369 一般質問-広域幹線道路整備 [R6/9議会] (20240929)

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▼令和6年9月議会(2024/9/13)で、市内を通る大垣市と一宮市を結ぶ広域幹線道路の整備について、どのように取り組んでいくのか質問しました。
▼市の答弁は、「広域道路網整備の促進を図るため、関係する自治体で期成同盟会を設置し、各議会の議長、地元選出の県議会議員とも一体となり、県に対し事業推進を働きかけている。大藪大橋や新濃尾大橋(仮称)に繋がる本田加賀野井線未整備区間の事業化についても、これまで30年以上にわたる県との事前調整を踏まえ、市議会の参画も得ている期成同盟会により、複数の自治体で一括して県へ要望している。この連携を継続することが自治体のあるべき姿と考える。」というものでした。
▼周辺市町を結ぶ道路は県土整備の一環として県が整備することが当然であり、羽島市は関係市町村や県議会議員と一緒になって県へ働きかけ、その実現を図ってきました。羽島市が自分の所だけ早く整備しようと抜け駆けするようなことは、周辺市町村や県との信頼関係上、市の将来を考えれば決してやってはいけないことだと思います

 

368 一般質問-不登校支援 [R6/9議会] (20240920)

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令和6年9月議会(2024/9/13)で不登校支援について質問しました。テーマは適応指導教室の増設適応指導教室の名称変更です。
▼羽島市では不登校支援の適応指導教室を、市中央部の「こだま」と小熊小学校内の「のぞみ」を設置していますが、最近の不登校の子供たちの増加傾向を踏まえ、市南部にも同様の不登校支援施設が必要であると考え増設を提案しました。
▼教育長の答弁は「新たに市南部に個別指導と小集団指導ができる適応指導教室を設置し、市内全域で不登校児童生徒の居場所づくりや多様な学びの提供ができるよう検討する。」ということでした。予算の関係があるので現時点では設置すると断言できないのでしょうが、不登校対策は喫緊の課題であり設置されるものと思っています。
▼また、「適応指導教室」という名称は、「学校に適応できるよう指導する教室」というようなイメージがあります。しかし、「教育機会確保法」により、不登校支援は「学校復帰」を目指すのではなく「子ども達が自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立する」ことを目指すように変化しました。このような状況を踏まえ、「適応指導教室」という名称を変えることを提案しました。
▼教育長の答弁は、「適応指導教室の名称を、不登校児童生徒が社会的自立に向けて主体的に学んだり活動したりすることを支援する場に相応しい名称へ変更することを前提として検討する。」というものでした。

276 不登校支援の適応指導教室を増設 (12月議会一般質問) (20221216)

 

367 総務委の市民意見交換会 (20240913)

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2024/8/18に、私が委員長を務める羽島市議会総務委員会と羽島市民との意見交換会を開催しました。テーマは「スポーツ振興によるまちづくり」と「羽島市の防災(水害対策)」です。
▼羽島市議会では
今年の5月から、議会活性化を目指して各常任委員会が活動計画を作成し、その計画に基づいて委員会活動をしています。なお、活動計画には委員会の所管事項、重点テーマ、調査方法やスケジュールなどを記載しており、市議会HPに公表しています。また、活動結果は令和7年3月議会頃に市議会ホームページで公表する予定です。
▼総務委員会の活動重点テーマは、今回の「市民との意見交換会」のテーマと同じです。
「スポーツ振興によるまちづくり」は、スポーツは大会での勝利や心身鍛練の側面が強かったのですが、現在は生涯スポーツとして健康づくりや地域交流づくりが重要視されています。さらに近年は、スポーツを観光と結びつけて関係人口の増加を図る取り組みもあります。このような観点から、今後のスポーツ行政の在り方として「スポーツとまちづくり」をテーマに選びました。(スポーツは教育委員会ではなく市民協働部の担当です。)
「羽島市の防災(水害対策)について」は、防災には地震、水害、土砂災害などがありますが、最近の防災関係の情報や取り組みは地震が中心になりがちと感じられること、羽島市では土砂災害は起こりにくいこと、一方、羽島市は木曽川、長良川、境川という大量の水に囲まれており、しかも水の逃げ場のない地域であることなどを踏まえて、水害対策をテーマに選びました。
情報提供です。株式会社ラ・ホールディングス
のHPにペットボトル「富士山の天然水」の賞味期限に関する記事がありました。
【ペットボトルの水の賞味期限に関するHP記事はこちらからどうぞ】

366 令6年9月議会 日程・一般質問一覧 (20240906)

[通算HP閲覧回数 85,584回 (2024/09/06現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2024/9/3に、羽島市議会9月議会が開会しました。初日には住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金と定額減税補足給付金に関する予算が可決されました。初日に可決したことにより、少しでも早い支給に取り組むことができます。
▼私の一般質問は、9月13日金曜日の午後2番目(午後2時前頃)です。どうぞネットでご視聴ください。
質問の1項目目は、他市町と結ぶ主要道路の整備についてです。市内には揖斐川、長良川、木曽川を渡って大垣養老方面と一宮方面を結ぶ道路2本が計画されています。現在は木曽川の橋や長良川の橋などが工事中です。このような道路の整備について、市の基本方針とこれまでの取り組み、今後の整備に向けての考え方や整備方針の違いによるメリット・デメリットなどを尋ねるつもりです。道路の特定区間についての「整備が遅い、早く整備しろ」という苦情や要望ではなく、県・周辺市町との連携や市の財政状況などを踏まえて、大局的・俯瞰的な視点からお尋ねするつもりです。
2項目目は、不登校支援についてです。平29年施行の「教育機会確保法」により、不登校支援は「学校に登校する」を目標にするのではなく、「児童生徒が自らの進路を主体的に捉え社会的に自立する」ことを目標とするようになりました。羽島市においても、「学校に適応できるよう指導する教室」をイメージさせるような「適応指導教室」の名称を「教育機会確保法」に沿った名前へ変更することと、市北部にしかない校内適応指導教室を市南部にも増設することを提案するつもりです。

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365 一般質問-こども家庭センター [R6/6議会] (20240830)

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▼間もなく9月議会が始まりますが、令和6年6月議会一般質問(2024/6/18)の御報告をしていないことに今更ながら気がつきました。6月議会では「子ども家庭センター」について質問しました。
▼子育て支援の対象には3つの視点があると思います。1つ目は、妊産婦、乳児、幼児、小学生、中学生、高校生など子どもの年代に関する視点。2つ目は、障がいや発達、不登校など子どもの個性に関する視点。そして最後の3つ目は、貧困や虐待、ネグレクト、一人親、ヤングケアラー、共働きなど子どもの生育環境に関する視点です。例えば、「中学生が発達障害でヤングケアラーである」という場合の子育て支援です。
▼また、子育て支援の方法も、相談に応じて施設や制度などを紹介する支援、経済的な援助をする支援、具体的な役務を提供する支援など多岐にわたります。
▼そしてこれらの支援対象や支援方法が、互いに重なりあい、相互に関連しながら、一人一人の子育ての困り感への支援となります。
▼となると総合的、包括的、重層的に子育て支援を提供できる体制づくりが重要となります。そうであるからこそ、国では司令塔として「こども家庭庁」を設置し、省庁の縦割り打破に取り組んでいるのでしょう。そして羽島市においても、国と同じ視点から子育て支援の在り方について考える必要があると思われます。
▼しかし、羽島市の子育て支援は、子どもの年代・個性・生育環境などの支援対象やその支援方法により、相談や支援の担当が子育て健幸課・障害福祉課・教育委員会などと分かれているようにも感じられます。
▼先ほどの「中学生が発達障害でヤングケアラーである」という場合は、どの課のどの係が早期発見して具体的な支援をするのでしょうか。はっきりと答えられる市民や市議会議員は少ないような気がします。中学生だからといっても、家庭や児童福祉のことは教育委員会の担当ではないのですが、残念ながら、教育委員会が対応すべきと勘違いしていらっしゃる方も多そうです。
▼このような現状は、「こども家庭庁」の設置によって、国が子育て支援に関する縦割り行政の壁を打破しようとしているのと同様に、羽島市においても市民の子育てについての困り感に寄り添って改革すべきものと考えられます。
▼私は、子育て支援の中心になるのは「こども家庭センター」であるべきと考えています。しかし、羽島市では、「子ども家庭センター」と「こども家庭センター」という同じ呼び名の2つのセンターが設置されていたり、「こども家庭センター」ではなく「子育て相談センター 羽っぴぃ」の名称を使用していたりするなど、「こども家庭庁」の子育て支援の進め方とは異なる点もあり、市民にとって分かりにくく利用しにくい状況が見受けられます。
▼市長答弁の内容が早期に実現することを期待しています。

南谷きよし のこれまでの議会一般質問はこちらからどうぞ