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▼令和7年度スタートにあたって、私たち8人の議員で結成していた羽島市議会会派「自民清和会」の在り方を見直し、3人、3人、2人の3グループに分けて会派届を提出しました。3グループに分けると言っても、各議員の政治的志や市政与党という立場に変化はなく、今までと同様に8人が同志として活動することに変化はありません。そのため、3グループの名前も、解散とか分裂とかではないことを明確にするため「自民清和会」から一文字とって「清」を冠する「清和」「清風」「清流」としています。
▼では、なぜ3グループに分かれることにしたのでしょうか。その理由を一言で説明すると「より効果的に、より効率的に議員活動できるよう改善する」なのですが、具体的には主に2点あります。
▼1点目。議会の一般質問では、最初に各会派の代表者が質問する「代表質問」があり、その後に各議員が質問します。代表質問は、8人会派でも1人会派でも代表者1人だけが質問します。これでは、1人会派の議員が代表質問により他の議員の前に優先的に質問できることになり、議員間の公平性の観点から大きな不均衡が生じます。この不均衡を是正するためには、「例えば2人以上の会派しか代表質問ができないようにする」、又は「各会派の人数をある程度揃えて代表質問する機会が全議員に公平に回ってくるようにする」というのが1点目の理由です。
▼2点目。今まで私たち8人が最大会派で、他には3人、2人、1人の少人数会派が6つありました。市議会には各会派の代表者1人が出席する会派代表者会議が設置されおり、この会議には、私たち8人会派の代表者1人、他の少人数6会派の各代表者6人が出席します。議員数は私たち8人と他会派10人の計18人であるのに対し、会派代表者会議出席者は、私たち8人会派から1人と他の少人数会派からの6人の計7人となり、著しく不均衡になっています。その不均衡を是正するためには、「例えば2人以上の会派からしか会派代表者会議に出席できないようにする」、又は「各会派の人数をある程度揃えて会派代表者会議出席者数が議員数を反映し易くする」というのが2点目の理由です。
▼今回の、私たち8人会派が、清和3人、清風3人、清流2人の「清」を冠する3グループへ分かれることが、ある意味では議会改革の一環であることをご理解いただけると幸いです。
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