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▼11/20の中日新聞・岐阜新聞の朝刊に「変なチラシ」が折り込まれていました。しかし、この「変なチラシ」には市選管の証紙が貼ってありません。なので、この「変なチラシ」は選挙期間中に配布可能な唯一のチラシである法定選挙ビラではありません。左上に小さく「羽島を変える会」「羽島市長選挙届出ビラ第1号」と書いてあるので、チラシ発行者にどういうことか尋ねようとしましたが、発行者の連絡先が掲載されていないのでできませんでした。
▼新聞には、日本新聞協会の「折込広告の取扱基準」を満たすチラシしか折込配布されないはずです。そして、この取扱基準には「発行者の所在地、名前、HPアドレス等を記載して発行責任者を明確にする」「政治問題について一方的な主張をしない」「特定の候補者の選挙運動や事前運動をしない」などのルールが定められています。
▼約2年前にも同様の「変なチラシ」が新聞に折込配布され、羽島市や羽島市議会を代表する立場の方が新聞社へ厳重に抗議し、今後の再発防止を求めたということがありました。にもかかわらず、今回の市長選挙の選挙期間中における「変なチラシ」の再度の新聞折込配布です。
▼中日新聞・岐阜新聞に繰り返し「変なチラシ」が折込配布されるという事実は重大で、新聞社に対する一定の信頼がある現状では、その影響は大きいと思われます。そして、このような行為を放置することは、兵庫県知事選で示された、新聞やテレビなどオールドメディアに対する信頼の低下を、より一層進めてしまうことにも繋がりかねません。
▼また、羽島市長選候補の松井さとし氏が言う「残念な政治土壌」はこんな所にも表れているようです。「あれもこれも一気に無償化というバラマキ」とか「将来の財政負担を見通した選択と集中」とかの公約云々も大切ですが、まずは何より、行政手腕が確かで、ルールやマナーを守ることができる公平無私・誠実・真面目な方に市長になってほしいというのは、羽島市民の当然の願いではないでしょうか。
▼「変なチラシ」発行者に著作権に関する許可を得ようとしましたが、連絡先が不明のためできませんでした。著作権者様、大変申し訳ありません。
▼今日は「1122良い夫婦」の日だよ。
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