[通算HP閲覧回数 64,302回 (2023/2/3現在)、連絡先:info@minatani-kiyoshi.com]
▼2023/1/23に通常国会が開会しました。多くの課題について議論されますが、来年度予算もその一つです。今までは年度末までに予算が成立して、新年度予算に基づいて4月から各種事業がスタートしました。しかし、年度末までに予算が成立しないと新年度早々から混乱、混乱、国民生活にも影響が及びます。
▼一般会計の総額は約114兆円のようです。この内の約36兆円(一般会計予算総額の約30%に相当)を国債発行(いわゆる借金)で賄うようです。例えれば、子供にお金を借りて親が使うようなことかな。 ( 令和5年度予算政府案 財務省 はこちらへ )
▼部活動地域移行に関する予算も審議されます。8月頃の文部科学省の概算要求は総額118億円でしたが、最終的に国会へ提出された予算案では28億円となっています。実に約1/5への減額です。文科省の腰砕けという声が聞こえてきそうですが、「期待だけ持たせてそれはないよ」と思ってしまうのも、やむを得なさそうです。
▼愚痴を言っていても仕方ないのですが、方向性には変更はないようです。「早急に進める」が、「実証事業を委託しその結果を踏まえながら進める」になったようです。問題は、その間にも少子化が進んで中学校規模は小さくなり、団体競技ができないなど中学生のスポーツ環境は悪化していくことです。 ( 文部科学省 令和5年度予算(案) はこちらへ )
▼羽島市が実証事業に応募されるかどうかは分かりませんが、可能であれば国の補助金を受けて部活動地域移行の先進地域として、中学生年代のスポーツ環境をより良くしていきたいものです。中学・高校で部活動に励んできた者として、高校教員として部活動顧問を担当してきた者として、そして岐阜県水泳連盟の副会長として、最後に羽島市議会議員として、現状を知れば知るほどその思いを強くしています。
コメントを投稿するにはログインしてください。