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▼2025/9/12に羽島市議会9月議会一般質問のトップバッターとして、清風クラブを代表して市財政見通し、LRT(次世代型路面電車)構想、かんぽの宿跡地活用、市民病院経営、学校体育館冷房整備などについて質問しました。
▼LRT構想についての答弁は「関係者と調整すべき論点があるものの、岐阜羽島駅と岐阜市を結ぶ南北軸の形成は地域経済の活性化に資すると期待している」でした。私からは「県は調査費を予算化し、岐阜市は課題を整理するという段階なので、まずは県の調査等を注視することが重要。加えて、羽島市独自の視点からの研究も進めていく必要がある。」と提言しました。
▼かんぽの宿跡地活用についての答弁は「跡地の立地特性を踏まえ、国・県等の公共施設の立地や民間活力を活かした開発等も含め、市南部地域の活性化に資する利活用を進めたい」という答弁でした。私からは「必要に応じて県の知恵を借りながら、あっと驚くような広域的な大きな画を描くことも必要」と提言しました。
▼市民病院経営についての答弁は「地域のニーズに応じた診療規模への縮小を図る」でした。私からは「市民の市民病院への理解を深めたり信頼を高めたりするための地域連携が鍵になる。市の健幸担当部局と市民病院が一体となって、市民を巻き込んだ健康増進や介護予防などの運動を展開してはどうか」と提言しました。また、経営診断結果には医師確保の方策があまり重視されていないように思われるので、医師の方々のやり甲斐、働き甲斐にもしっかりと焦点を当てるように要望しました。
▼なお、質問の際には、先月に全国自治体病院協議会が「令和6年度は全国の公立病院の95%で医業損失(赤字)が生じており、その要因は物価・人件費の高騰や人事院勧告による賃上げ分を国が定める診療報酬ではカバーできないこと」を発表したことに触れ、現在の国の医療政策や社会状況では、「誰がどのように公立病院を経営しても赤字になることは避けられない」ということも指摘しました。
▼学校体育館冷房整備については、学校において電気代やガス代の予算が足らなくて授業や休み時間などに十分な冷房ができないということがないように、十分なランニングコストを積算し予算化するよう提言しました。
【以下は水泳の話です】
▼なお、かんぽの宿跡地活用については、同僚議員の質問に対して市から「県に対し競技団体から50mの屋内プール建設の要望が出されていることを受け、市も跡地を候補地として検討するよう県に呼びかけている」(中日新聞9/18)という答弁がありました。誤解が生じないように補足説明です。
▼市答弁の通り岐阜県水泳連盟が県へ要望しているのは室内50m公認プールの建設までで、具体的な建設場所についてはメモリアル屋外50mプールの建て替えの案などもあるので何処へ建設とは特定していません。
▼副会長である私の意見として、建設場所は羽島市南部のかんぽの宿跡地が候補地の一つであることや、敷地が4万㎡と広く新幹線駅や高速道路IC、さらには大都市名古屋から近いので、国の資金も活用しプールの他に体育館等も建設して、パラスポーツの全国的な拠点として整備することも一つの案であることなどを、江崎知事や知人の国会議員・県議・県幹部・県スポーツ関係者などへ説明しています。
▼とはいうものの当面の目標は、県が来年度策定する次期スポーツ推進計画に室内50m公認プール整備を何らかの形で盛り込んでいただくことです。
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