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▼2025/12/16に岐阜県庁で開催された「岐阜圏域のまちづくりフォーラム」へ参加して勉強しました。タイトルは「まちづくり」ですが内容は「LRT構想とまちづくりの関係」です。
▼「へェ-!」と思う内容が多くあったのですが、私が一番興味深くお聴きしたのは岐阜大学工学部出村教授の基調講演での「活力」と「計画」は「同じ現象に対する全く別の見方」であり、「活力」は「アクセル」で「計画」は「ブレーキ」という指摘です。「ボトムアップ」は「活力」で「トップダウン」は「計画」、「中心市街地活性化」は「活力」で「都市計画・再開発」は「計画」、「市場の原理」は「活力」で「統治の原理」は「計画」に分類されるそうです。
▼議論する場合には、この2つの立場をしっかり分けないと論理が破綻するということでした。行政や政治に関わる者として「なるほど、なるほど、そういうことだったのか」と、まさに「今までのモヤモヤ感」がすっきりと「腑に落ちた」という心境でした。
▼また、パネリストの方々のお話も良かったです。武蔵野大学教授・岐阜市活性化研究所所長秋元氏、柳ヶ瀬商店街振興組合連合会理事長水野氏のお話には、私が気づいていない視点を教えていただきました。
▼最後の江崎知事の総括は、お一人お一人のお話の内容を一つ一つコンパクトにまとめ、そしてそれぞれに対して優れた特長を取り上げて感想を述べるという、私が勤務していたことがある県教育委員会指導主事のお作法通りで懐かしかったです。
▼久し振りの聴いて良かったと思えるフォーラムでしたが、これだけの説明では何のことか分からないかと思います。興味のある方はR07/12/23(火)まで岐阜県公式YouTubeチャンネルでご覧いただけますのでどうぞご視聴ください。




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