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▼2023/12/14の羽島市議会全員協議会で、昨年6月には議員定数削減に反対されていたベテラン議員と4月に初当選された新人議員の2人が一緒に、議員定数削減条例案(18人から17人へ1人削減)を提出されたことが、議長から報告されました。
▼12/14の全員協議会では、「議員定数という議会や市民にとって根本的で重大な事柄は、たとえ最後の局面では多数決で決せざるを得ないとしても、丁寧な議論を積み重ねて結論を得るよう議員同士で努力するのが民主的な議会のあり方であり、今までそのように議会は努力してきたと思う。にもかかわらず、今回の、何の前触れもない突然の議案提出には驚いた。副議長経験者でもあるベテラン議員なのに、何故突然なのだろうか。」という趣旨の苦言( 全員協議会の議事録はこちらからどうぞ [羽島市HP] )もありました。しかし、きっとベテラン政治家としての何か深い考えに基づいた行動なのでしょう。それに、議員定数削減の賛同者が過半数を越したことは、私にとっては大変ありがたいことでもあります。
▼とは言うものの、議案として提出されてしまった以上は、「もっと議論を重ねてから議案を出しましょうよ」と言ってもみても、もう後戻りはできません。そこでやむを得ず、所属会派を代表して私と同僚議員で、以前からの所属会派の考えを実現するために、18人から16人へと議員を2人減らす議員定数削減条例案を提出しました。
▼12/14の議会でこの2つの議案が総務委員会に付託されました。12/15の総務委員会では賛成多数で継続審議となりました。次は、12/22の本会議で、①継続審議、②1人減、②2人減のどれにするかが議決されると思われます。
▼私としては、2027年4月実施見込みの次の市議会議員選挙までは、まだまだ時間があるので、拙速な決定ではなく議論を尽くした上での議案採決が望ましいと考えています。
▼なお、12/14の全員協議会では、ベテラン議員から「議員定数削減について、どの議員が賛成してどの議員が反対したかを、市民へ広く広報するようなことは、やるべきではない。」という発言がありました。このように思われる理由は分かりませんが、私は、各議員の議会での政治行動を市民の皆様へお知らせすることは、市民の知る権利を守るためにも、開かれた議会を実現するためにも、議員の政治活動の透明性を高めるためにも、必要なことだと思っています。今後も、市民の皆様が知るべき議会情報を、このHPなどで御報告させていただきます。当然、羽島市の議会ホームページや議会だよりでは、各議員の議案に対する賛否が公表( 議案等の審議結果はこちらからどうぞ [羽島市HP] )されています。
▼議員定数削減については、私が議員になった以降は、令和2年度に私も委員として参加していた議会改革特別委員会で議論し、その報告を議会HPで公表( 181 議会改革第2弾 議員定数中間報告公表 )しました。その後、羽島市自治委員会や羽島商工会議所から議員定数削減の要望があり、さらに、2020/8/26には、羽島市の有権者約55,000人の5人に1人に当たる11,011人の議員定数削減を求める署名が羽島市議会へ提出されました。その後、2022/6/28に羽島商工会議所から「議員定数削減を求める請願」が提出され、採決の結果、小差で現状維持( 133 議会改革「議員定数削減の署名11,011人」 )となりました。その後、2024/4/23に羽島市議会議員選挙が実施されて議員構成が変わり、議員定数削減の議論も仕切り直し( 293 市議会選挙の争点-議員定数削減 (20230414) )となっています。
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