237 DXで「どこでも役所」

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▼ロシアのウクライナに対する侵略・民間人無差別殺人に厳重抗議し即時撤退を求める。私の心はウクライナと共に。233 ロシアがウクライナを侵略 )
▼昨年のことですが2021/11/20にDX(デジタル・トランスフォーメーション、デジタルによる変革)についての講演会に参加しました。有限会社トリガーデバイス取締役佐藤忠彦氏の「誰がDXをすすめるのか」と岐阜県デジタル戦略推進課長大口英徳氏の「行政のDX」の2講演です。
▼佐藤忠彦氏の講演では、「DXをすすめる」に対して「進める」と「薦める」の使い分けが重要と強調されました。社内や行政でDXを「進める人」は担当者であり、担当者は自分たちでギリギリまで試作し、業務プロセスの抜本的変革にも挑戦すべきということでした。また、有識者や業者などのDXを「薦める人」には、大きく分けてパソコンやタブレットなどの情報機器関係者、クラウドやデータベースなどのソフトウェア関係者、通信回線などのネットワーク関係者の3パターンがあり、「薦める人」の立場によって薦める内容も狙いも異なるそうです。社内や行政で「進める人」はその違いをしっかり認識して内部で検討しなければならない、ということでした。
▼岐阜県デジタル戦略推進課長の講演は事務的な行政説明でしたが、1つのゴールとして「持ち運べる役所」「役所を手のひらに」をコンセプトとしたワンストップサービスを目指しているという話がありました。県には標準化への対応(標準仕様書の整備等)だけでなく、市町村に対する、県主導による共同調達、導入費用の補助、初期導入支援などにも是非とも積極的に取り組んでほしいものです。

佐藤氏の講演スライド1枚
「誰がDXをすすめるのか」

県デジタル戦略推進課長の講演スライド2枚
「行政のDX」
 

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  1. ピンバック: 267 行政のDX推進で目指すべきもの | 南谷 清司 羽島市議会議員南谷 清司 羽島市議会議員

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