[通算HP閲覧回数 56,874回 (2022/8/19現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2022/8/14の新聞で、江吉良町の田中茂さんが、「第4回ぎふ美術展」で最優秀賞にあたる「ぎふ美術展賞」を受賞された記事を見つけました。最優秀賞、凄いですね。田中さんは我が家のペンキ塗り直し工事をしていただいたペン・テックの社長さんです。
▼「ぎふ美術展」は第4回とあるので歴史が浅そうに見えますが、実際には1946年から2015年まで69回の歴史を刻んだ「岐阜県美術展」(いわゆる県展)が、時代の変遷や表現の多様化に合わせて2018年から「ぎふ美術展」へと衣替えしたもので、岐阜県で最も歴史と権威がある美術展です。(私も県教委教育次長として衣替えの議論に参加しました。)
▼審査員の方々は、田中さんの作品を「大作であり大変な力作である。作品として描き切ったという感があり、宇宙観がある。秀作である。」「子供たちと動物たちの見つめる空の彼方にはなにがあるのか。夢のようでいて冷徹なリアリズムに写実とも超現実とも異なる新時代の息吹を感じた。」と講評されています。
▼伝え聞くところによると、田中さんは「どこか貰ってくれるところに寄贈したいな。市役所とか、文化センターとか、総合病院とか。幼児でも、誰が見ても、足を止めたくなるように描いてあるから」と仰っているようです。市内各小中学校に数ヶ月毎に巡回展示するのも素敵ですね。
▼受賞された作品「唐草黎明期」(写真中央の手を広げているのが田中さんのように見えます)は下の写真。なお、今回のHPやSNSへの掲載について、田中さんにはお話できていません。申し訳ありません。