199 小学校と特別支援学校を訪問

(通算HP閲覧回数 42,301回  2021/8/13現在  連絡先:info@minatani-kiyoshi.com)
▼コロナ感染に配慮して、児童生徒が夏休みで不在の間に地元の学校を訪問しました。
▼2021/8/2には羽島市立福寿小学校を見学しました。横山校長の案内で、昭和48年建築の体育館や代々使い継がれてきた学習机、児童数増に対応する新校舎建設現場などを見せていただきました。また、GIGAスクール構想で整備された一人一台端末(iPad)を使った模擬授業も体験させていただきました。学習支援アプリ「ロイロノート・スクール」を使った授業はとても興味深く面白かったです。施設設備を改善したり「ロイロノート」を安定的に使用したりする予算を確保するためには、私たち議員の一層の理解と努力が必要なようです。
▼8/11には岐阜県立羽島支援特別支援学校を見学しました。この学校は、私にとって地元というだけでなく、県教委勤務時に計画から開校まで関わったり初代校長や現校長と同僚だったりするので、とても思い入れのある学校です。奥村校長からは、学校の様子や地域の小中学校・住民との交流の様子、地域支援センターの役割などの説明をしていただきました。県立の学校で羽島市在住のこども達は半分にも満たないのですが、地元を大切にしていただきありがたいことです。
▼8/10には私一人で羽島高校にもお邪魔しました。私の親類や多くの友人の大切な母校で、現在新校舎を建設中です。生徒にとってより適切な教育課程や創立100周年に向けた取り組みなどについて、後藤校長と意見交換をしました。
▼久し振りの学校訪問でしたが、初心を振り返る良い機会になりました。今後も、羽島市の学校教育の充実発展に向けて一層頑張る決意を新たにしました。ありがとうございました。

羽島市立福寿小学校のHP
岐阜県立羽島特別支援学校のHP

198 こども庁創設に期待

(通算HP閲覧回数 42,095回  2021/8/6現在  連絡先:info@minatani-kiyoshi.com)
▼2021/7/13「こども庁創設に向けた勉強会」にオンライン参加しました。講師は山田太郎参議院議員と小児科専門医でもある自見はなこ参議院議員です。
▼原則として、保育園は保育士が保育をするところ、幼稚園は幼稚園教諭が教育をするところです。しかし、少子化による幼稚園の経営難、待機児童問題、共働き家庭の増加等家庭環境の多様化などから、保育園と幼稚園という2元的な制度ではニーズに対応しにくくなり、2003年頃から幼保一元化の議論が始まりました。そして10年間ほどの議論を経て、保育園、幼稚園は存続させたまま認定こども園を創設・拡充するという方向になりました。
▼そのため、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省、認定こども園は内閣府の所管であり、保育園は保育士、幼稚園は幼稚園教諭、認定こども園は保育士と幼稚園教諭の資格が必要であるままとなり、縦割り行政の弊害が残ったようにも思えます。幼保一元化への取り組みの最終的な局面で、各省庁間の予算や権限の調整がつかなかったという印象です。よくある総論賛成各論反対ですね。
▼今回のこども庁創設は、幼保一元化だけでなく「⼦どもを産みやすく育てやすい国づくり」という視点からの政策です。不妊治療・母子手帳・乳幼児検診と学校検診・母子生活支援・児童養護施設・児童虐待・子どもの事故・子ども食堂などを、妊娠期から新生児期、小児期を経て成人になるまでの期間、一元的に⽀援する体制を創ろうという政策です。縦割り行政に対抗できる中身のある議論が進むことを期待しています。
国が縦割り行政であっても、羽島市もそれに準ずる必要はありません。私は、スポーツ・文化・社会教育の担当を教育委員会から市長部局へ移して、地域づくりの観点から一元的に政策展開するべきと議会で主張してきており、現在令和4年度実施に向けて検討が進んでいます。ありがとうございます。同様に、子どもの健やかな成長に向けた政策を、こども庁創設を待たずに一元的に展開することも、羽島市では十分に可能なことと思っています。私の次のテーマです。

【こども庁創設に向けた特設ページ】

196 いきいき元気館の今後

(通算HP閲覧回数 41,716回  2021/7/23現在  連絡先:info@minatani-kiyoshi.com)
▼2021/7/21開催の「第2回羽島市公共施設等検討委員会」を傍聴しました。50年ともいわれるコンクリート建築の耐用年数が近づいてきたいきいき元気館(S48年建築)・老人福祉センター(S49年建築)のあり方を検討する委員会です。
▼「いきいき元気館」は、障がい者のための地域活動支援センター「のぞみ舎」、学校に馴染めない児童生徒のための適応指導教室「こだま」の活動場所になっています。また、余剰スペースをライオンズクラブ、ロータリークラブ、青年会議所、口腔保健協議会へ事務所として貸しています。
▼「老人福祉センター」は高齢者向けの生活相談・健康相談・教養講座・サークル活動で使用されています。また、老人クラブ連合会の事務所もあります。
▼委員会では、障がい者の支援、学校に馴染めない児童生徒の支援、老人福祉は、今後も継続すべき事業であることが確認されました。その結果、論点は、このような事業は、①この2施設でなければ実施できないのか、他にも実施可能な施設があるのではないか、ということと、②他の施設で実施する場合に、この2施設を多額の費用を使って修繕し、今後も維持していく必要があるのか、という2点のようです。
▼私が思うに、市役所新庁舎完成に伴って北庁舎、中庁舎が空くので、そこへ、これらの機能を集約し、更に他の公共的な福祉関係外郭団体も集約して、北庁舎や中庁舎を羽島市の教育・福祉関係事業の中心地にしてはどうでしょうか。市役所・保健センター・教育委員会も近くにあって行政への相談や手続きがしやすいし、コミュニティバスも利用しやすいし、そしてなにより、羽島市が教育や老人福祉、障がい者福祉などに力を入れている、住みやすく子育てしやすい街だということをPRできます。(こんな発想は単純すぎるかな? 市議会で一般質問してみようかな? そんなことをすると検討委員会の議論の邪魔になりそう。円滑な市政運営を意識すべきですね。)
▼ところで、羽島市の学校教育施設の60%(延床面積比)は築40年以上経過(耐震補強は完了)しています。私の記憶では中央小学校体育館はS43年建築、福寿小学校体育館はS48年建築で、「いきいき元気館」と同じかもっと古い建築物。当然同じように老朽化していることでしょう。
羽島市全体のグランドデザインを踏まえた上で、選択と集中の理念のもと個々の施設のあり方を議論すべきなのでしょうが、実際には困難な作業になりそうです。委員の皆様、よろしくお願いします。

第1回委員会の資料(PDFファイル)

羽島市公共施設等総合管理計画【第4次改訂版 令和3年3月】(PDFファイル)

195 羽島市役所旧庁舎の今後

194 教員免許更新制の見直し

(通算HP閲覧回数 41,283回  2021/7/9現在 )
▼2021/7/6定例記者会見で萩生田文部科学大臣が教員免許更新制についてコメントしました。なお、教員免許更新制とは、10年に一度30時間以上の更新講習を受けて教員免許を更新(自己負担3万円程度)しておかないと、教壇に立つことができない(学校をいわゆるクビになってしまう)制度のことです。
▼私は令和3年3月31日の期限までに更新講習を受講しなかったので、高校専修免許(数学)と中学一級免許(数学)を持った公立高校の教員でしたが、この制度により教員免許が失効して、今は中学や高校の数学の授業を担当できません
▼資格には、一定水準の技術を認定するだけでその資格がなくても該当業務に従事できるものと、医師、看護師、薬剤師、弁護士、公認会計士、建築士などその資格がないと該当業務に従事できないものとがあります。学校の先生の教員免許は後者の資格の一つです。
▼そして、これら医師、弁護士などの資格は、そのほとんどが終身資格で更新制度はないと承知しています。しかし、教員免許には10年ごとの教員免許更新講習の受講が義務づけられています(公立学校教員には、加えて採用1年目と10年目に法定研修受講も義務付けられている)。同じように重要な資格なのに一貫性が無いと思うのは私だけではないはずです。

文科大臣の7/6記者会見での関係コメント全文「昨日開催された教員免許更新制小委員会において、現職教師の教員免許更新講習や現職研修に関する認識等に関するアンケート調査結果が公表されたことは承知しております。教員免許更新制につきましては、従来より、教師が多忙な中で限られた時間を使って更新講習を受講しなければならず、個々のニーズに合った講習ではなく、スケジュール的に受けられる講習を受けているなど、負担感や不満も生じているとの声を私としても聞いておりました。このような中、今回の調査結果は、教員免許更新制に負担感や不満を感じている教師の方が相当数いらっしゃるという状況を反映しているのではないかと思います。教員免許更新制につきましては、本年3月12日に、中央教育審議会への諮問の中で、必要な教師数の確保とその資質能力の確保が両立できるよう、何らかの前提を置くことのない抜本的な検討が行われている途上ですが、引き続き、議論を深めていただきたいと考えております。私としては、そこで議論をしっかりと見守りつつ、スピード感を持って制度改革を進めてまいりたいと思います。満足度、「満足」と「やや満足」を足すと6割という結果なので、必ずしも講義の内容が不満だということじゃないんですけれど、それと、要するに、教師としての現場でのスキルの関係性がないものも受けなければならないので、わかりやすく言うと講義は面白かったけど役には立たないという事態が生じているんだということが、ミスマッチがよく浮き彫りになった結果じゃないかと思っています。」

Yahooニュース 7/10【教員免許更新制廃止へ 文科省、来年の法改正目指す】

以下の画像は「朝日新聞デジタル:先生に10年の「有効期限」 教員免許更新制って何?」より引用


現職教師の教員免許更新講習や現職研修に関する認識等に関するアンケート調査結果(文科省)

荻生田光一文部科学大臣記者会見録(令和3年7月6日)
中央教育審議会教員免許更新制小委員会の議事録等

188 地元小学校のサツマイモ作り

(通算HP閲覧回数 39,823回  2021/5/28現在 )
▼2021/5/23に地元小学校の先生方や小熊町老人クラブの皆様と一緒に、サツマイモ苗の定植をしました。
▼小学校1・2年生の子ども達と一緒に生活科の学習で植える予定でしたが、新型コロナ感染症の関係で校外活動が中止になり、大人達だけでの活動になってしまいました。
▼畑は地元の方のご厚意で使わせていただいています。我が家のミニ耕耘機(陽菜号)が活躍しました。先生方は慣れない農作業を頑張られました。老人会の方々は手慣れたものです。
▼品種は「べにはるか」。秋に子ども達と一緒に収穫するのが楽しみです。

147 小学生の体験学習
12 小学校農業体験学習