364 江崎よしひで氏 県知事選出馬へ[改] (20240823)

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2024/8/21に江崎よしひで氏が県知事選出馬を表明されました。江崎氏は山県市の旧美山町出身、加納高校卒業の元経済産業省キャリア官僚です。岐阜県では元商工労働部長として勤務もされました。私が県庁勤務の時には会議などでご一緒させていただきました。
▼江崎よしひで氏は、前回知事選からの4年間、県内をくまなく回り多くの県民と直接意見交換をしてこられました。この意見交換を通して岐阜県の本当の姿を把握し、今の課題や向かうべき将来像に思いを巡らし、岐阜県にとって真に必要な政策を練り上げてこられました。重点政策としては「安心とワクワク」をキーワードに、特に人口減少対策子育て支援策に取り組まれるようです。
▼私は、県商工労働部長だったときの、アイデアマンでありそのアイデアを着実に実行し成果を上げてこられた、リーダーシップ溢れる辣腕行政マンである江崎よしひで氏の姿を知っているので、岐阜県の未来のために、江崎氏が考え抜かれた政策を、是非とも岐阜県で実行していただきたいと思っています。
▼ところで新聞に、記者の「自民の推薦が得られなくても出馬するのか?」という問いに対して江崎氏が「推薦がない場合でも120%出馬する!」と答えた一問一答が載っていました。「ずいぶん失礼な質問をわざわざ記事にしたもんだな」と思ったのですが、記者の真意は、「県選出国会議員が立候補するので江崎は出ないらしい」というニセ情報が私の所までも聞こえてくるような状況に対する配慮なのかもしれません。
▼また報道によると、東濃地区の瑞浪市長がとりまとめ役となって、県内市町村長40人が署名した出馬要請書を渡辺参議院議員へ渡されたようです。「県知事へ推薦」(県知事になって欲しい)ではなく「県知事選へ出馬要請」(当選に向けて応援するかどうかは別)ということですが、「なぜ今なの?」「なぜ推薦でないの?」「なぜほぼ全市町村長なの?」という疑問は拭えません。
▼自民党岐阜県連の選挙対策委員会が開催される前に、ある種の「流れ」を作ろうとしているかのような情報に接すると、4年前の県知事選で感じたような県議会議員と国会議員との主導権争いが頭に浮かんできます。報道によると、国会議員の方々は党員投票で決めることを要求しているらしいですが、前回の自民県連分裂の知事選でもそのように要求していれば説得力があるのかもしれません。「時代は誰を求めるか」「未来は誰を求めるか」。果たして自民党岐阜県連はどのような決定を下されるのでしょうか。
▼いずれにしても次期県知事を決めるのは、国会・県議会・市町村議会の議員や市町村長、経済団体の意向ではなく県民が投ずる票の積み重ねです。候補者の政策や人柄をよく見極めて投票する候補者を決めましょう

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