402 市監査委員に選任される (20250516)

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▼2025/5/13に羽島市議会臨時議会が開催され条例改正や補正予算などの審議が行われました。法改正による条例整理や予算精算によるものです。併せて、議長・副議長・委員会などの議会構成も審議されました。
▼羽島市議会では、議長は法律で4年任期と定められていますが、1年経ったら自ら辞表を提出して交代することが慣例となっています。今回も慣例に従って議長・副議長から辞表が提出され選挙が行われました。
私は、市長から監査委員に指名され議会の同意を得て選任されました。「監査委員は何をする人ぞ?」と市民の方々は疑問に思われるかもしれません。私自身は、県教委幹部、県立高校の校長の時に何回も県の監査を受けてきたので、監査とはどのようなものか体験していますし、またその厳しさも経験しています。
▼羽島市の監査委員会から頂いた資料によると、羽島市の監査の基本方針は、①決算等が地方公会計基準等に準拠して適正に表示されているかどうかという「会計監査」と、②予算の執行・事業の経営が適正、効果的、効率的、経済的に行われているかどうかという「事業監査」を実施することになっているようです。
▼私は
、①の「会計監査」を会計分野を専門とする民間の監査委員が中心になって実施し、②の「事業監査」を市民から負託を受けた議員が中心になって実施する、というのが監査制度の仕組みかなと想像しています。県の監査はそのような仕組みで行われていたと記憶しています。なので、私が県教委幹部や校長として受けてきた監査は②の「事業監査」のみで、①の「決算監査」は会計担当職員だけで受けていました。羽島市ではどうでしょうか。羽島市と県とでは監査の在り方に違いはあるのでしょうか。楽しみでもあり、興味津々でもあります

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