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▼2023/6/7の新聞に「政倫審、遵守を求める」の記事がありました。2023/5/3の「羽島市議、選挙公報に虚偽 「社会福祉士」資格なし」の続々報となります。
▼当該議員は羽島市議会全員協議会で事実を認めて謝罪されましたが、私の提案が認められ、議会が市民の皆様への説明責任を果たすために「羽島市議会議員政治倫理審査会」が設置されました。
▼なお、審査結果や審査会会議録は羽島市議会HPに公表されています。このように結果を公表することは、市民へ開かれた議会、市民に信頼される議会を推進するためにはとても重要なことだと、私は思っています。
「羽島市議会議員政治倫理審査会報告書及び会議録」(羽島市議会HP) はこちらからどうぞ
▼ところで、社会福祉士は、昭和62年制定の「社会福祉士及び介護福祉士法」で定められた国家資格で、資格を持たない人は「社会福祉士」という名称を使用できない「名称独占」の資格です。違反者には罰則規定もあります。
▼また、社会福祉士は精神保健福祉士や介護福祉士など福祉系国家資格の中では最も難易度が高いと言われることも多く、合格率は30%程度のようです。実際に、中部学院大学人間福祉学部人間福祉学科の2021年度の社会福祉士合格率は31.6%(38.5%)、精神保健福祉士は100.0%(57.1%)、介護福祉士は100.0%(93.3%)でした。(中部学院大学HPより、( )内は2020年度合格率)
▼「社会福祉士」という国家資格の取得難易度も、今回の事案が新聞で大きく取り上げられた理由の一つなのかもしれません。
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