292 市議会選挙の争点-市役所旧本庁舎早期解体 (20230407)

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[通算HP閲覧回数 67,250回 (2023/4/7現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
羽島市議会議員選挙投票日の4月23日(日)が近づいてきました。議員定数18人に対して前回は19人の立候補でしたが、今回は、現時点では24人~25人の立候補が予想され4人に1人が落選するという厳しい選挙になりそうです。
▼市議会議員選挙というと、どうしても地域代表を選ぶことになりやすいようです。そのため、国政選挙とは異なり争点が顕在化しにくいようです。
▼しかし、今回の羽島市議会議員選挙の争点は明確なようです。その一つは議員定数削減です。もう一つが市役所旧本庁舎の今後です。
▼市役所旧本庁舎については、解体を含む令和5年度予算は成立しましたが、私と同僚議員が提案した「地震による倒壊の被害が周辺の住宅地や市道、竹鼻中学校まで広範囲に及ぶ危険性があることから、市民の命と安全を守るために、早急に解体に着手すること」を求める決議は、5人の議員が反対討論や質疑を行い、採決の結果、賛成9人、反対7人、棄権1人と賛否が大きく分かれました。
▼この賛否結果だけで市民の皆様がどの候補者に投票されるのか決まるわけではありませんが、市議会議員選挙の投票結果が市役所旧本庁の今後に影響を与えることは確かなような気がします。


291 中体連大会へ地域クラブチーム参加 (20230331)

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[通算HP閲覧回数 66,917回 (2023/3/31現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
学校部活動と地域クラブの並立と、地域クラブチームの中体連主催大会参加がいよいよ動き出しました。課題は多くあると思いますが、子ども達の健やかな成長のため、より良い中学生年代のスポーツ環境構築のため、さらにひたひたと忍び寄る学校教育崩壊を食い止めるため、少しずつ、けれど確実に、一歩一歩前に進むことを心から願っています。
▼学校部活動の目指す姿が明確には示されていないので、「土日の部活動を地域で面倒をみる」がゴールのようにお考えの方もいらっしゃるようです。しかし、文部科学省が考えている将来像は、学校部活動は学習指導要領に則ってみんな平等にスポーツを楽しむ活動(大会勝利を目標としない)とし、競技力向上を目指す活動は、スイミングクラブやサッカークラブ、硬式野球クラブのように地域や民間のクラブチームが主体となった姿だと私は思います。学校部活動(いわゆる「ゆる部活「)とクラブチーム(目指せ勝利目指せ全国)とが並立していて、子ども達はそのどちらか、あるいは両方を、自分の個性や進路希望に応じて選択して活動できる姿だと思います。学校部活動は本来のあるべき姿に戻って、子ども達が自主的に主体的に楽しみながら、仲間と共に人間的成長を実現する場として存続すべきと思います。
▼そうしたことを考えると、学校部活動や大会を支えている中体連の役員や委員の方々に、部活動指導を頑張ってこられた体育の先生に加えて、そうではない他教科の先生も加わっていただいて、部活動や大会の将来像を協議していただけると良いなとも思っています。
私も岐阜県水泳連盟副会長として、微力ながらスイマー達にとってベストのあり方を探ってまいります

「岐阜県中学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」 (令和5年3月岐阜県教育委員会) [PDFファイル]

「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」(令和4年12月スポーツ庁文化庁) [PDFファイル]

 

「部活動では常態化? 「教員の自腹問題」、驚きの実態と解決に必要なこと」 (東洋経済ONLINE) はこちらへ

290 羽島市役所旧本庁舎の今後 [3月議会一般質問] (20230325)

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[通算HP閲覧回数 66,620回 (2023/3/25現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2023/3/13の羽島市議会3月議会一般質問で「夏休み延長と適応指導教室増設」、「市役所旧本庁舎の今後」について質問しました。
▼市役所旧本庁舎の質問をした理由は、1/24の新聞に「①東京の団体が旧本庁舎の解体延期を求める要望書を市長と議長へ提出、②保存を求める署名活動を検討」という記事が掲載されたことから、市民の皆様に向けた論点整理をするためです。
一番大きな論点は旧本庁舎を国指定重要文化財として保存し活用することの課題です。私は県教委教育次長として勤務していたとき文化財行政も所管していたので、その経験や知識に基づいて課題を整理し質問しました。
▼主な内容は次のとおりです。①市指定文化財ののちに国指定重要文化財になるまでは、最短でも6~7年間が必要。②国指定重要文化財は現状維持が原則。③国指定重要文化財の管理修理は所有者(羽島市)の責務でありその経費は所有者(市民の税金)が負担。④国の補助制度はあるが国予算は限られており必ず補助されるわけではない。
▼この一般質問後、3/24に羽島市議会では令和5年度予算を可決し、議会として市役所旧本庁舎解体を決定しました。なお、文化財的価値が見込まれる旧本庁舎は、デジタルアーカイブ技術を活用して記録、保存されます。
▼ところで、私と同僚議員が連名で提案した「羽島市役所旧本庁舎を早急に解体し市民の命と安全を守ることを求める決議」は賛成多数で可決されましたが、何故か議員定数削減を求める決議に反対された議員のほとんどが今回の早期解体を求める決議にも反対されました。議員定数削減と共に市役所旧本庁舎早期解体も4/23投票の市議会議員選挙の大きな争点になりそうです。
▼なお「国の負担で学校給食の無償化を求める意見書」も全議員が賛成し採択されました。

令和5年3月議会一般質問の旧本庁舎関係の質問と答弁の全文 (PDF)
議会で可決された決議本文はこちらへ (市HP)
251 議会改革第6弾 議員定数削減 (20220701)


288 小熊小に適応指導教室を新設 (20230310)