2019/11/11午前に開催された羽島市下水道事業審議会を傍聴しました。羽島市内の下水道は平成12年度一部供用開始から18年が経過しています。市街化区域を中心に整備が進められ、平成31年4月のデータでは羽島市人口68千人に対して下水道普及人口は32千人で下水道普及率は約48%、その32千人の内の下水道水洗化人口は22千人で下水道整備区域内の下水道水洗化率は約69%、また全人口に対する下水道を利用している人口は約33%(22千人/68千人)のようです。将来的な財政シミュレーションでは、歳入の半分程度を一般会計繰入金等(毎年11億円~13億円)とする想定のようです。なかなかに厳しい状況です。
岐阜市では、この12月議会で令和2年4月から下水料金について平均改定率11.58%(値上げ)となる条例改正案が可決されたようです。今回の審議会資料によると羽島市はその岐阜市よりも安く、20㎥/月の使用料だと下水道料金は県内21市中安い方から2番目、高い方から20番目です。下水料金が安いのは良いことですが、逆に税金からの持ち出しも多いようでは、そのバランスについての検討が必要となります。岐阜県では広域化、共同化計画もあるようですが課題は多いようです。 ( HP表示回数 10,769 カウント )
ピンバック: 241 下水道料金適正化 | 南谷 清司 羽島市議会議員南谷 清司 羽島市議会議員