が置かれていた、②これからの地方分権改革では、地方自治体の自治から住民意思の反映がより重要になる住民の自治に力点が置かれる、③そのためには、市民・企業・議会・行政・大学など多様な主体が得意分野の社会課題を解決する共創社会へと移行しなければならない、です。そのためには議会と首長の二元代表制の在り方についても考える必要がある、ということです。
▼私としては、地方分権改革を進めるための議会と首長の二元代表制の在り方について詳しく知りたかったのですが、その点については現職議員が聴衆のためか少し
歯切れが悪かったです。しかし、講師の指摘を総合すると、「議会の重要な役割は行政(首長)に対するチェック機能・監視機能だ」と声高に主張する時代は終わりつつあるようです。住民自治を実現するための議会という考え方が重要なようです。



415 水泳リオ五輪金メダリスト金藤杯 (20250815)

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2025/8/10(日)にリオ五輪200m平泳ぎ金メダリスト金藤理絵さんの名前を冠した水泳大会(通称:金藤杯)を岐阜メモリアル屋外50mプールで開催しました。私は岐阜県水泳連盟副会長として大会副会長を務めました。大会名誉会長はもちろん金藤理絵さんです。
公認競技会へ約700人、初心者向けチャレンジ記録会へ約90人参加していただきました。大会はとても盛り上がったのですが、残念ながらかなりの雨降りという天候でした。40度を越す暑さだったり、ムシムシする雨だったり、屋外50mプールでは選手ファーストの競技環境を確保することが大変難しいです。大会を運営する役員や審判も熱中症を心配したりカッパを着たりして大変です。
▼しかし、東海4県唯一の、全国でも9県しかない「屋外50mプール無し県」である岐阜県では、与えられた環境で頑張るしかありません。とはいうものの「屋外50mプール無し県」の9県の中で、一番人口の多い県は岐阜県、一番水泳競技人口の多い県も岐阜県です。私は、岐阜県水泳界悲願の屋外50mプール整備実現に向けて、県庁勤務の頃の人脈を頼って、県や県議会そしてスポーツ関係者の方々などに根気よく働き掛けています。皆様にはこの状況をご理解いただくとともに応援していただけると幸いです。

363 金メダリスト金藤さん記念の水泳大会 (20240816)
311 リオ五輪金メダリスト金藤さんを招いて (20230818)

414 議員定数のあり方の市民意見交換会 (20250808)

[通算HP閲覧回数 106,541回 (2025/8/8現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
2025/8/23(土)の午後2時から不二羽島文化センター401会議で「羽島市議会意見交換会」を開催します。テーマは「議員定数・議員報酬・政務活動費のあり方について」、定員は60名まで先着順、申込期限は8/15(金)です。
▼羽島市議会におけるこれまでの議論は「各議員の発言などの会議録はこちら」と「市議会の取り組みの概要はこちら」からどうぞご覧ください。
▼私の意見は、①議員定数は私が当選した際の公約通り「議員定数を削減する」、②議員報酬は「市職員給与に対する議員報酬の水準を一定に保つために、国の人事院勧告を参考に増減する市職員給与と同時に同じ増減率で改定する」、③政務活動費は「議員が政策研究や市政報告ができるような適正な額とする、但し政策研究結果は市議会HPに公表する」というものです。
▼市民の皆様はどのようなご意見でしょうか。是非とも、意見交換会でご自身のご意見を述べてください。

8/23意見交換会への参加申込みはこちらから(羽島市議会HPへ)

▼別件で私が副会長を務める岐阜県水泳連盟の話題です。
▼8/1~8/3に静岡県立プール(岐阜県には無い室内50mプール)で開催された国民スポーツ大会東海ブロック予選で、岐阜県水球チーム男女が見事優勝し、滋賀県開催「わたSHIGA輝く国スポ障スポ2025」への出場権を獲得(東海4県で1県のみ出場)しました。
▼決勝は、少年男子(大垣東高主体)が三重県(四日市中央工業高主体)に12-11、女子が静岡県に15-12で勝利。両チームとも強豪三重県には1点差勝利おめでとう。強いぞ岐阜水球。目指せ全国制覇。みんなで応援しましょう。

408 私立高校授業料実質無償化 (20250629)

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私立高校授業料実質無償化が実施されそうです。ところで県立高校と私立高校の違いは何でしょうか。一般的には、県立高校は税金で運営されている高校私立高校は生徒が払うお金で運営されている高校、という認識かもしれません。しかし、このことが私立高校授業料実質無償化で大きく変わりそうです。
▼私立高校には国や県から多額の私学補助金が支払われています。私立高校は、その補助金と生徒が払う授業料などで運営されています。そして、私立高校授業料実質無償化が実施されると、生徒は授業料を払わずにすみ、代わりに、私学補助金に加えて授業料相当額の税金が国から私立高校へ支払われます。その結果、私立高校は税金で運営されている高校へと変化します。私立高校の先生の給料も税金から支払われるようになるわけです。
▼つまり、県立高校も私立高校も同じく税金で運営されている高校になるわけです。となると、最初に書いた、県立高校は税金で運営されている高校、私立高校は生徒が払うお金で運営されている高校、という認識は間違っていることになります。では、県立高校と私立高校の違いは何になるのでしょうか。
▼中学生が志望高校を決めるときに検討する項目は、施設設備・進学就職実績・部活・交通の便とスクールバス・教育内容・入試の仕組み・制服などが多いと思われます。しかし、施設設備や部活、スクールバスなどお金が必要なことについては、県立高校では私立高校と違って学校が独自に決定することはできません。予算という形で県議会、県知事、県教育委員会が決めます。
▼私は、県立高校も私立高校も、どちらも税金で運営される高校になるのであれば、県立高校も私立高校も、税金から学校へ支払われる金額を同程度にして、学校の判断でそのお金を使って学校運営できるようにすると、公平な競争が実現すると思っています。
▼公立高校入試に、共通テストと内申点の結果からコンピュータを利用して受験者の志望順に合格校を割り振る併願制の導入を検討するという報道がありました。
▼私は、この併願制を、公立高校と私立高校のすべての高校を対象に実施すれば、受験勉強や受験料・入学金を含め、中学生とその保護者の大きな負担軽減になると考えています。公立高校、私立高校と区別してみても、私立高校授業料実質無償化により、どちらもほぼ税金で運営されている学校同士になるのですから、入試でも公平に扱うべきと思います。学校の特色や入学してほしい生徒像などを入学者選抜にどのように反映させるかという課題は、公立高校にも私立高校にも共通する課題です。
▼実現できそうにないことばかりですが、県立高校と私立高校の違いを考えることは、教育制度の在り方の本質を考えることにつながると思って、いろいろ思いを巡らしています
▼新聞記事に「18年度入試から県内全域の公立高校を受験できる「全県一区制」が導入され」とありますが、これは私の最後の県教委関係の仕事です。昔のことですが。ところで、「全県一区制」導入により二極化が進んだというのは間違いです。

 

 

 

383 江崎よしひで氏講演会 (20250103)

[通算HP閲覧回数 98,386回 (2025/1/3現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2024/12/24に、私と私の仲間の市議会議員や県議会議員などが中心になって、「羽島市の未来を考える会(江崎よしひで氏講演会)」を開催しました。講演会後は、参加された方々の岐阜県と羽島市の未来についての確かな展望と希望を得たワクワクとした笑顔がとても印象的でした。
▼話の内容を詳しくご紹介することは避けさせていただきます。なぜなら、ここでネタばらしをしてしまうと、「江崎さんの話を聞きに来ていただけないかも」と心配だからです。江崎さんの話に興味がある方は、2025年1月16日(木)午後7時に羽島市文化センターへお越しください。江崎さんのワクワクする話が聞けますよ。
▼講演会では「羽島市から選挙運動をスタートしたとき、頭の上に雪が積もった」と前回知事選のときの思い出を話されました。私は前回も江崎さんを一生懸命支援していて、羽島での出陣式・街頭演説・個人演説会もお手伝いしました。「確かその時の写真があったぞ」と探したところ出てきました。残念ながら雪は写っていませんが、本当に雪が舞う日で、途中からは吹雪みたいでした。緑色のマスクはコロナ禍だっただからです。前回は残念な結果でしたが、今回は良い結果になるよう一生懸命頑張ります。