87 総合教育会議

2020/1/27開催の「市総合教育会議」を傍聴しました。市長と教育委員会教育委員・教育長が教育行政の方向性等について協議調整する会議です。R2~R6を対象期間とする「第二次教育大綱」「令和2年度教育の基本方針」などが協議されました。羽島市の教育の基本理念として、羽島市が目指す姿として①「市民として「ふるさと羽島」に愛着を持ち、地域社会においてともに分かち合う意識と常に地域のまちづくり・人づくりの主体者であるという意識を持つことで、地域力の向上を目指す」、②「市民として新しい文化や価値観を創造しようとする意欲を抱き、挑戦や試みができる行動力を持ち、よりよい地域コミュニティ、持続可能な社会を創り出すことを目指す」を位置づけることが協議されました。他には、特別支援学級、幼保小連係、小学校の英語教育などが話題になりました。それぞれ喫緊の課題で積極的な対応が望まれる分野です。  ( HP表示回数 13,270 カウント )

総合教育会議 会議録

岐阜県の教育大綱

第3次岐阜県教育ビジョン

36 総合教育会議  20190828

86 教員多忙化解消と研修校

2020/01/30岐阜新聞朝刊に、松川元岐阜県教育長の「研修校という制度が現代社会に合っていない。教師の自信と公教育の信頼回復のためには、教師の働き方改革が欠かせない」というコメントが掲載されました。恐らくは、岐阜市の研修校いじめ自殺事案を念頭においた発言なのでしょう。元岐阜県教育次長も全く同じ意見です。2020/01/30中日新聞朝刊(岐阜近郊14面)でも、28日開催第4回岐阜市公教育検討会議における妹尾昌俊委員の指摘として「市内の教育実習校・研修校では、時間外勤務時間が過労死ラインの月80時間を超える教員が小学校で半数近く、中学校で約6割に上る」が紹介されていました。県教委が、全県から将来を嘱望される教員を岐阜市内の研修校に派遣することにより、県内各地域の中堅教員を養成する県教委の研修派遣制度について、その課題を指摘する声が多いようです。

また、妹尾氏は会議で「先生方は視野を広げる時間も無く、疲れてしまっている」「教育的に異議のある活動も、聖域なく見直していく必要がある」とも話されたようですが、仰るとおりです。「子どものためにやってあげよう」という魔法の言葉から「このままで本当に子どものためになるの?」という教育のプロの言葉へ変わらなければ、学校教育の未来は無いような気がします。  ( HP表示回数 13,143 カウント )

70 いじめと実習校  20191226

45 小中教員の研修校  20190923

妹尾氏講演ビデオ「先生が忙しすぎる」 (教職員支援機構)

85 市総合計画審議会

2020/1/24開催「市総合計画審議会」を傍聴しました。将来都市像「心安らぐ幸せ実感都市 はしま」の実現を目指す「羽島市第六次総合計画基本構想」の改訂と、「羽島市第六次総合計画後期実施計画」の策定について審議する会です。内容は多岐に渡りますのでここでは触れませんが、印象に残ったことは障害者スポーツについてです。「今年は東京パラリンピックが開催され、障害者スポーツが注目されている。国では健常者スポーツも障害者スポーツも文部科学省スポーツ庁が所管している。しかし、多くの都道府県や市町村では、障害者スポーツは福祉という扱いで福祉所管部署が担当している。羽島市では、障害者スポーツを福祉ではなくスポーツとして捉えて欲しい。」という発言がありました。以前、岐阜県の障害者アスリートの方が全国で優秀な成績を収められたときに、車椅子を使っていらっしゃった当時の県障害者スポーツ協会の会長さんが、「この選手が健常者と一緒のチームで健常者と一緒にトレーニングしていることが素晴らしい」と仰っていらっしゃいましたが、そのことを思い出しました。   ( HP表示回数 13,026 カウント )