101 新型コロナと部活動

スポーツ文化を守るという段階は超えた。社会的責任を果たさないといけない。」プロ野球・Jリーグ連絡会議での専門家の強い要請です(岐阜新聞より)。岐阜県立高校の部活動は4/17まで自粛になりました。岐阜県ではインターハイ(全国高校総体)予選が4月下旬から始まりますが、高校生が鍛錬の成果を十分に発揮できるか心配です。今夏のインターハイ(全国高校総体)は北関東で8/18開会式ですが、オリンピックの影響で20種目が全国各地で実施される分散開催となりました。そのため大会開催経費が増え全国の競技関係者が寄附をして不足分を補ってきました。しかし、今の状況では各都道府県代表を決められるかどうか、更にはインターハイそのものが開催できるかどうか不安です。文化系では全総文(全国高校総合文化祭)が7/31から高知で開催予定です。夏の甲子園中学生の全中などを含め、全国の舞台で全国の仲間と競い合う経験を是非とも積ませてあげたいものです。  ( HP表示回数 14,821カウント )

100 公務員の給料削減

突然の臨時休校の中で創意工夫しながら子どもたちのために奮闘努力している先生方へ、文部科学大臣がメッセージを発表しました。このメッセージを読んでいて、岐阜県知事と岐阜県教育長のメッセージを思い出しました。羽島市では市の財政状況が厳しいため令和2年度から職員の給料を削減することになりました。岐阜県でも同様の状況下、補職と年度により異なりますが2.7%から14%の給料削減が平成21年度から4年間に渡って実施されました。辛い時代でした。給料削減経験者として羽島市の職員の皆様には申し訳ない思いで一杯です。 ( HP表示回数 14,636カウント )

 

 

99 県立高校部活動県外募集

岐阜県では全国で活躍する部活動を実施している一部高校で県外からも生徒募集することになりました。募集枠は入学定員とは別のようなので県内受験生への影響は無いかもしれません。岐阜県民の税金を使って活動することにはなりますが、全国大会で活躍し県民に誇りと希望を与えてくれれば県民は大いに喜ぶことと思います。見事入学したら、途中で退部することなく高校3年間をその部活動で自分のためにも頑張ってくれることを願っています。しかし、部活動は教員多忙化の要因の一つでもあり、県教委は「部活動ガイドライン」を示しながら教員の指導時間削減と部活動の活動時間適正化を指導しています。一方、甲子園の結果や国体天皇杯順位などで評価される競技力向上も県にとっては重要な課題です。「部活動ガイドライン」に関してダブルスタンダードになることなく、この両方の課題を解決するのはかなり困難な教育行政運営ですが、県教委には是非とも両立を実現してほしいものです。   ( HP表示回数 14, 512カウント )

岐阜県高等学校部活動ガイドライン(平31年3月 岐阜県教育委員会発行)