354 新しい学校構想検討委 (20240614)

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▼2024/5/21に「第7回羽島市新しい時代の学校構想検討委員会」を傍聴しました。羽島市の教育委員2人も傍聴されていました。ありがたいことです。今回のテーマは「羽島市が目指す教育と願う子どもの姿を具現する教育のあり方」「子どもたちが安心して豊かに学べる教育制度、学校制度・運営、施設のあり方」でした。
▼教育に関する議論では、自らの学校生活や子育て経験に基づいて、多様な意見が飛び交い、論点が明確にならないことが多いのですが、今回の議論でも、残念ながらその傾向が見受けられました。次の第8回・第9回で審議整理・答申案を議論すると聞いた記憶があるのですが、県教育行政の経験者として気になる、いわゆる落としどころがどこにあるのか、私にはまだ見えてきません。
▼私としては、既に実施が決定している中学校への統一制服の導入や、中学校の部活動地域クラブ化による小中学生へのスポーツや文化の活動環境提供などを足がかりに、インターネットをフル活用して、児童会や生徒会活動を市全体で実施したり、総合的な学習や探求的な活動を全市的な交流の中で実施したりして、羽島市全体を一つの学園として教育活動を展開するという構想が面白いと思っています。「北方町や山県市の二番煎じでは」と仰る方がいらっしゃるかもしれませんが、先陣争いなどどうでもよく、羽島市の子ども達の成長により役立つ、新しい取り組みに積極的に挑戦することが一番重要だと思っています。
▼残り数回の検討委員会で素晴らしい構想がまとまることを期待しています。

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