[通算HP閲覧回数 109,817回 (2025/11/21現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2025/11/14に、私が代表を務める清風クラブは、清和クラブと一緒に松井羽島市長へ来年度に向けての政策提言を申し入れました。公園や道路の整備などの個別案件を除く市政全体への提言は28項目あり、防災、財政、自治会、障がい者、子育て、高齢者、病院、教育など内容は多岐にわたります。
▼私からは、市と懇談をする中で市長へ特に2点についてお話をしました。
▼1点目は、『DXの推進には、「市政の効率化・デジタル化による生産性・透明化の向上」と「市民と市との情報交換の在り方の改善」という2つの目的がある。どうしても前半の職員自身に関わる目的の実現に力が入りがちである。しかし、後半の市民に直接関わる目的の実現も重要である。例えば、市役所へ行かなくてもどんな手続きでも完了できるようになる、どんな情報でも自宅から容易に入手できるようになる、というような羽島市の未来の姿(到達目標)を市民へ具体的に示し、その実現に向けて今はこの段階まで進んでいる、次はこれに取り組むというような広報ができると、羽島市の魅力を宣伝できるしDXの取り組みも進めやすいし、市民の理解も得やすい。』という内容でした。
▼2点目は、『不登校が増えていて大きな課題となっている。市内には不登校に向けたフリースクールが幾つかあるが、学習塾と同じようなスクールから不登校の子供たちの成長全般にじっくりと寄り添っているスクールもある。そのことは選択肢の多様性確保ということで問題は無いと考えるが、不登校に向けたフリースクールへは多くの子供が通っていて保護者の経済的負担も大きいという話が聞こえてきたりする。一方、市内には公設の「こどもサポートルーム(旧適応指導教室)」が3カ所あるが、そこへ通っている子供はフリースクールに比較してそれほど増えていないという話も聞く。その理由は分からないが、何か不登校の子供や保護者が「こどもサポーツルーム」を選択しにくい構造的な理由があるのかもしれない。折角の公設の不登校支援の仕組みなので、民間のフリースクールのように学校との情報のやり取りををできるだけ減らすなど、学校や子供たち、保護者の負担やプレッシャーを減らす工夫が必要なのかもしれない。』という内容でした。
▼提言を出しっぱなしではいけないので、来年度予算が決まったら政策提言した内容の幾つかについて、市から予算化の状況や政策の方向性について説明を受ける予定です。

コメントを投稿するにはログインしてください。