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▼岐阜県教育委員会事務局へは文部科学省キャリア官僚が交代で出向してきます。私が県教委に勤務していた時にも、私の上司として3人の方が、部下として2人の方が出向してきました。その方々は、現在は文科省の初等中等教育局長や課長など責任ある立場で活躍していらっしゃいます。
▼同じように文科省から県教委教職員課長へ出向してきたキャリア官僚の方が、直ぐに文部科学省へ戻らずに長良東小学校の校長を2年間務めて、今春文部科学省へ戻りました。その方の岐阜県学校教育へのメッセージが岐阜新聞に掲載されました。とても示唆に富む内容ですのでご紹介します。
▼私が「そうだ、そうだ、仰るとおり!」と思ったことが大きく2点あります。1点目は教育指導に関することで「子ども同士で過度に競わせ、結果的に同調圧力や連帯責任を問うものなど、規律的な学校の目標が多くなっている。例外や「はみ出し」への許容度が低くなり、子どもから考える力や意欲をそいでいる。」です。2点目は教育行政や学校運営に関することで「形骸化した制度に固執しようとする力も強い。慣れた仕組みへの愛着もあるのだろうが、常に制度の意味を考え、時代の変化に適応し、創造的に考えるべき。改革にオープンであるべき。」です。
▼ところで、この長良東小学校は、「県内各地から優秀な先生を集めてきて、学校の運営や教育指導に携わる中で研修していただき、その経験や成果を県内各地へ持ち帰って中核的な教員として活躍してほしい」という、岐阜県の小中学校教員研修に位置付けられた研修校(実習校)の一校、つまりは特別な小学校です。なので、先生達の力量は高く、当然学校の教育力も高いです。そのため、「校区の地価は高い」と真偽は不明ながら噂されるような学校です。ですからこのことを踏まえてメッセージを理解する必要があります。
▼個人的には普通の小学校の校長に就いていただけたら、もっと学校や先生、保護者、地域の教育力など、本当の様子を深く理解していただけたのではないかな、と思ったりもしています。

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