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▼2021/11/16に令和3年度第2回羽島市上下水道事業経営審議会を傍聴しました。下水道使用料等の適正水準確保が主な議題でした。
▼下水道を1ヶ月20㎥使用した場合の下水道料金は、羽島市は県内21市の中で最も安い2150円/月で、県内21市平均2930円/月より780円安いです。この780円と下水道事業への補填額約1億円との関係をどのように捉えるかが最も大きな論点になりそうです。
▼また、下水道未整備地域では、各家庭で合併処理浄化槽を整備し維持管理費約4000円/月を負担しています。そして、下水道事業への補填に使われる税金は全ての市民が負担しています。このような状況も考慮しなければなりません。
▼さらに、下水道料金の値上げは市民生活に影響があるので、値上げ幅によっては激変緩和措置の検討も必要です。
▼今回の審議会では、これらを含め複雑に絡み合った論点から様々な議論がなされました。答申は2月の見込みのようです。
▼汚水処理には、市等が整備する公共下水道と、農村集落等の農業集落排水施設、そして各戸単位等の合併浄化処理槽があるようです。排水の水質は勿論のこと処理施設を稼働させるためのエネルギーや浄化のための薬品製造等も含めた環境負荷、さらには将来を見通した費用負担などはどのようでしょうか。人口密度によっても異なると思われますが、少子化が進む社会では将来を予測して的確に判断することは難しいですね。
202 下水道料金の適正化 20210827
令和3年度第1回羽島市上下水道事業経営審議会会議録(2021年7月30日開催)
130 市上下水道経営審議会 20200814
83 市下水道審議会 20200131
67 羽島市の下水道 20191220
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